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ニッチな人を目指そう・「見え方」と「見せ方」のおはなし

英語脳の作りかた、ダイエットにおける優先事項、筋トレおじさんの自宅トレ術など、まじめな(?)内容を書こうと思っていたのですが、自分への罪悪感に耐えられず、この内容で書くことにしました。
 
『意識高い系になれない筋トレおじさん』の記事中でも少し触れたのですが、私自身は決してストイックな性格ではなく、どちらかというと『低きに流れる』タイプの人間であるという自己分析をしています。
しかし、筋トレ“も”している本当にストイックな人が、世間に「筋トレをしている=ストイック」というイメージを広めてくださったお陰で、本来ストイックではない私も、周囲からストイックなキャラと認識されることがあります。すみません、謝ります。
 
 

1.他人からの「見え方」

「筋トレしている=ストイックそう」と同じように、「黒髪ロング=清楚(要検証)」、「MacBookを使っている=おしゃれ(要検証)」など、(実際はどうか別として)趣味や見た目、所作からプラス(?)の印象を持つ・持たれることがあることは、ご同意いただけるとおもいます。逆のパターンもありますよね。「ヒゲを生やしている=清潔感がない(そんなことありませんよ)」と考える人もいます。
 
「人は見た目が9割」ではありませんが、特に、深い関係を持っていない人に対しては、見た目や話し方、趣味、行動様式、もっている資格等から連想されるイメージから評価、判断するものです。これが複数人から行われ、一人の人物像、評価が出来上がっていきます。


 
2.他人への「見せ方」

この「見え方」はコントロールできます。上記の「見え方」の逆をすれば良いだけです。同じ例を使うと「おしゃれに雰囲気を出したいからMacBookを使う(これは納得感ない)」、「清楚な雰囲気を出すために、黒髪にして髪を伸ばす(要検証)」となります。オシャレと同じ原理です。日常生活の中で無意識に行っています。
 

3.ふつうの人ほど「見せ方」が大事

ここからが本題になりますが、ふつうの人ほど「見せ方」がパワーを発揮します。医師、弁護士資格、アスリートなどは、その職業自身にブランド力があり、「見せ方」に拘らなくても勝負できます(もちろん、それぞれの世界や、強者がぶつかり合う天下一武道会では、当然「見せ方」は必要です)が、ガッキーのような美貌、コナン君のような聡明さ、ミスターサタンのような幸運を持ち合わせない、ふつうの人にとっては「見せ方」を意識して他人と差別化を図ることは非常に有効です。
 

4.「見せ方」にこだわることを恥じる必要はない


もちろん、ほかの人と同じで良いというのも一つの考え方です。また、『意識高い系になれない筋トレおじさん』の中でも少し触れたように、「見せ方」ばかりにこだわっている人に対してネガティブな感情を持つ人は多いと思います。私自身、「上辺だけ、言葉だけ立派で、中身、行動が伴わない人」にはマイナスな印象を抱きます。
ただし、これは程度の問題だと考えています。何を成し遂げようとするときには、多少背伸びをして、高い意識をもつことは不可欠です。
同じ水準にいると思っていた人が目立っていく様子を見て、「意識高い笑」と嘲笑するくらいなら、自分自身もちょっとの努力、工夫で差別化を図った方が精神衛生上も健康だとおもいます。

5.「見せ方」を変えるだけで人生が変わる可能性もある


ちょっと「見せ方」を変えるだけで生活、キャリアが大きく変わる可能性があります。これは私の話ですが、私の場合、「ストイック」、「英語を頑張っている」という「見せ方」をしたことでキャリアが変わりました。留学、海外在住経験もない私は海外人材として採用されていないはずですが、この海外でもやっていける人材という評価となり、(本当に正しい選択だったのか否かは、今後の人生で判断していくとして、)結果として米国、中国で働くキャリアを歩むことになりました。
 

6.就職活動、むかしのはなし

ふと私自身の就職活動を思い出しました。自己紹介記事でも書きましたが、私自身は、本チャンの体育会系でもなく、留学組、コミュ力お化けでもないふつうの文系大学生だったため、いつもどうやって差別化すれば良いのか迷っていました。また、そもそも自分の「見え方」もわからないという問題もありました。
そこで私は、伝えたいメッセージ(主体性がある、諦めない、リーダーシップなど)を込めたいくつかのエピソードを用意しておき、それらエピソードを軸に面接を進め、面接最後「質問・最後の一言タイム」の際に、「私に対してどのような印象を持ちましたか?」と「見え方」を面接官に直接聞いていました。そして、もし伝えたいことが伝わっていなければ別のエピソードを使って補足したり、違う側面をアピールしたりしていました。
実績、経験に関する会話が中心となる転職面談では全く同じ手法は使えませんが、“ポテンシャル採用”の就職活動では使えるテクニックでしたね。
 
念能力が前提となる天空闘技場の200階クラス以上になると話は別ですが、ふつうの人にとっては「見え方」と「見せ方」が大きな武器になる、恥じることなく使っていきましょう。というおはなしでした。

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ではでは。

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