「誰の役にも立てないかも」という考えの方がよっぽど役に立たない。【気付けば100note🎉】


このnoteはかねけん初の投げ銭noteになっています。投げ銭という形式なだけで、全文無料で読めます。スキが溢れたとき、投げ銭をしていただけたらとても嬉しいです!


このnoteで僕は100noteを迎える。


最近、フォロワーの方々の『30記事達成したぞー!』や『100記事目!!』といったおめでたいご報告を目にする機会が増えて、「自分はどのくらい書いたのだろう〜」と気になっていた。


月別という項目をタップして確認してみると…昨日の時点でなんと、99のnoteが公開されていたようだ。我ながらベストタイミングがすぎる。


ということは。僕の計算が間違っていなければ、このnoteをもって、100note達成となる。クラッカーとか貰えるのかな。


タイトルにもある通り、本当に"気付けば"という感覚だ。いっぱいnoteつくらなきゃという感覚になったことは、幸いなことに、一度もない。


今日のnoteでは、そんな気楽にnoteを楽しんできたかねけんがnoteを書く上で大切にしている7つの考え方についてお話ししたい。1つでも役に立っていただければ光栄だ。(※このnoteはかねけん史上初めてとなる目次機能を搭載している。最先端!)


僕はセブンルールという番組が大好きなので、リスペクトから"7つの考え方"とさせてもらいます。セブンルールは色々なスペシャリストの考え方に触れられて、見た後に「なんとなくスペシャリストになれたかも」という気持ちになれる素敵な番組です。オス&スメです。ぜひ。※このnoteはそんな気分には慣れません。「なんとなく僕・私の日常って楽しいかも」って思っていただけたら幸いです。


🐶


1 一番のファンはいつだって自分自身


noteを書き始めた頃、読んでくれる方はほとんどいなかった。通りすがりにスキを伝えてくれても、もう二度と戻ってくることはなかった。もちろん、それでも嬉しかったのだが、なんとなく満たされない気持ちでいた。そうして、noteを作ることが日に日に嫌になっていった。


「はあ〜僕は文章かくの下手なんだなあ〜きっとnoteが向いてないんだな〜〜」


そう悩んでいた時、大学でこんなことを習った。


「認知の歪みはいつだって自分の歪んだ考えからきます。自分の歪んだ考えというものは、『今』の『この瞬間』をきちんと見つめていないから生まれてしまいます。例えば、失敗をしてもうダメだと自分をせめている時は、失敗の原因を過去の自分にばかり起因して、失敗し終えている『今』の自分についてはちゃんと見てあげられていません。そして、その行動は将来の失敗を招き、また自分を責めることに繋がってしまうのです。」


僕は、いきなり冷水を浴びさせられたかのような気分になった。


「そうか、そうだったのか。自分は『今』の自分をきちんと見つめてあげられていないから、『今』どうしてnoteが見られないかも、『今』どうしてうまく文章がかけないのかも曖昧なままになっている。その結果、モチベーションが下がってしまっているのか。」


それからというもの、僕は、まず『今』の自分の状況を見つめてあげられるように、自分のために何かできることはないのかと考えるようになった。紙に書きたいことを書き出してみたり、スペシャリストのnoteを読み込んでみたり、妹に自分の文章を読んでもらったり……。


しかし、なかなかしっくりこない。どれも惜しいところまではいくが、自分のモチベーションに結びついているような感覚には至らなかった。むしろ、他人の能力と比べてしまい、自分の拙さに落ちこんでしまうこともあった。


そうして、どうしようもなくなって、空間に向かって呟く。


「もっと、僕にもファンがいたら楽なのになぁ〜」


……ん??


呟いた自分に驚く。それが一番の望みだったのか。案外自分の望みを自分は分かっていないものだ。『今』を見つめようとしていた『今』だからこそ、自分の呟きから、モチベーションへのヒントを見出すことができた。


とは言っても。ファンを急に出現させるなんていう魔法は現実世界には存在しないじゃない。


僕は、一進一退を続けながらも考え続け、ある結論にたどり着く。


『今』を意識することで自分の呟きをきちんと拾い上げてくれた人物、言い換えると、物凄いファンが『今』の『この瞬間』僕の中にいるではないか。


……そう、自分がいた。


確かに、ファンを急に出現させるなんていう魔法は現実世界には存在しないけれど、ファン歴20年以上の、古参中の古参を表舞台に立たせることは魔法の杖を握るよりも簡単なことだ。


この一見簡単な真実に、迂回に迂回を重ねたどり着いた僕は、僕のファンとして、自分のnoteを何度も読むし、時にはスキだってつけるし、声に出して「うまい、うますぎる」と褒めるし……ファンとしての活動を絶えず行うようになった。


すると、不思議なことに、0に等しかったnoteへのモチベーションが鰻登りに高くなっていき、次から次へと書きたいことが溢れてくるように。


僕の第一歩に必要だったのは、うまい書き方でも誰かからの評価でもなく、自分からの甘い褒め言葉だったようだ。


🐶


2 🐶


文章を読むことは好きだろうか?


きっと多くの方が好きと答えるだろう。ここは「読む」プラットホームであるからだ。


では、文章を読むことは得意だろうか?


先ほどは「好き」とすぐ答えられた方も、これには少々頭を悩ませるのではないだろうか。少なくとも僕は、悩む。そして「得意ではないかもしれない」という感情に至る。


なぜなら、僕は文章を流し読みすることが苦手だし、集中力もそんなにない方だ。noteをやっていることで改善されつつはあるが、未だにとんでもない長文は全部読みきれないし、文章を理解しながら早く読むことができない。


その原因は僕に「一度読み始めてしまったら止められない」という考えがこびりついているから。休憩せず、息継ぎもせずに、文章の海を渡り切ろうとする感じだ。


僕と同じような感覚の人がどれくらいいるかはわからないが、「自分の一番のファンがこんな状態ではいけない。なんとか対策を取らないといけない。」と思った。


そこで思いついたのが息継ぎをする場所を作成すること。その重要な任務を僕の大好きな絵文字に託すことにした。


よく読んでくださっている方は、否が応でも目に入る機会が多いであろう🐶。これは「ここまでで辞めちゃってもいいし、しおりのような感覚でまた戻ってきてもいいよ。なんなら、ここで一回お茶とか飲んでもいいよ。」という気持ちを込めて置いていたのだが、伝わっていただろうか。


🐶


3 誤字は訂正しない


えっ?これ本当??と思う方が多いだろう。


もちろん全部が全部訂正しないというわけではないが、基本的には本当のことだ。誤字を見つけても訂正しないことが多い。


例えば、投稿した日に何度も読み返していて気付いた誤字や、後日読んでいてあまりにも変だったり不適切だったりした誤字に関しては、訂正をする。それは、読んでくださる方への最低限の礼儀だと弁えている。


しかし。投稿した翌日以降にちょっとした誤字や言い回しのミスに気付いたとしても、僕はあえて訂正していない。


最近で言うとこれ。伝わるだろうと思ったので直していない。一番のファンは見つけた時に吹いていた(笑)


スクリーンショット 2020-07-01 15.46.04


見つけていない方がいたら、ぜひ探して欲しい。そして、「ロコナってなんや。また新たなウイルスが見つかったんか?」と心で突っ込んで欲しい。


なぜ、こんなことをするのか。これには2つの理由がある。


1つ目は、よく読んでくださる方がクスッと笑って欲しいから。


2つ目は、それも自分だから。というより、それが自分だから。


僕は、読者の方へのメッセージや挑戦状、完全ではない自分を受け入れていく一つの方法として、間違いを消していない。間違いは受け取り方によったら、成功にもなり変わるし、誰かの笑顔にもなり変わると信じている。


もし完全な理想像に苦しんでいる方がいたら伝えたい。「それも人間らしくていいじゃない」と。


🐶


4 中途半端な記事は出さない


いや、さっき誤字は訂正しないって言ったばかりやないかい。あたまおかしいんちゃうか。


ごめんごめん。一番のファンに指摘されてしまった。


確かにそこに関しては緩いんだけど。僕が言いたいのは、内容のこと。


例えば、僕のメインマガジン『大学生の日常♂』は特に"起起転転結"の構成を軸としている。始まりを長く、転を増やし結をしっかりとするという感じ。これは基本的に崩さない。


もちろん、この型に当てはまらない時もあるけれど、読んでいただくからには、「読んで良かった。無駄じゃなかった。」と思っていただける文章を心がけることに変わりはない。


コメントやスキをいただければ、反応が分かり、「中途半端じゃなかった」ことが裏付けられてとても嬉しいけれど。まずは、一番のファンである僕を納得させなければならない、と思っている。


そのために、「時間がないから」とか「疲れたから」という言い訳をつけて手抜きなnoteは作ることはしない。


🐶


5 一つだけ不安になる


僕は基本的に不安しいだ。すぐ不安になってしまう。ひとつ不安が解消したとしても、次から次へと不安のタネが出てきてしまう。


例えば、1週間後にプレゼンを控えているとすると、その1週間はずーっと緊張しているし、かと思えば、次から次へと出される課題にも、上手くできるか不安になってしまう。


もう、この不安しいは直すことができない、と感じる。そういう性分なのだと、直感的に分かる。


では、どうすれば楽に生きられるのだろう。そう考えたときに一つの光が見えた。


不安を抱えて生きる、ただし一つだけ、という考え方。不安を抱えてしまうという性分と不安を抱えることが嫌だという確かな意思との妥協点。


言い換えれば、一つだけ不安に思ってもいいけど、それ以外は思わないでね、という自分への約束だ。


そして、その一つだけの不安がなくなってきたら、また別の不安を抱く。こうすることで、それ以外の不安がみみっちいものに思えてくるし、極論、だんだんと不安を抱くこと自体がめんどくさい気がしてくる。


で、これとnoteの何が関係しているかというと。


僕は、noteに対しても不安を抱くことがあった。「上手くかけるだろうか」とか「僕のnoteって誰の役にも立たないかも」とか。


一番のファンである僕が納得すれば良いという話だが、それでは上手くいかないときもあるわけで。


そんなとき、noteに関して一つだけ不安になることを許すと、他の不安がなかったかのような気分になる。本当に不思議な話だが、現に起こっていること。


最近の僕のnoteでの不安は「読み応えあるかな」というものだけ。これに対して僕は「1800字以上書く」という対策を施すことで事なきを得てる。その他の文章のテクニックだとか内容の充実だとかは後回しだ。


6 ありのままをまどろっこしく


僕のnoteでは基本的にありのままの日常を描いている。そんなことまで書くのってくらい丁寧に。悪く言えば、まどろっこしく。


「美味しい」という感情一つ取り出しても、さまざまなバックグラウンドや大きさや現れ方がある、と思っている。


例えば、お昼に寿司を食べて美味しいということを表現するとき、


「今日のお昼の一大イベントに備えて朝はあんまり食べなかった」「午前の授業中はお寿司のことしか考えていなかったからか、教授の顔がマグロに見えてきた」「頭の中で天使と悪魔が戦っている。今は授業よ、いいやお寿司のが大切だぜ、と。」


などとメインに行くまでの感情の昂りを素直に、けれど少し遠回り気味に書いたあと、


「ついにあの、宝物に、ひかるネタと目があってしまった。」「僕も回転する皿になってしまいたいくらいだ。」「何分も吟味した挙句、今日の教授の顔を手に取る。」「まだ生きてるの?ってくらいに新鮮な匂いが鼻をつく。」「気づけばものすごい勢いで口いっぱいに旨みが広がっている。」


とやっとのことで食べる動作にありつき、


「はぁ、幸せ。おいしすぎる。」


とここでやっと本文章のメインディッシュともいえる「美味しい」という感情が言葉になって現れる。


きっと、言いたいことをまとめてしまえば、3行くらいで終わってしまうような、くだらない日常だろう。


しかし、こうして、長々と丁寧に、自分の感情や動作一つ一つと向き合っていくだけで、どうだろうか。そのくだらないが少し価値あるものに感じられないだろうか。


僕はそんな『価値を持ったありのままの日常』をシェアしている、つもりだ。


🐶


7 「ありがとうございます」


謙虚でいること。


とても大切なことだと思う。謙虚に振る舞うことで、自分の知らなかった世界が見えてくるし、自分が知らなかった自分に出会えることがある。


例えば、自分は全知全能だと思い込んでいる人と自分は何もできないと思い込んでいる人。どちらの方が知識の吸収率が高いだろうか。極端な例ではあるけれど、一目瞭然で後者の人だと分かるだろう。


後者の人は自分ができないからこそ学ぼう、知ろうとして、沢山のことに触れていくが、前者の人は、全知全能のプライドからなかなか自分以外の考えを受け付けない。


前者のような心持ちは自信を持つ上では大切かもしれないが、誰も何かを教えてあげようという気持ちにはなれない。


このように生きる上で大切な謙虚さだが、「謙虚でいます」と心で念じているだけでは、世界は変わらないし、変えることもできない。


そこで魔法の一言の出番だ。


「ありがとうございます」という感謝の言葉である。感謝の気持ちを発して誰かに届けることで、相手を幸せにできる上に、謙虚でいることを大切にしていると体現できる。そして何より自分が謙虚でい続けるためのモチベーションとなる。


noteを続ければ続けるほど、僕は読んでくださるみなさんへの感謝の気持ちが強まっている。


思っているだけでは感謝は届けられないし、世界は変えられないので、noteを通してきちんと言葉に表すこと(できれば声に出したい)を心がけていきたい。


🐶


みなさん。


いつも読んでいただき「ありがとうございます」


みなさんのおかげで100noteにたどり着くことができたのだと、心から思っています。


これからも、大学生のちょっと笑えちゃうくだらない日常や大学生ならではの気付きをたくさん表現できたらなと考えています。どうぞ、よろしくお願いします。


🐶についてきてね🐾🐾🐾








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