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【隠れ迷作4選】デスレースだけではない帝王ロジャーコーマン監督生んだB級映画作品まとめ
「B級映画の帝王」の訃報が先日届いた。
ロジャーコーマンとは
1950年代から低予算を強いられる環境で100本以上の映画を製作、プロデュースし、その果てについた称号は映画界の帝王だった。
当時は映画製作における環境も全く整っておらず労働組合もなかったために、若い俳優や監督を目指すスタッフらは手当もない状況でコーマンはそこを利用して起用しまくったらしい。
それが低予算制作の成功と後年称えられ
アイドル化したゴジラを再び予測不能な脅威に原点回帰させた【映画「ゴジラ-1.0 マイナスワン」】
アマプラにてテレビ鑑賞してもアカデミーの舞台で視覚効果賞を受賞した意義は納得できる作品だった。個人的には視覚だけでなく音にもこだわりを感じさせられた。
音と視覚で存分にゴジラの恐怖を久しぶりに味わう作品だったと思う。
正直ストーリー自体はいうことはないが、ゴジラシリーズがアマプラに追加されたことで初代ゴジラの原点を垣間見ることができたのでその辺を語ろうと思う。
もしこれからゴジラ-1.0を見
ガンダム史に残る不正解エンドだが貧困問題を浮き彫りにした意欲作【鉄血のオルフェンズ】
ミームでしか知らなかった鉄血のオルフェンズがアマプラで追加されたのでようやく観ることができた。
2期からがひどいと聞いていたがその噂通り実際に観ていると唖然として終盤の畳みかけを迎えることとなる。
キャラの扱いや脚本の作りなどの制作観点から批判が多いのは理解ができるしそのことも書くとは思うが、敢えてこれを一つの意欲作品として向き合った上での視点でも語りたい。
完璧すぎて言うことがない1期
ガンダムSEED DESTINYだけなぜつまらなかったのか。【SEED FREEDOMの役割】
ガンダムSEEDFREEDOMの公開を機に過去作も配信で届きやすい距離に来たのでようやくみた。
SEEDからDESTINYまで約100話分あるがあまり興味ない人は総集編でも十分だろうと思う。フルで観ても結局混乱することも多い。
最初に全部観た感想としてはSEEDは面白かったがDESTINYで続編の結び方をミスりまくってたのは否めない。当時考察の発信なんて流行ったたら誰も報われないシリーズだった
ネトフリ実写版を踏まえて読む新一とパラサイトの共生【寄生獣】
先日ネトフリにて寄生獣 ザグレイが配信され早々話題になっている。
自分はネットフリックスにも入っていないので予告でしか情報が見えていないが早速シーズン2も見える綺麗な出来なのはうかがえる。さすがサスペンスジャンルにも脂も載っている韓国制作なだけある。
ドラマの軽いネタバレも食らったのでそれも踏まえてもう一度原作を観たら一貫するテーマである人間とパラサイトの「共生」と共通する人間における振る舞い
キムハソンから学ぶアジア人内野手がMLBで活躍した方法
ソウルシリーズの開幕も控え韓国だけでなく日本などのアジア野球大国全体でMLBの開幕が盛り上がり始めている。
そもそもなぜソウルで開幕することになったのか疑問に思う方は下記の記事を読めば大体の経緯は分かると思う。
要約すると、
・そもそも大谷がドジャースに入団する前からソウルの開催は決まっていた
・パドレスにはキムハソンという韓国のスターがおりソウルの開催を望んでいた。相手がドジャースなのは歴
「子供嫌い文化」のアメリカが紡ぐ下手くそな継承物語【映画「トップガン マーヴェリック」】
トップガンマーベリックをアマプラで観た。
相変わらずのスタントなしのアクションやマニアのツボを突くような戦闘機やバイクの撮影は一作目当時にリスペクトしか感じられない作品で、ただただ面白かった感想は同じだった。
今作はそれから30年後のマーヴェリックが教官となり英雄となった彼が下の世代に教育していく設定になっていく。日本で言えば師弟関係、継承の話である。
作品全体の展開だけで見ればそこまで深み
【阪神タイガース】生観戦でしか見えないオープン戦9連敗していた理由と開幕までの不安要素
オープン戦9連敗していた阪神とロッテの試合を観戦しに行ったので、連敗していた理由と
生観戦する上で各選手についての個人的な見方と雑感を動画で語った。
倍速で作業用にでも聴いてもらえれば。
ちなみにオープン戦連敗していた理由については主にこの3点だったと思う。
詳しくは動画で語ってます。
フェリーニ監督の鬱がそのまま剥き出されたカルト映画【8 1/2 (ハッカニブンノイチャ)】
一部の映画マニアから未だに愛され、映画監督からも模倣されているフェリーニ監督作品の映画を観たので動画で語った。
テレビ版エヴァのラストシーンもここから来てるとか。
初見ではラストシーンしか理解できない今作独特のテーマ性の理由を主に考えた。
サブスクでも観れるが短期間で追加されたり外れたりするので、たまたま見かけたら一度観ておくべきクラシック作品。