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ブレナムで5日間過ごす(めっちゃ良かった)【ニュージーランド放浪旅11】

ピクトンからブレナムまで車で40分前後。


一本の道でつながってるので

ぼくはピクトンの町外れにある道沿いまで歩き、

そこでヒッチハイクをはじめた。


■前回の記事はこちら。


至って単純な道のりで、この日のヒッチハイクは割と順調だった。

今までを振り返ると北島よりも南島のが難易度が低くやりやすい。
※あくまでもボク個人の体感なので一概には言えない。



この時乗せてくれた方々はインド人の夫婦。

NZに住んでからもう10年は経つとのこと。


インドに住んでいた家族もNZに引っ越しており、
現在は家族兄弟一緒にNZで暮らしてるとのこと。


永住権をGETするまでどれほどの苦労を強いられたんだろうかと内心思ったものの、想像を超える苦難を乗り越えて今があると、いずれにせよどこの国でも現地住民と同じ立場というかスタートラインに立つことであったり、様々なステップを上がり・壁を乗り越えてきた人達の熱意・優秀さ・努力の量には感心する。少なくともボクにはそのような熱意・意気込みというか力量はない。

過去を振り返ると10代の学力競争についていけず、それどころか情報過多過ぎて処理が追いつかないあまり、気がつけば一人置いてかれっぱなしだった。まるで駅のホームで一人取り残され、その先へ行くことも出来ず、誰にも相手にされないままただ時間だけが過ぎていく。何をしたらいいかもわからず、目指すべきものや本気で取り組めることが皆無に等しかったボクと違って彼等は本気で手に入れたいものは何が何でも得たいという熱意・野心が強い。これまでにNZで出会った外国籍のワーホリ勢や永住権を目指してる人はいずれも行動を惜しまないような人達が大勢いるといった印象である。
※もちろん人による。



車内で色々話しをし、ようやくブレナムについた。


街にあるスーパーで下ろしてもらい、しばらくしてからボクは次の宿へ向かった。


宿に着いたものの、

扉が開かない。


宿の裏口へ周ったら2人くらいの男性が居たものの、話を聞けばどうやらチェックインの際はオーナーに一度メールか電話しないといけないらしい。

CメールというかWhat's Appでメッセージを送ったら5分で戻るとのこと。
しかしその直後電話が鳴った。


宿のオーナーからだった。


電話に出たものの、ぶっちゃけ英語での電話対応は大の苦手である。

宿のチェックインに関することで幾つか聞かれた。


途中全然聞き取れなくて相手に不快な印象を与えてしまったかもしれない。
これについてはボクの英語力不足でもあるが、一応簡単なフレーズなら何とか聞くことはできた。とりあえず5分で戻るから待っててとのこと。


めっちゃヒヤヒヤした。


その後オーナーである女性が来てくれた。

わりと気さくな感じで特に何も不満は持たず、親切に対応してくれた。


今回泊まった宿は一泊2500円程度でNZにしては思いのほか安かった。
これまでブッキング・ドットコムで各国の宿について調べるも、オーストラリアやフランス、ドイツなどの先進国はどんどん値上がり傾向で、かつて泊まった宿も今では一泊4000円以上にまで上がっていた。


もちろん時期にもよるし、場所にもよる。



少しゆっくりしたいというか単純に動画編集の続きをしたいと思ってた。
同時に街の景色をいくつか撮りたいと思ってたので、ボクはブレナムで5日間滞在することにした。


NZは4/24までの滞在だったが、思いのほか早く南島に着いてしまったため時間というか日数を消化したいのと、途中天気が不安定との予報があったので、やり過ごすことも兼ねてこのホステルで泊まることにした。



ボクのようなバックパッカーもいたけど、宿泊客の内8割近くはワーホリで来てる人が多かった。アメリカ・イタリア・フランス・ドイツ・その他世界各国の30歳以下の男女がこのニュージーランドへ訪れていた。


どこかのんびりとした雰囲気というか何となくヒッピー感の漂う宿であり、宿泊客もまた雰囲気の柔らかいというか人当たりも良く、割と楽しく過ごすことが出来た。


特に印象的だったのは19歳のドイツ人の青年。

高校卒業後はギャップイヤーを経てワーホリビザを使ってNZに来てるとのこと。

ギャップイヤーとは、学生が入学前や卒業後などに社会体験活動を行う猶予期間のこと。

近年のイギリス、EU諸国、オーストラリア、カナダにて「大学入学許可証を持った高校卒業者がすぐ大学や専門学校に入学せず、およそ1年間の人生経験を積んだあとに改めて入学する」という意味で用いられています。


日本では馴染のない制度で、この話を聞いた時日本でも設けるべきだと感じた。意見は人それぞれだが、人生における自らの可能性を探求することであったりチャレンジしやすい社会を作る上でもボクはギャップイヤーを日本でも浸透するべきなんじゃないかなと内心そう思った。


というわけで今回はこの辺で終わりにします。


ありがとうございました。

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