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【「地方創生×映像」の親和性の高さについて】信濃町に暮らすということー梅雨・後編ー

今回の記事は、梅雨後編の信濃町。
標高の高い信濃町でも、最近の夏は暑い。梅雨が明けて、だんだん夏に向かっていく、この季節も大好きだ。
今回は、東京からのゲストと2日間にわたって信濃町を巡った。巡った、といっても、ただの観光ではない。「実家(ペンション)のプロモーション映像の撮影」という大きなテーマがあった。


挑戦したかったこと。

実は、昨年の9月から今年の4月まで映像の撮影、編集、納品までを一括して勉強できるスクールに通っていました(この映像スクールについてはまた別の記事で)。

「長野の映像つくりませんか?」

「ぜひ、やりましょう!デビュー作、作りましょう!」

映像スクールで偶然知り合った方からお誘いをいただき、今回の弾丸信濃町撮影旅が決まりました。

はじめは、長野県内でドキュメンタリー映像を撮影するという計画でした。
しかし、テーマ、密着先、発表先など、なかなかうまく進まずの状況。そんな時、「それなら、仲田さんの実家のペンションのプロモーション映像撮りましょう!」と。

そもそも私が映像スクールに通うきっかけになったのは「地方創生と映像の親和性がめちゃめちゃ高い」と感じていたから。で、いつかは信濃町の映像や、実家の映像を作りたいな、思っていました。そのタイミングで今回のお話。乗るしかないと判断し、すぐに計画に取り掛かったのでした。数回のオンラインミーティングを重ね、いよいよ撮影へ。

「じゃあ、明日、朝5時、家まで迎えに行きます!」と。
(お互い釣り好きのため、朝早いことには何も抵抗がありません笑)

撮影当日、ワクワクしながら迎えの車に乗り込み、信濃町へ。

東京から約3時間半。車内で最後の打ち合わせ。

取材・撮影を通して感じた信濃町の魅力。

そもそも、映像を作るには「企画書」「絵コンテ」「ショットリスト」「スケジュール表」、、、等々さまざまな準備が必要なのですが、そのあたりは、オンライン会議で詰めていたので、あとは撮影するだけ、の状態で向かった信濃町。
信濃町に到着してからは、ひたすら撮影。ミリ単位でカメラの位置、構図を調整しながら、同じカットを何度も何度も撮影。お互いが納得いくまで。
でも、スケジュールの中で全て撮りきらなければならないため、時計も見ながら。

今回撮影したところはざっくり、実家であるペンション、農家さん、黒姫高原、野尻湖など。

文字にすると少ないですが、2日間でこれらをしっかり撮影するとなると、想像以上にとタイトでしたね。。。(日程を組む時は余裕を持つことが大事だと大変勉強になったことでした笑)

どれくらいタイトだったか、文字で説明するよりも写真で感じていただいた方が早いので、ご覧ください。これくらいタイトでした!笑
そして、レンズを通して見る自分が思っていた以上に美しかった。

同級生が管理する、とうもろこし畑からの眺め。黒姫と妙高が最高に綺麗。
ひたすら撮影。これは2日目の朝5時。
朝5時というめちゃくちゃなスケジュールに笑顔で付き合ってくれた同級生。
田んぼも撮影。
黒姫高原。写真だけでも絵になる。
野尻湖も撮影。僕は演者として、ひたすらSUPを漕いでました。笑
ドローンも登場。ぜひ映像をご覧ください!
チラッと。こんな感じで操縦します。
料理風景も撮影。
客室も撮影。
外観もしっかり撮影。
インタビューの撮影裏はこんな感じ。

いかがでしたでしょうか。こんな感じの撮影でした。
撮影の結果は、完成した映像を見てください。笑

実は、これ以外にも焚き火、星空の撮影もしたくて、計画していたのですが、天気に恵まれず。諦めきれず、星が見える場所はないかと、夜中の2時頃に町内を車で走るも出会えず(星よりも先に熊に出会いそうだったので諦めました笑)。今回の撮影で唯一残念だったことですね。笑

私は毎回、信濃町という場所が、いかに素晴らしい場所か、ということを書いていますが、映像にするのは今回が初めてです。今回は皆さんに、新しい形で信濃町の美しさをお伝えできるのではないかと思います。

映像にすると、文字よりも、写真よりも、伝えられることの幅が広がっていると思います。

「信濃町って、こんなに魅力的なところだったんだ」

今回の撮影を通じて、僕が一番感じたことです。
(映像はこの記事に最後の方にリンクを貼っています!)

関係人口の創出について考察。

「仲田さん、信濃町ってどこ撮っても絵になりますね」
「また信濃町に来たいです」

今回、一緒に映像を作ってくださった市之瀬さんに言っていただけて一番嬉しかった言葉です。
私は大学時代に「まちづくり」について勉強していましたが、その中でよく耳にした言葉が「関係人口」。

【関係人口】
「関係人口とは、特定の地域に継続的に多様な形でかかわる人のこと。よく、観光以上移住未満と例えられたりします。具体的には、兼業や副業などの仕事を絡めていたり、祭りやイベントの運営に参画して楽しむなどファンベースの交流を重ねたりするなど、さまざまです」
                  ※内閣官房・内閣府総合サイトより引用。

移住はしていないけれども、その地域に定期的に来て、帰った後もその地域のことを想う、今回、一方的に、信濃町の関係人口を新たに1人、増やせたと思っています。笑

従来の観光は、観光地に訪れ、宿泊して、有名どころを回って帰る、というものでした。しかしこれからの時代は、従来型の観光ではなく、目的地を訪れ、有名どころを回り、その上で、地域の人との交流や定期的な滞在を通じて、その地域を好きになってもらう。観光客が一方的に観光地を消費するのではなく、地域に来てくれた人も、地域に住んでいる人も、一緒に地域の明日を考える。そんな持続可能な観光や関係人口がこれからの地方を支えていく。私はそう思います。

映像×地方の可能性は無限大。

そして、完成した映像がこちらです!(市之瀬桂典=企画・撮影・編集)

(あ、映像見たからってここで記事読むのやめないでください!笑)
(最後の方にも良いこと書いてますので!笑)

いかがでしたでしょうか?

感想などございましたら、ぜひお聞かせください!
(「バージョン2」に向けての参考にさせていただきます!)

ちなみに、今回の映像を作ってくださった市之瀬さんは、私と同じ映像スクールを卒業されて、ビデオグラファーとして活躍されています!
撮影にかける思い、計画の緻密さ、充実した機材、映像のクオリティーの高さ、保証します!笑
「映像を作りたい!」という方は、連絡してみてください。もちろん、私を通じてでもOKです!

今回の撮影を通じて感じたことは、「映像×地方」の可能性は無限大だということ。スマホさえあれば、いつでもどこでも映像が見られるようになった現代。
美しい風景、食べ物、人の温かさ。など、田舎の強みを最も良く伝えることのできる表現の一つが、映像だと感じます。
少し枠の大きい話ですが、これからの地方創生には、映像を使わない手はない。むしろ、映像を使わなければ、地方が取り残されてしまう、とも思います。
逆に言えば、映像を上手に駆使すれば、あらゆるポジティブな効果が地方に流れてくるのだ、とも思います。

実は、私が企画・編集した映像もありますので、こっそり載せておきます。
こっそりですが、ぜひ見てください!笑


何よりも人。仲間がいちばん大事。

僕の記事でよく書いていることですが、結局、仲間が一番大事だと思うんです。
今回の撮影も、僕とカメラだけでは成り立たない。
一緒に撮影してくれたビデオグラファーの市之瀬さん、パドリングスクールの石川さん、農家の吉田くん、食事シーンを撮影させてくださったお客様、そして母。
それぞれ皆さんの温かく大きな協力があったからこそ今回の映像を作ることができました。この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました!!
私が将来、取り組みたいと考えていることも、仲間の協力なしには実現できません。

まずは仲間づくり。

多くの仲間と出会い、語り、同じ夢に向かって進み、最後はみんなで笑う。私の人生の大きなテーマの一つです。

以上、ここまで、実家のプロモーション映像を撮影したというレポートでした!
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございます!

次回は「【アツく、信濃町を語る夜】信濃町に暮らすということー初夏編ー」です。お楽しみに!

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