【映画レビュー】告白 Confession
本日も読んでいただきありがとうございます‼️
そして初めての方、通りすがりの方、遊びに来ていただいてありがとうございます‼️
Netflixで「告白 Confession」を見たのでレビューしていきます。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいってみましょう!
どんな映画?
大学の山岳部OBで親友の浅井とジヨンは、16年前の卒業登山で行方不明になり事故死とされていた同級生の西田さゆりの慰霊登山の途中で遭難しそうになります。
足に怪我を負い絶望感に駆られたジヨンは、最後の言葉として浅井に西田さゆりを殺したのは、自分だと告白します。
ところがその直後、二人は山荘を発見し避難します。
死ぬ覚悟を決め大きな告白をしたジヨンだったが、浅井はジヨンの行動に疑問を持ち始めます。
誰が出ているの?
監督は山下敦弘さん、原作は「アカギ 〜闇に降り立った天才〜」などの福本伸行さんと「沈黙の艦隊」などのかわぐちかいじさんです。
脚本は幸修司さんと高田亮さんが担当されています。
主人公の浅井啓介役に生田真斗さん、浅井の友人で大学自体の同級生リュウ・ジオン役にヤン・イクチュンさん、浅井とリュウと同じ大学の同級生西田さゆり役は奈緒さんが担当されています。
視点が鋭い
思い切って親友と思っていた人に秘密を打ち明けて、後で気まずく貼っちゃったみたいなことは人生の中であると思うのですが、これの究極版といった感じのものです。
死ぬと思っていたから、打ち明けたのに生き残ってしまったが故にその後相手がどういった行動に出るのか?というところがきっかけになります。
ヤン・イクチュンさんがとても良かった
本当は親友だと思っていた人が、実はよくわからない人だったといった雰囲気が非常に大切な映画で、ジオンの役がしっかり機能しないと成り立たないのところを、ヤン・イクチュンさんの無表情な演技、そして時折ぶつぶつと話す韓国語など、頭の先から足のつま先まで、異様な雰囲気の塊のジオンをこれ以上ないくらいに演技されていたとても良かったです。
監督もやられているようですが、彼が出ている他の作品も見てみたくなりました。
細かい設定がうまく活きている
ジオンが遭難しかけた際に足を痛めていてあまり自由に動けないとか、浅井が高山病で目が見えにくくなっているといった、細かいけどごく自然な設定が、物語全体を通して重要な役割と機能していてるところも、緻密に計算されている感じで個人的にはこう評価な点でした。
物語全体も、なんとなく疑わしく感じている序盤のところから、ややもするとホラー映画のような感じでどんどん恐怖が迫ってくるところ、そしてラストに向けての大きな盛り上がりと、最後の意外な展開が息もつかせぬテンポで押し寄せてきてリズム感もよくみられました。
だからと言って、終始どんどん迫っていくルカというと、合間、合間に過去の3人の関係であったり、浅井と西田の関係の回想などもあり、絶妙な緊張と緩和の繰り返しが良かったと思いました。
まとめ
嵐という密室の中で、お互いへの疑念から親友の2人はどういう行動をとるのか、という非常に緊張感が溢れるスリリングな映画でした。
密室、登場人物も3名という設定から、舞台でやっても面白いと思いました。
今回は以上になります!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
それでまた次回、お会いできると嬉しいです‼️