冬休みを乗り切れそうにない君に、先輩は言いたい(正月投稿予定だったもの)

引っかかるのは、夏休みだけじゃない。だから、先輩伝えたい。君に。

まず、君にとって私は「できた人生の先輩」ではないけれど、そこらへんの人より珍しい経験をさせてもらった。必然的なのか、そういう運命なのか。

ありがちなエピソードは交えない。ありきたり内容なんてゴミでしょう。書店に並ぶエッセイすら飽きるぐらい内容が被ってる。こんなに情報が溢れかえった時代を生きる君にとって、私にとってゴミ=無駄時間。

ゴミ同然の話をわざわざここで話す気はないし、リメイクマガジンの物語も意味をなしにつくった訳じゃない。先輩は無駄が嫌いでね。

この記事が、そのまま必要なところに届くとは到底思えない。なぜなら、有名ではないから。立場も権力もない。ただの先輩だ。

そんなただの先輩だけれど、冬休みを乗り切れないと思っている君に伝えたい。

そもそも、冬休みなんて時間を乗り切る必要はないのだよ。乗り切ろうとしなくていい。心臓止まらないように、呼吸して、飯食って、寝て過ごせたらいいんだ。

「いやいや、そういう問題じゃないんだ!」って顔してるけれどね、極論そういうことなのだよ。

無理に笑うこともないし、他人に合わすこともない。君は君で居続けることを辞めなければいいのだよ。君が、生きていればいい。それだけで、すごいのだから。

「そんなの、精神論だ!」そう言われてもね、これは精神論でもなんでもないのだよ。理だから。

理を理解している大人は少ない。一度染まると、柔軟に変化ができないように人は構成されている。だから、手に負えない人間ばかりで生きづらい社会が構成されている。社会もまた、一度染まると、柔軟に変化ができない。

君は「生きてるだけですごい」といことを理解できるであろうか。君がなぜ、冬休みを乗り越えそうにないのか、直接聞くことが私にはできない。

聞いたとしても、答えは君が導きだす以外にない。結局は君が自身の「人生とやら」を攻略していく仕組みなのだ。誰でもない、君が、自身の人生を攻略する。

それは、どんな人間でも、自ら選択するべきこと。この時代に生きる者に与えられた権利なのだよ。どんな人間も、他者のそれを剥奪することは禁忌だ。

もし、権利を剥奪されているのなら、君は然るべき場所へ向かいなさい。文字も読める君なら調べることができるだろう。

ここまで偉そうに話をしたけれど、先輩も知らない世界がまだまだたくさんある。君に教えて上げれることはほとんどない。言っただろう?ただの先輩だってこと。

けれど、これは言い切れることがある。それは、君もまた誰かの先輩になるということ。顔も知らない、名前も知らない誰かの先輩になる日がやってくる。これは予言ではない。確実にその時期はやってくるという事実だ。

君が君で居続けることを辞めないことで訪れる時期。その時期まで、乗り越える必要はない。無理に笑うことも、誰かに合わせることも。ただ生きていればいいのだよ。

例え、先輩みたいに7年の歳月を無駄にしてしまっても。その反動を活かすことは可能だ。おかげで、無駄が嫌いになったりね。人としての権利を奪われ、それでも、それから這い上がる道を学ぶことができている。

君は、思いっきり叫んだことはあるか。腹の底から、思っていることを。泣きながらでもいい。やってみな。一瞬、未来の君が、未来で待っている姿がみえるはず。

冬休みを乗り切れそうにない君に、先輩は言いたい。君も先輩になる日がやってくることを。

※正月に投稿予定でした!!やらかした!

蝉緒

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