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羽ばたく羽があるのなら

すごく今、写真を撮りたいのですが、夏に向かう日差しだと、なかなか"もの"を撮りずらいのがちょっとしたストレスだったりします。面白いのは昔、外でスナップ的に写真を撮って頃は全くの真逆で、1月お正月の光 〜 10月頃までの光を美しいと感じてました。だから、秋冬からの光がダメだったんです。今は真逆で、あんなに嫌っていた秋冬の光を求めている自分がちょっと不思議だなと思います。それはすごい嬉しいことで、デジタルの時には光を気にするけど、フィルムだと光は特に気にしないって感じだったのが、秋のデジタルの光を好きだと思えたのは、けっこう、嬉しいんです。


そんなふうに、昔は嫌いだったことが気になれる瞬間ってのがあります。B型の人が苦手だったけど、憧れに変わったり、自分のコンプレックスを好きと思えるようになったり。ひじきもレバーも最高だと感じて、若さがこれほどまでに無敵なものだったのか知れるのかというのも。

  

羽があると感じれているうちには、飛んだ方がいいもんだなーと思うんです。だから、嫌だと思っている時は、別に飛ばなくてよくて、寝てていいんです。そしたらいつの日か、あっ、飛べるかもって思えるようになって、飛んでいくような。それって若い時に若さをいいとは感じないように、例えば「若さっていいな」って本気で思った時こそ、けっこう元気になるみたいな。そういう時だと思います。

その時の旬を楽しむのが、飛び立つことのような感じなのかなと。タンパク質を美味しいと接種するように、お煎餅を美味しいと思うのは、歯の健康と密接な関係があるのかもしれませんし、ホイップクリームたくさんのパンケーキを友達と食べることも、カップルでリゾート地に行ってパイナップルの花火のついてるストローを加えるのもそんなことのようにも思います。

いつだって青春ですね。





ランドリー・・・

どこか懐かしさを感じる、帰る場所としての「 写真 」「 道具たち 」を扱っております。

 [ ものがたり ] 盆暮れ正月となれば、何かをするためというわけでもなく、とりあえず帰ろうとする。でも「 帰ってきた 」と、心から深くそう感じられる場所へ、ふと帰りたいと思って振り返った時には、いつの間にか、もうその場所はどこにも無いと気づくこともある。そんな時に、何気なく撮っていた一枚の写真がその役割を果たす時があるように、家のどこかでなにか見覚えのあるような道具たちも、心の帰れる場所があるのでは?と思ったのでした。みなさんにとっての「ただいま」を、感じてもらえる体験となれたらと思います。




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