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【第7話】謎の封筒

 

彼の勤務時間は、
午前8時30分からだいたい午後5時30分くらいまで。


残業はほとんどないとのこと。
優良企業でほんっと!羨ましい。
さすが、エリート!
 




私はというと午前9時から午後5時30分までが勤務時間なのだが、
ここから約3~5時間の残業がある…
 
 


 
転職したいところなのだが、
もう勤めて5年。
中堅になって責任のある仕事も任されるようになった。



それに何が一番良いかって、
人間関係がとても良く、働きやすい。
プライベートもオープンに話せるような仲間がいる。
最高だっ!



 
  


ただ、このところ残業続きだったせいか、
頭痛が酷く、体調が悪い。
仕事ができる状態でもなかったため、
早退をさせていただき、アパートへ帰ろうとした。
 

 


(そういえば!
今日、かずくんも午前中で早帰りとか言ってたなぁ。今、アパートにいるかな?)
 
 



連絡しようとしたが、それすらも出来ないほど
苦しかったので、電車に乗り真っ直ぐアパートへ帰る。
  
 

駐車場にかずくんの車は停まっていない。
 
 
 

(あれ?かずくん、仕事終わってないのかな。)
 
 
 



部屋に入り、いつも食事をしている小さい丸いテーブルを見ると、グレー色の封筒が置いてある。
 
 
 


(なんだこれ?)
 
 


 
開封はしていないが、
かずくんの名前が記載されている。
それと知らない会社の名前が書いてあった。
 
 


 
(んん?)
 
 
 

 
少しパンを食べ、薬を飲んで
ベットへ入り横になる。
 
 
 
 
(んんん…
き、気になる!)
 
 


起き上がり私は、封筒を見ながら
携帯で会社の名前を検索してみるのである。
  
 

 


【えっ!ちょっと待って…】

 
 

 
  
 
 
【この会社、は、は、は、派遣会社じゃん。】




 
 

 

えっ?えっ?
かずくんって、大手企業のエリートじゃなかったの?



次回【第8話】真実

 
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今日も読んでくださり、ありがとうございました。
 
 
今日は疲れていましたが、
どうしても甘いものが食べたくなって
いちごあめを作ってみました。
 
 
砂糖に対して、少し水が多すぎたかな 笑
 
 
まっ!こんな日もあるよね(*^^*)
 
 
美味しかったです。
今日もお疲れさまでした。
ゆっくり休んでくださいね(^ー^)


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