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仮説を立てて挑み、誇りをもって生きる~霜里農場経営者金子美登さん逝去
9月27日午後、池袋から東武東上線急行電車に乗って埼玉県小川町へ行きました。24日に亡くなられた霜里農場経営者、金子美登(よしのり)さんのお通夜に参列するためです。
有機農業の里として小川町下里(しもざと)地区を国際的にも有名にし、2010年に日本農林水産祭むらづくり部門で天皇杯を受賞。町議会議員も長く務め、地域のために生きる篤農家でした。金子さんが農場で育てた弟子たちは全国で活躍しています
コロナ退治後、アルザスにまた行きたい
コロナ退治が終わって、自由に旅行ができるようになったら出かけてみたい町。筆頭はフランス・アルザス地方でしょうか。
写真は1987年に尋ねたコルマール付近の養豚農家。クレディアグリコール・アルザス金庫の融資部長さんが連れて行ってくれました。「アジアでは豚にキャッサバ食べさせて、生産効率がいいそうね」と聞かれても、何にも答えられない私に彼女はきっとがっかりしたことでしょう。
インタビュー後に
分葱の畑を見て考えたこと
昨日ふらり立ち寄った尾道市岩子島(いわしじま)のワケギ(分葱)畑です。見ていたら「ここは日本一の産地なんです」と生産者の農間富久ご夫妻が教えれくれて、摘み取ったばかりのワケギをたくさん分けてくれました。タマネギとネギのハーフです。うまそうですが、かなり強いニオイです。
もともとこのあたりの島はミカン畑だらけでしたが、農間さんによると、「みんなミカンばかりでは余って仕方がないというわけで、岩子島は
「競争できる環境」を望んだ農業団体
全国肉牛事業協同組合の理事長を16年間務めて今年8月に退任した山氏徹(やまうじ・とおる)さんを囲む懇談会を、29日夕、東京・内幸町の日本記者クラブで開きました。
日比谷公園を見下ろす場所にあり、窓越しにみる日比谷や大手町のオフィス街の夜景もなかなかキレイです。自民党農林部会長当時、政府、農業関係者との議論を積み上げて農政改革案をまとめ上げた小泉進次郎環境相も駆けつけ、山氏さんを労いました。
タフ・ネゴシエーター塩飽二郎さん逝く〜国際交渉を進めるときの One Voice の大切さ
Facebookへの投稿を転載しました。
1986年にプンタデルエステでウルグアイ・ラウンドの開始が宣言されたときは、農林水産省国際部長。米の関税化猶予を主に米国との秘密交渉で合意したのが1993年秋。開始から終結まで一貫して交渉に関わり、ジュネーブに通い続けた数少ない人物。私も記者として農林水産省を初めて担当したのが1986年でしたから米国による農産物12品目の対日ガット提訴に始まる貿易自