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木星のちょっと先あたりで
あのとき同じバスに乗ってなかったらとか、そもそも俺が宇都宮に来ることがなかったらとか、あの日バイトの予定を変えられなかったらとか。
まあ、全部たらればなんだけどね。
人生が偶然的か必然的かなんて、そりゃ考えたくはなるけど、いくら考えてもわかりっこないし、いくら考えてもわかりっこないことはとりあえずは考えないことにしようって、デカルトのおじさんも言ってたから、考えないことにするけど。
けど、
不安という機能、猿人のアイデンティティクライシス、信仰と芸術表現の起源。
以下、親愛なるI氏と話した内容の完全なメモであるが、読者のキミたちにも何かしらの考える契機となることを願って、少しだけキーボードを叩くこととする。
表現への衝動の根源、ひいてはそれへの焦燥について。
俺たちはなぜこんなに焦っているのか。早く何かを創出し、何者かになろうとして焦っているのか。毎時何かに追われながらも、それをこなせない己の弱さと怠惰さに幻滅し、憤怒し、失望しているのか。
そ