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文章を手直ししてはいけない理由

このノートもそうだが、
いつも自分の気づきや思ったことを
自分なりにノートにまとめている。

その時意識するのは
あまり頭で考えないこと、
そして手直しをしないこと。

そうすることで
読みにくい文章になることもあるが、
逆に頭で考えると見栄を張ったり
よく見せようといった欲が働く。

それはなぜか。

人間の意識領域は
無意識90%意識10%だからだ。

【8/25 追記】
※諸説あり、95%は無意識領域という説もある。
「マイケルポランニー『暗黙知の次元』」は認知心理学での無意識領域・潜在意識についての諸理論の泉源なので学術的にも優れている書物です。


皆さんも経験があるかもしれないが、
直感に従って行動したその瞬間は
良い選択かわからないが
「あの時直感に従っておいてよかった」という経験。

これは論理的にも説明できるし、
形而上学的な問題として扱われることもある。

どちらにせよそういう直感を司る無意識に
身を任せて生きるというのが
自分のスタンスでもあるので、
それが文章を書き上げるスタンスに
つながっているのかもしれない。


文字というのは人類史にとって
とても大きな意味を持っている。

このように文字として自分の思考を遺すことで
この文章を読んだ人が少しでも影響を受ければ
その人の中で自分が生きる事ができる。

これは人間の根源的な欲求である
「創造意欲」なのだろう。

人はいつか死ぬと考えると、
物質にいくら投資して執着しても
虚しいのは当たり前だ。

物質は必ずなくなるのだから。
(ビックバンが超高温・高密度の小さな点から始まりそれが膨張し続けてると考えると宇宙の全体の総量は変わらないので正確に述べると、物質がなくなるという表現は違うのかもしれないが)

そう考えると無くならないものはなんだろう。


思想や考えなど
そういった目に見えないものではないか。

これが人間が創造意欲を持つ所以ではないかと
考えている。

例えば自分の思考を遺し、
その思考をダウンロードした人間が
その思考を元に人生を生きれば、

間接的にではあるが
自分が死んだ後も
この世界で生き続ける事ができるという事だ。


頭に浮かんできたことを
このように書き記しているので、
まとまりがなく
読みにくい文章になってしまったかもしれないが、

このようなスタンスで
文章を創造していこうと思う。

吉田カオル


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