見出し画像

価値のある文章とは?

僕は心のままに文章を紡ぎ出したかった。

人の心を動かすような文章が書きたかった。

今それが書けているかはわからないが、
自分の心のままに文章を書くことはできている。


Webライターや広告のコピーのような
文章は書きたくない。

インターンをしていた出版社では
文章の型が決まっており、
まさにビジネス文書を書くことになった。

全く心は喜ばず、
正直誰でも書けるのではないかと思ってしまった。


たしかに自己満文章かもしれない。

でも読まれるためにビジネス文章を書きたくない。

薄っぺらい自己啓発本のような文章は書きたくない。


自分にしか書けないもの。


感じた感情、考えたこと
その時の気分から自然と出てくる文章は
その人にしか書けないものである

これからはそういった文章が価値を持つのではないか。


こういった文章は人工知能には書けない。

今現在、かなり精度の高い文章を書くAIが出現しているが、
本当の意味で人の心を動かす文章は書けないのではないか。


文章を書くフレームワークなどあるが、
それは結局AIでも書けるということだし、
誰でも同じ文章になってしまう。

だからと言ってこのフレームワークや
ビジネス文章を否定しているわけではない。

目的によると思うからだ。


ビジネス的に読者に伝えるときは
むしろ自分の好きなように文章を書いてはいけない。

しかし、創作意欲からつむぎだす文章は
型にハマり過ぎてはいけないと思う。


もちろん「守破離」という言葉がある通り、
ある程度の文法や語彙力は必要となってくるが、

感じたことや考えたことを
脈絡もなく書くことも大切だと思う。


正直、こうした文章は
多くの人に読んで欲しいとは思っていない。

もちろん読んでくれたら嬉しいが、
自分の創造意欲のままに書いているし、
それを読みたい人が読めばいいし、
興味のない人は読まなければいい。


しかしこうして自然と出てきた文章が
意外と人に響いたり心を動かすことを知っている。


だからこそ自分は
自分の感じたことや考えたとを率直に文章にする。


文章は手段である。

文章が苦手な人は、
音楽でも芸術でもダンスでも
自己表現すればいいと思う。


自己表現や創造欲求は人間特有であり、
これがないと人間の心は虚しくなる。


だから僕も創造行為は一生続けていきたい。


吉田カオル

頂いたサポートは、書籍代に使わせて頂きます!サポートをしてくださる方ありがとうございます!泣いて喜んでいます!