#読書感想文
本:もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら
古典から最新のサブカルまで、100種類の文体でカップ焼きそばのつくり方か書かれてます。
漫画やビジネスメール調も。
かなり幅広い範囲を網羅しているので、誰でもどこかで笑えるでしょう。
元ネタを知っている程楽しめます。何度も声出して笑いました。ここに書いてあるのに知らない人を後から調べたくらい。
私的に一番吹いたのは村上龍「限りなく透明に近いブルー」と、ロッキングオンの対談調。時代ですね…。
小説:悪いものが、来ませんように(芦沢 央)
(ネタバレ無し)
登場人物の顔が見えない小説だからこそ成立するストーリー構成!!
書店の、「あなたは絶対だまされる」的なコピー読んでても、ギリギリまでその謎がわからなかった。
ひょっとして?と思ったが、しかけがわかったところで、思わず二度見。
前から読み返しました。 登場人物の気持ち的なところは、まぁ、わかるかなーという感じ。 これは映像化不可能でしょう。
(2018/04/17 著)