この世には安易な救済方法は存在しない。

何かにすがり、起こるか起らぬか分からない「奇跡」をただひたすらに待つことは無意味。また、迷いや苦しみから抜け出すことも、ただひたすらに待つだけでは何も起こらない。この世には安易な救済方法は存在しない。ではどうすれば良いのか。それは、ごく普通の日常生活における「修身」を実践すること。修身とは、身を修めること。即ち、自分の行いを正しくするようにつとめること。行いの正しさは、自ら得とくするしかない。日々の経験、体験を積み重ねる中で、人間性を成長させる努力がやはり大事。「そんなことは百も承知。それが出来ないから神頼みになる」。そういう声が聞こえて来るが、こればかりは、近道はないということだ。覚悟して修身を信条に日々を真摯に努めよ。

そのことを肝に銘じ、今日一日を生きます。

有難う御座います。