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women’s health

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今まで、看護の大学で、助産の大学院で学んできたこと、感じたこと、調べたことを、まとめていきます🌻 少しでも、日々これからも元気でいたい、自分らしくいたい、と思う女性に寄り添える… もっと読む
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2019年6月の記事一覧

ジェンダーギャップとか、難しく考える前にできること

ジェンダーギャップとか、難しく考える前にできること

2019年6月25日、聖路加国際大学のホールでひらかれた
『女性が変えるグローバルヘルスと日本 自分が変わる、社会を変える』

グローバルヘルス、ジェンダーギャップ、男女不平等、女性蔑視、とりあつかうテーマは
日本社会のなかで置き去りにされがちで、焦点があてづらい大きなテーマだった。

でも、今回の講演は、そのような問題を気難しく、被害者的に訴えるのではなく、
★大きなテーマをよみとくためのキー

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産まないことは「逃げ」ですか?#読書感想

産まないことは「逃げ」ですか?#読書感想

産まないことは「逃げ」ですか?
吉田潮 2017年初版

作者、吉田潮さんは編集プロダクション勤務を経てフリーライターになった方だ。
20代で結婚、自身の浮気で離婚、30代半ば付き合った男性と妊活に対して思いが合わず、一度別れるが1年後に再び付き合い再婚、39歳で不妊治療を始め一度の稽留流産、そして夫と二人で歩むことを決めた。
24歳の私からすると、この先15年の女性の人生、想像できる部分と、で

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女性たちへ、媚びないで、自分の人生を#千葉敦子さん

女性たちへ、媚びないで、自分の人生を#千葉敦子さん

“女ってこんなにつらい!虐げられてる!” と被害者意識にこりかたまった、女たちの恨み節には同調はしないで、
相手や社会に不平不満を言うより先に、
同性(女性)も異性(男性)も、公平に、
まず自分がどうか、どうあったらいいのか、考えてみなさい、と叱咤激励している。

1989年、30年前の本、千葉敦子さん『寄りかかっては生きられない』は、
共感や同調、悩みの言い合い、戦いみたいな女性論とは異なり

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