かなちか

不定期に、書きたいことを書きたいように。 主に鬱や引きこもりを脱するために行動したこと…

かなちか

不定期に、書きたいことを書きたいように。 主に鬱や引きこもりを脱するために行動したこと、してることを、日記やエッセイのかたちで記録しているはずです。たぶん。

最近の記事

体重の調子が芳しくない話

 体重の調子とは何ぞや、という感じだが、摂食障害(のような、そうじゃないような)の話だ。  以前書いた気がしなくもないかもしれなくもなくもないけれど、メンタルクリニックの前主治医から、痩せてもいいが初潮時の体重を下回ってはいけないと釘を刺されている(無月経になる可能性が高くなるからなんだろうな、と今になって気づいた)程度には、体重の増減を気にしながら生きている。  今の主治医からはまるっとスルーされているためすっかり失念していたが、なんとびっくりあと数百グラムで約束の数値を下

    • ばね指になった話

       去年ガングリオンで整形外科にかかり、18Gというなかなかの太さの注射針でブスっとやられ、ぎゅうぎゅうと猛烈にコブを押されながら中身をちゅるっと絞り出した。  ぺぺっと塗られた麻酔は針を刺す時だけにしか効果を発揮せず、医者がグイグイ押してくる痛みにはまるで太刀打ちできていなかったせいで、非常に痛い思いをしたのをよく覚えている。痛すぎてちょっと愉快だった。  お医者さんの話や調べた感じからして、再発しやすく何度かちゅるっと出す必要があるかもしれないとのことだったが、幸運なことに

      • プライドと諦めの狭間でぐだぐだ考える

         認知が歪んでいる。そしてその自覚がある。  たとえば、私は学歴も学力も教養もなく、社会から逃げて生きてきた(生きている)ため、世界中の誰よりも頭が悪い。  だから私が知っていることを知らない人間は誰一人とてこの世にはいないし、私ができることは誰にだってできる簡単なこと。  仮に幼稚園児でも、私ができることは簡単にこなすことができる。  もちろんそんなわけがない。さすがに幼稚園児には真似できない技術をちゃんと持っている。車の運転とか。  だけど幼稚園児にできるけど私にはでき

        • 学力(歴)コンプと図書館と。

           本が好きだ。  でも読書が好きかと聞かれたら、素直に頷けるかどうかはわからない。  とはいえ本が好きだということは確かだ。装丁が凝っている本を見ると大はしゃぎするし、使用した紙の名前が巻末に書いてあったり、遊び紙に珍しい特殊紙が使われていたりすると歓声を上げて小躍りをする。  過去に数冊ほど同人誌というものを作ったことがあり、そのデザインや装丁を考えるのがとても楽しかった記憶もある。だからきっと、本という存在、物質。紙と、そこに印刷されている文字、というコンビにときめいてし

        体重の調子が芳しくない話

          胃カメラの定期検査をおしまいにしたかった話

           胃の内視鏡検査が好きだ。もちろんされるほうである。  胃酸による泡を抑える、見た目はポカリ、味はゲロゲロな薬を飲むのも、麻酔ゼリーを喉に溜めて三分間待機するのも、鎮静剤で強制的にぼんやりと微睡むのも、内視鏡が口から入り込んで喉を通過し「ムォン」となるのも、腹の中でカメラが動くことによって己の臓器の形状を自覚するのも、どれもこれもがいとをかし。  ただ、最後の念押しにされるスプレータイプの麻酔は喉がイガイガするから好きではない。なんだあれ。麻酔だ。  患部を激写した記念写真も

          胃カメラの定期検査をおしまいにしたかった話

          呪いの言葉を真に受けて呪われた大人になった(と思っていたけど、これを書いていたら呪われてると認識してしまう意識こそが呪いだな、と気づいてどうでもよくなった(と思い込む努力をはじめることにした)話

           親戚が嫌いである。  嫌いどころか憎んでいる。  ここで書くにはまったくもって相応しくない感情を存分に抱いている。  とにかく親戚が嫌いである。  小学生のころ、どの親戚からも言われた言葉がある。 「おうちのこと手伝って、お母さんを助けてあげてね」だ。  十歳にも満たない子どもが、親戚たちと顔を合わせるたびに毎回、『こっそり』と言われ続けた言葉がこれだ。多分五十回以上言われた。  きょうだい児に絶対言ってはいけない台詞だ。大人ならわかるだろう。故意犯か。  私は親戚を憎

          呪いの言葉を真に受けて呪われた大人になった(と思っていたけど、これを書いていたら呪われてると認識してしまう意識こそが呪いだな、と気づいてどうでもよくなった(と思い込む努力をはじめることにした)話

          外にパソコンを持ち出してみた話。

           先日、新しいノートパソコンを買った。  新しいといっても中古品で、値段は8,900円だ。  余計なスペックがあるとゲームや動画に気持ちを持っていかれて、本来の目的である文章書きをまったくしなくなってしまうので、メモリは4G、SSDは256GB。これでWindows11を動かしている。  しかしながらこれまで使っていたノートパソコン(便宜上先輩と呼ぶ)は十年以上前にAmazonにて39,800円で購入した、さらにさらにロースペックな代物。  メモリは2GのHDDが256GBと

          外にパソコンを持ち出してみた話。

          お洒落に対する罪悪感と躊躇と覚悟の話

           お洒落をする、ということに尋常ではない罪悪感とためらいがある。  それは過去にブスやら○○(いわゆる差別用語)やらデブやらと言われ続けてきたことにより、こんなに可愛くてお洒落な服を着るのは駄目だ、こういう流行りの服は似合わない、馬鹿にされるに決まっている、と信じ切ってしまっているからだ。  もちろん自分の中自体にも、似合わないものにお金を使うのは無駄だとか、この歳で垢抜けたお洒落を目指すのは手遅れなのだろうだとか、今さら見た目に気を遣ったところで意味がないとか、そういった考

          お洒落に対する罪悪感と躊躇と覚悟の話

          健全な肉体に宿った不健全な精神。

           前回行った採血の結果が出た。なかなか手こずった採血だった記憶がある。  泣いた直後に加えて寝不足と胃腸の不調で吐き気もあったため、なにかしら数値に影響が出るかもしれない。そんな、期待とも不安ともつかない思いで落ち着かない私を前に、先生は結果を見て放った。 「すごい! なんともない!」  普段は声が小さく話を聞き取れないことも多い高齢の先生が、こんなに溌剌と歓声を上げられることに、私はひどく驚いた。普段からそれくらいの声量で話してくれたなら、何度も聞き返したり、発言を推測で補

          健全な肉体に宿った不健全な精神。

          Twitterと少し距離を置いた話。

           最近Twitter(Xと呼び替えるタイミングを逃し、そのまま旧称を使い続けている)を見ないようにしている。  正確に言うと、Twitterの、ひきこもり生活やメンタル関係のことを呟いているアカウントを、だ。  サービス開始まもなく始めたアカウントなので、もう十年以上動かしている。  当初からの相互フォロワーさんも数名いて、仲良くしてもらっている。嬉しい。数人とは実際に会ったり通話をしたりした。嬉しい。  が、フォロワーさんの中には同じひきこもり、無職、精神疾患を縁として繋

          Twitterと少し距離を置いた話。

          メンタルクリニックと諦念と採血とあれそれ。

           主治医が変わってから三年が経過し、四年目に突入した。  四年通院をして思うのが、先生との相性悪すぎるな!? ということ。  以前の先生が阿吽の呼吸みたいな、ツーと言えばカーみたいな、とにかく話しやすいマブダチみたいな相手だったこともあって、今の先生は驚くほど合わない。父親より年上だというのも、たぶん原因のひとつだと思う。  が、こちとらお金を払って診察を受けてるんだ、少しでも調子が良くなるように積極性を持って受診しなければいけない! と気持ちを新たに、今現在考えていることや

          メンタルクリニックと諦念と採血とあれそれ。

          美容室の話

           美容室が苦手だ。正確には苦手だった。今は別に好きでも嫌いでもない。  若かりし頃は一丁前にサロンを予約して、一万円とかするカットをしてもらっていたこともある。年に一度も行かない頻度だったからこそ成せる技だ。  あと、初回クーポンがあるところをあちこち放浪していた。猫ちゃんがいる個人サロンにも行った。最高だった。猫ちゃんが。  けれど数年前、私は気づいてしまった。  高いサロンで切ったのと、スーパー併設の二千五百円で切ったのと、どっちもたいして変わらん、と。  そう、変わら

          美容室の話

          そうだ、コンタクトレンズをつけよう

           コンタクトデビューをするために、眼科へ行って参りました。  もう十年以上お世話になっている眼科で、数年前に白内障&角膜炎と診断され1ダースのヒアルロン酸点眼薬を処方されて以来、通院をバックレていたところです。  いやあ、行き難い行き難い。怒られるかしら……嫌だわ……大人になって怒られるとへこむのよね……とビクビクしながら、受付にて「コンタクトを作りたいんですけど……」とひと言。  喋りながら、コンタクトは作るのではなく検査をして購入するのだから、「コンタクトにしたいんですけ

          そうだ、コンタクトレンズをつけよう

          お誕生日ですが、今後一年の意気込みをどうぞ

          「そうですね、今年の誕生日はこれまで以上に『区切り』としての意味合いが強いように思います。  もちろんこれまでもそれなりに目標を立てて、今年こそは、今年こそは、と野心を持ったりもしていたんですよ。  でもほら、私って持久力……持続力って言うのかな、それがないじゃないですか。や、知らんがなって話ですね。でもほんとにね、ないんですよ持続力。  お正月に立てた目標もこれまでは三日でなかったことにしてましたし、ちょっと前向きになれることがあって、これから頑張ろうと誓った五分後には人生

          お誕生日ですが、今後一年の意気込みをどうぞ

          雑談と談笑と薬剤師さんと。

           先日の話。  私はお薬手帳のカバーを、薬剤師さんをはじめとする薬局のスタッフさんに楽しんでもらおうと、ちょいちょい小ネタを忍ばせたデザインで自作しております。  自作と言っても大それたものではなく、表紙を自分で描くとか印刷するとかその程度。  あまり凝った装飾過多なものだと迷惑になるらしいので、そのへんは抜かりありません。あくまでも地味に、かつ楽しくが鉄則。  で、そのカバーに反応をもらった都度マイナーチェンジやフルチェンジをさせて、せっせせっせと育てているわけです。もうか

          雑談と談笑と薬剤師さんと。

          2024年の目標を100個立てた

           もう1月も半ばだけど新年。  体感としては「もう」だが、気持ち的には「まだ」という部分もある。  そんな今年に目標をね、100個あげてリスト化しました。なんならこれからまだ増える予感さえもします。  とはいえその内容はというと、 ・散歩を楽しむ ・眉毛をちゃんと書く ・長時間ゲームをしない ・よく噛んで食べる ・定期的に掃除をする  などといった、目標というにもおこがましいものだったりするのですが。  長時間のゲームとかよく噛むとか、小学生みたいな目標ですよ。でも私は小

          2024年の目標を100個立てた