かなちか

不定期に、書きたいことを書きたいように。 主に鬱や引きこもりを脱するために行動したこと…

かなちか

不定期に、書きたいことを書きたいように。 主に鬱や引きこもりを脱するために行動したこと、してることを、日記やエッセイのかたちで記録しているはずです。たぶん。

最近の記事

美容室の話

 美容室が苦手だ。正確には苦手だった。今は別に好きでも嫌いでもない。  若かりし頃は一丁前にサロンを予約して、一万円とかするカットをしてもらっていたこともある。年に一度も行かない頻度だったからこそ成せる技だ。  あと、初回クーポンがあるところをあちこち放浪していた。猫ちゃんがいる個人サロンにも行った。最高だった。猫ちゃんが。  けれど数年前、私は気づいてしまった。  高いサロンで切ったのと、スーパー併設の二千五百円で切ったのと、どっちもたいして変わらん、と。  そう、変わら

    • そうだ、コンタクトレンズをつけよう

       コンタクトデビューをするために、眼科へ行って参りました。  もう十年以上お世話になっている眼科で、数年前に白内障&角膜炎と診断され1ダースのヒアルロン酸点眼薬を処方されて以来、通院をバックレていたところです。  いやあ、行き難い行き難い。怒られるかしら……嫌だわ……大人になって怒られるとへこむのよね……とビクビクしながら、受付にて「コンタクトを作りたいんですけど……」とひと言。  喋りながら、コンタクトは作るのではなく検査をして購入するのだから、「コンタクトにしたいんですけ

      • お誕生日ですが、今後一年の意気込みをどうぞ

        「そうですね、今年の誕生日はこれまで以上に『区切り』としての意味合いが強いように思います。  もちろんこれまでもそれなりに目標を立てて、今年こそは、今年こそは、と野心を持ったりもしていたんですよ。  でもほら、私って持久力……持続力って言うのかな、それがないじゃないですか。や、知らんがなって話ですね。でもほんとにね、ないんですよ持続力。  お正月に立てた目標もこれまでは三日でなかったことにしてましたし、ちょっと前向きになれることがあって、これから頑張ろうと誓った五分後には人生

        • 雑談と談笑と薬剤師さんと。

           先日の話。  私はお薬手帳のカバーを、薬剤師さんをはじめとする薬局のスタッフさんに楽しんでもらおうと、ちょいちょい小ネタを忍ばせたデザインで自作しております。  自作と言っても大それたものではなく、表紙を自分で描くとか印刷するとかその程度。  あまり凝った装飾過多なものだと迷惑になるらしいので、そのへんは抜かりありません。あくまでも地味に、かつ楽しくが鉄則。  で、そのカバーに反応をもらった都度マイナーチェンジやフルチェンジをさせて、せっせせっせと育てているわけです。もうか

        美容室の話

          2024年の目標を100個立てた

           もう1月も半ばだけど新年。  体感としては「もう」だが、気持ち的には「まだ」という部分もある。  そんな今年に目標をね、100個あげてリスト化しました。なんならこれからまだ増える予感さえもします。  とはいえその内容はというと、 ・散歩を楽しむ ・眉毛をちゃんと書く ・長時間ゲームをしない ・よく噛んで食べる ・定期的に掃除をする  などといった、目標というにもおこがましいものだったりするのですが。  長時間のゲームとかよく噛むとか、小学生みたいな目標ですよ。でも私は小

          2024年の目標を100個立てた

          婦人科に行ったら流れで子宮体がん検査をした話

           今年の頭から月経後の不正出血が続いておりました。  で、まあ、己の肉体には大して頓着もしていない鬱屈ジメジメ人間やめたいウーメンゆえ、当然のように放置していたんです。  そもそもお外に出るのも知らない人に会うのも怖いですし、お金もかかりますし。これ以上病院を増やしたら間違いなく破産する。不健康のコスパの悪さときたら!  が、その体調不良が母にバレましてね。母は婦人科系の疾病にまるで無縁な健康ウーメンなので、生理じゃないのに血が!? だめ! 病院行って! と慌てに慌て。  愛

          婦人科に行ったら流れで子宮体がん検査をした話

          自立支援医療の更新に行ってきた ~小五のときの担任へ向けた手紙として~

           謹啓、たくさんの雪を見飽きて久しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。  一月もまだ半分さえ過ぎていないというのに、街の気温はプラスの10度を超えています。溶けた雪で道路はぐちゃぐちゃ、水が染み込んだブーツの中は、さながら小さな湖です。  そんななか、えっちらおっちらお散歩がてら、自立支援医療の更新をするために地元の役所へ行って参りました。  マイナンバー制度がはじまってからこっち、所得証明書の発行をせずとも更新が可能となったため、家族五人分、合計千五百円の節約となって

          自立支援医療の更新に行ってきた ~小五のときの担任へ向けた手紙として~

          きょうだい児である

           自分が子を成せなかった場合、順当にいけば家族の中で最後まで生きるのは知的障害のある妹だ。  さて、どうしたものか。  私は3年ほど前までのメンクリの診察で、当時の主治医に心中をする予定であると告げていた。これは小学生の頃から決めていたことで、今も第1候補に変化はない。  施設には入れたくない。環境の悪さがその主たる理由。そこで嫌な思いをして生きるなんてことをさせたくない。これはエゴである。  しかし本当にいい噂を聞かない。実際見学や研修に行ったところはなかなかのアレだった。

          きょうだい児である

          寝ても覚めても妬ましや

           コンプレックスの塊です!  まずは学歴。小学校四年生で不登校引きこもりになり、それ以降勉強の類はほぼほぼしていないため、歴もなければリョクもない。  分数の足し算はできないし、長野県の位置もわからない。ついでに逆上がりもできない。でも一応高認は取った。コンプレックスはまったく解消されない。  次にお金。我が家はいわゆる貧困家庭で、住民税は非課税、申請すれば生活保護も通りそうだが親戚の目があるため貧しさに耐える、金はないが見栄はあるおうち。  ここだけの話、私の敷布団は重ねた

          寝ても覚めても妬ましや

          病気について書くのは難しいなと思った今日この頃

           1年で10キロ痩せるという、ものすごく計画的かつ健康的にダイエットを成功させた、気づけば低体重になったけれどまだまだデブの自認の私です。おそらく軽度の摂食障害です。  ……という感じの内容の文章を3,000文字ほど書いたあとにふと思ったんですよ。私は己の病状を茶化したり笑い話にすることで自分を誤魔化して生きるタイプの人間だけど、きっと世間では逆の人が多いのだろうなあと。  となると私の自虐ギャグにもならない文章はその人たちにとっては不快なものでしかなく、最悪の場合攻撃にな

          病気について書くのは難しいなと思った今日この頃

          基本的信頼感と期日前投票と問い合わせと

           基本的信頼感って縮小ないし喪失するものだと思うんですよ。  バブバブしている時期に愛情によってなんか発生する、そういうアレみたいなやつで、自己や他者への信頼と人間関係を築くための基礎的なソレらしいんですけど、人並みに持っていたはずのものが学生時代のいじめによって完全に消失した結果が、今の私の状況なのではないか? と最近気づきました。  とにかく私は親しくない人間を信用していないので、すれ違い様に殴りかかられるかもしれないから、そのときはこうやって逃げようとか考えながら散歩を

          基本的信頼感と期日前投票と問い合わせと

          地域の引きこもり相談に行ってみたよ

           月に一度開催される地域の引きこもり相談ができてから数年。  テレビの地域ニュースで取り上げられるたびに「おっ、私のための場所だな!」と言ってはスベって家族から冷笑をいただく、あの引きこもり相談。そこに行ってきました。  とはいえ私はなにに困っているのか自分でもわからないレベルの拗らせ引きこもり。強いて言うなら働く勇気がないまま断続的に約20年引きこもってしまったというところか。  まあなんにせよ、引きこもりで困っているものの、なにに困っているかもわからないがとにかく助かりた

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          メンタルクリニックの主治医が変わってしまった話

           メンタルクリニックに通院し始めて十数年。ずーっと同じ先生にお世話になっていました。  年齢は50代くらいの男性。髭男爵のルネッサンスのかたによく似ています。サブカル知識に長けていて、教えた覚えはないのに私がちょっとピンクな同人誌を書いていることも知っています。なんで知ってる!?  メンタルは医者ガチャから始まると言われたりもします。私はSSRを引いたな、と言えるくらい相性もよく、症状もゆっくりではありますが改善していきました。  そんな先生が、昨年末に病院を退職しました。

          メンタルクリニックの主治医が変わってしまった話

          引きこもりと美容室

           長期引きこもっているわりに引きこもりとしての意識が低いので、髪は自分で切ったりとかはせず、渋々お外に切りに行きます。  むしろ病院や美容室、役所の手続きに買い物くらいでしか家から出ないことが常なため、外出チャンスとして意識的にお外で切ります。ほんとにね、こういった社会に顔を出すチャンスは作っていったほうがいい気がする。孤立が加速する。  頻度にして二年に一度で、世間的には少ないけど、引きこもりとしては多いと思う。多分。  本人とは違って生命力に溢れた毛根を持っているため二

          引きこもりと美容室

          今年の目標:醜形恐怖からの過食嘔吐をどうにか治そう

           何を隠そう隠さないけど、自分の外見が嫌いだ。  デブだし短足だし剛毛だし毛穴お化けだし鼻は団子で潰れてて、おまけに口が歪んでる。  さらには幼少期に負った傷で片眉が中央から分断されている。髭も生えてるよ。  子どもの頃は父親に、お前はブスだから吉本に入れと言われていたほど。ひどい!  そんなクリーチャー具合が、イジメや嫌がらせを受ける一因になっているのでは!? と考察していたりもするのだ。  だって喋ったこともない相手に目をつけられるということは、相当見た目が逆鱗に触れた

          今年の目標:醜形恐怖からの過食嘔吐をどうにか治そう

          白内障です、アラサーです

          痔に胃痛にうつ病に、その他いろいろ不健康のバーゲンセールみたいな私ですが、実は白内障も持っています。 アラサーです。まだまだ世間的には若輩者です。しかしながら白内障です。アラサーです。 ご存じない方もいらっしゃるかと思いますが、白内障には若年性と老人性があります。 最近は若い方の発症も増えていて、嘘か誠かブルーライトが原因の一つと言われてもいます。エビデンスはないっぽいです。あるんですか? わからないけどとにかく増えているらしいです。 で、私、アラサーですが、老人性と若年

          白内障です、アラサーです