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かなかな
2020年1月11日 20:10
『原稿用紙10枚を書く力』齊藤孝/著 だいわ文庫書き方の本として参考になる。文章を書いていくうえで、どういうことをしていくのか。レジュメや構築の仕方が書かれていて分かりやすい。構築力を身につけたい! と、今の私の課題を明確にしてくれました。
2019年12月23日 15:26
明日はクリスマスですね。クリスマスにピッタリの本をご紹介します。『エーミルとクリスマスのごちそう』アストリッド・リンドグレーン作/ 石井登志子訳/ 岩波少年文庫エーミルはとんでもないイタズラっ子なのだが、本人はいつだって良いことをしようとしている。でも結果的に、大人を怒らせてしまう。周りの大人たちはエーミルを遠くのアメリカへ追い出したいが、エーミルのお母さんだけは、「エーミルはか
2019年11月29日 21:05
雑誌で読んだ、作家のカズオ・イシグロさんの言葉が強く心に残ったので、備忘録として書いておきます。雑誌『MONKEY vol.7 特集 古典復活』2015年10月15日発行(173頁)カズオ・イシグロ「これから小説を書く人へ」より引用まず何より、作家であることと、小説を書くこととの違いをはっきりさせないといけません。作家というのは、はたから見ると、毎日出勤しなくてもいいし、通勤も不要だし、
2019年11月25日 16:54
二カ月に渡り読了。最高でした。最近忘れていた、読書に夢中になる気持ちを思い出させてくれて、熱くなりました。楽しい。楽しくてたまらない。読書の喜びはこれなんだよーと叫ばずにいられない。読後は放心状態。ああ、読みきった。余韻覚めやらず。もう一度読み返したり。他の巻を読み返したくなったり。十二国記という物語の世界から離れがたい。いい読書をした。感無量。了
2019年8月3日 19:35
私が茨木のり子さんの詩を読むのは、彼女の言葉が大好きだからだ。ときどき思い出す、好きな詩のひとつに「汲む」がある。自分の弱さを、それでいいのだと肯定してくれる。そして自分が傲慢になりかけていないか、背筋がすっと伸びる気持ちになる。汲む、という言葉を美しいと感じたのは、この詩からだった。自分の気持ちを、相手の気持ちを、汲むことの優しさ。彼女の言葉は厳しいけれど、慈愛にあふれている。ちくま