世界初!「空中配送ロボット」を見に行く(川崎市麻生区、18日)
パナソニック、東急、UR都市機構が、11月18日から川崎市麻生区の虹ヶ丘団地で、「空中配送ロボット」の実証実験を始める、というニュースを読んでいた。
吉野家に注文すると、ロボットが空中を走って牛丼を運んでくる、らしい。
パナソニック ホールディングスによると、郊外住宅地での空中配送ロボットを用いた実証実験は世界初。
実証実験では、パナソニック ホールディングスが開発した新しい配送技術を導入したロボットを使用。UR虹ヶ丘団地の住民が、専用WEBアプリから東急ストア、吉野家などの商品を注文すると、指定時間内に団地内の受取場所にある受取ボックスまで配送ロボットが商品を届ける。ロボットは、11月18日〜2024年3月31日の間、不定期で運行する。
(物流ニュース 11月6日)
ドローンとかではなく、有線のロープウェイみたいなのが、おもちゃっぽくて可愛い。
これは見に行かねば、と思っていたが、18日の何時ごろ行けばいいかわからなかった。
現場の虹ヶ丘団地は、同じ麻生区だが、私の家から微妙に遠い。
柿生駅から、鶴見川沿いに進み、早野の聖地公園を抜けるルートが、平坦で行きやすい。約5.2キロ、チャリで20分強、とグーグルマップで出る。
上の地図でわかるとおり、虹ヶ丘団地は、麻生区とはいえ、横浜市青葉区との境にある。
ほとんど横浜市であり、川崎市麻生区とは文化がちがう。
川崎市麻生区は、小田急線文化なのだが、虹ヶ丘団地は東急田園都市線「あざみ野」がむしろ近く、東急ストアで買い物をする、東急文化圏である。
だから、今回の実証実験も、東急がからんでいる。
死者の「夢の国」
結局、午後2時過ぎに家を出た。
きのうは、風が強く、寒かったが、天気はよかった。
鶴見川沿いにチャリで走り、田園地帯の早野に入ると、自然のただ中にいる感じで、気分がいい。(写真下)
セロトニンが脳内でドピュドピュ出て、幸福感MAXになった。
そして、早野聖地公園に入る。(写真下)
天気のいい日、早野聖地公園は最高だ。
広いし、トイレふくめてきれいに整備され、静かで、落ち着ける。
なにしろ墓地だからね。
ここで永遠に眠れたら最高だ。死体にとっての「夢の国」だと思う。
ここの墓は、いくらくらいで買えるのだろう。
安ければ、自分が死んだとき用に、買っておきたい。
というか、生きてるうちから住みたい。
ここでも幸福感MAXになった。
空中ロボット
しばらくぼーっとしてると、本来の目的を忘れそうになっていた。
早野聖地公園を縦断し、奥にある木道を上がっていくと、虹ヶ丘団地がある。(写真下)
虹ヶ丘団地に着いたら、もう午後3時を過ぎていた。
団地内の広場で、なにやら実証実験の記者発表やイベントがあったらしいのだが、ちょうど終わって、撤収作業に入っているところだった。(写真下)
これが、空中配送ロボットと、受け取りボックスらしい(写真下)。かろうじてまだイベント会場に残っていたので撮影できた。
ロボットが空中を走っているところを見たかったのだが、団地をわたるレールのようなのは(取り外されたのか)見当たらなかった。
そういえば、昔は、こういうイベントに取材に行って、記事を書く仕事をしていた。イベントに遅刻したら、記者失格である。
幸い、もう記者ではないので、「ま、仕方ない」と帰ることにした。
巨大団地、虹ヶ丘団地は、じっくりと究めたい場所なので、ロボットが空中を走っているところを見に、改めて来ようと思う。(ロボット運行は不定期ということなので、いつ走ってるかわからないが)
<追記 11月20日>
18日の実証実験のもようがテレビなどで放送されていた。
<参考>