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菅野(山尾)志桜里が「国際検事」に?! 小林よしのり、井上達夫とのイベントで

国際刑事裁判所「日本支部」開設?


元国会議員の菅野(山尾)志桜里氏が、この春から大学に再入学し、国際刑事法を学び始めている。

昨日、小林よしのり氏が都内で開いた「よしりん十番勝負」(テーマは「ウクライナ戦争」)で、菅野氏はゲストで登場し、自ら発表していた。

「女子大生」に戻ったせいか、彼女、ちょっと若返った感じだった(写真撮影禁止だったので写せなかった)。


あわせて菅野氏は、3月にプーチンに逮捕状を出した国際刑事裁判所(本部オランダ・ハーグ)が、日本にブランチ(支部)を作れないか、岸田首相に打診した、という秘話も披露していた。

ヨーロッパと、もう1つ、国際刑事裁判所を置くとしたら、日本は適所かもしれない。

日本は、紛争の「仲裁者」よりも、そういう「公正な裁定者」の立場がふさわしいのではないか、と菅野氏は言っていた。小林よしのり氏が、「WBCでも日本の公平な態度が話題になったしね」とフォローしていた。


もとは検事だった菅野氏が、国際刑事裁判所入りするのは面白いのではないか。

安部元首相暗殺後の「統一教会騒ぎ」に全乗りした菅野氏を、私は一度見放した。

でも、またちょっと期待しようかな、と思う。


憲法改正に前進


昨日は、法哲学者の井上達夫氏もゲストで来ていた。

小林氏、菅野氏、井上氏は、統一教会問題などで私と肌が合わず、その違和感は昨日も感じたが、それぞれの政治や社会問題に対する熱量には感心させられる。

有料イベントだが、会場にはぎっしり200名ほどの熱心な聴衆が集まっていた。

小林氏主宰なので、保守派が多いだろうが、井上氏や菅野氏がゲストなので、私のようなリベラルや中間派もまじっていたと思う。

壇上は、中央に小林氏が座り、左に井上氏、右に菅野氏が座っていた。このバランスがいいな、と思った。井上氏が左から何か「過激」なことを言うと、右から菅野氏がツッコみ、小林氏がなだめる、という展開が、すごく高いレベルで言論の醍醐味を感じさせた。


例えば、井上氏が、

「保守の改憲論がだらしない。石破茂ですら頼りにならない」

と言うと、菅野氏が、

「私は現場で見ていたが、石破さんは努力していた。でも『安倍改憲論』ばかりの中で、心が折れたのだと思う」

とツッコむという具合だ。

日本の真の「論破王」である井上氏に反論できる人はあまりいないが、小林氏や菅野氏はそれができる数少ない人たちなので、このメンバーでの議論の場は今後も設けてほしい。


その菅野氏によれば、最近の憲法審は、メディアは「サル」発言問題以外あまり伝えないが、維新と国民民主党のリードで、議論の水準が以前より上がっているという。

とはいえ、まだ9条改憲までは距離があるだろう。

ウクライナ戦争が停戦したあと、中国が「次」を仕掛けるまでの間に議論を進めるのがいい、というのが小林氏の意見だった。

インドのおぼっちゃま


あと、インドで大人気のアニメ「おぼっちゃまくん」新作制作を進めている小林氏が、

「インドの4億の子供たちをわしが教育する。いずれインドが中国を抜く。わしの『おぼっちゃまくん』は、『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』や『ちびまる子ちゃん』より上になる!」

と怪気炎を上げ、会場を湧かしていた。








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