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18歳男子がカンボジアに一人で飛び込んで。

こんにちは。

何書こうか考えていましたが、ふとキリの悪いところで旅の記事が止まっていることに気がつきました。

ここらへんで一旦締めようかなと思います。

ということで、今回はカンボジア一人旅の総集編とさせていただきます!

(前回の記事↓)

飛び込んでみて

2019年の夏。カンボジアに一人旅へ行きました。

予め決めていたのは、着いた日に泊まる宿と、帰りの飛行機のチケットのみ。

スーツケースではなくバックパックを背負って空港に行くことに新鮮さと違和感を覚えます。

夜7時ごろにシェムリアップ空港に着き、東南アジアっぽい(?)独特な暑さと雰囲気に襲われました。いきなりタクシーでぼったくられます。

変な緊張感がずっとあった1日目から2日目の感覚は今でも鮮明に覚えています。

しかし少しづつ慣れ始めると、すぐに一人旅の魅力に魅せられます。

日本や欧米とは全く違った、景色、ライフスタイル。


散歩をしても、歩く道は凸凹していて、整備されていません。至る所に待ち構えているトゥクトゥクのおっちゃんたち。一度そこを通れば一気に声をかけられます。


一人で歩いていて声をかけられるのは日本ではないことに思えます。

昼は静かだった通りも、夜行けば、そこはもうどんちゃん騒ぎのパブストリート。

大量の雨が一気に降りすぐに止む、東南アジア特有のスコール。

一食150円ほどで食べられるローカルフード。ツンとするような匂いの市場。


目に入るもの全てが新鮮。それがカンボジアでした。

そしてそれら、国独特の文化を、何も気にせず、自分の思い通りに堪能できるのが一人旅の醍醐味だと実感しました。

自分の興味だけで全部決められます。
だからとりあえず歩いて色んなところを目に入れるのが大事です。


また、予定を現地でフィーリングで決めるバックパッカースタイルもとても気に入りました。

事前にスケジュールが決まっている”旅行”は、予定通りなことしか基本起こりません。

ですが、何も決めてないことによって偶然の産物が生まれることをこの旅で体感できました。

トンレサップ湖までサイクリングしたから、郊外のリアルな様子を目に焼き付けられました。

たまたま選んだゲストハウスで美しい思いやりの心を感じれました。


あまり今までのnoteでは綴っていませんでしたが、一人旅でも日本とは違う異世界を目に入れることができました。

天空の城ラピュタのモデルになった「ベン・メリア」をバイクタクシー2ケツで1時間以上かけて行きました。

ツアーではなく、レンタバイクでアンコールワットに繰り出したり、最後集結した先輩バックパッカーの2人と4時に起きて朝日のアンコールワットを見たり。

片道3時間、車をチャーターして、タイとの国境付近の山上の遺跡「プレアヴィヒア」では絶景を見ることができました。


こんなに自由に動けたのも、30リットルほどのバッグだけをあの地に持って行ったからなのかもしれません。



しかしなんといっても。

自分が一番感じた一人旅の醍醐味。それはやはり出会いでした

行ってみないと全くわからなかったものに思えます。

世界中のバックパッカーはこれがあるから旅がやめられないのでは。

観光スポットはしっかり予定を決めていれば家族旅行でも回れます。
ローカルフードも(行きたくないという仲間がいなければ)食べられます。

でも、やはり友達と家族といると、なかなか現地で出会った人とは喋らないし、仲良くなることもないでしょう。

ですが、知らない地に一人なので、孤独を感じることもあります。
そして自然と人を欲します。

今まで街中であった人と友になったり、宿で他人に話しかけて一緒にご飯に行ったり飲みに行ったりすることは一度もありませんでした(日本でも旅行先でも)。

カンボジアではそれを初めて体験し、さらには何度も経験できました。

多くの人と出会いました。価値観を動かされたのも旅先の出会いでした。

日本ではあまり会えない人種と会え、言葉を交わすこともできます。

「どんな人と出会えたか」はその度の充実度に直結します。




これからの旅でも、なるべくたくさんの人に出会い、そこで自分が刺激されるような経験を積んでいこう、とカンボジアで思い立ったわけです。

初めてがカンボジアでよかったと今でも強く感じています。

これがあったからこそ、この5ヶ月後、そして今も「早く旅したい」と思っています。


一人旅一発目としては上出来だったのでは。期間もスケールもちっぽけですが、ものすごい刺激的な旅でした。


旅は全てを捨てない限り、そう何回も行けるものではありません。

学生の僕は尚更です。

だから、行く先々、せっかくの旅を無駄にしないように、毛穴剥き出しで、可能な限りその国を吸収しよう。


旅の沼にハマるきっかけを綴りました。カンボジア、シェムリアップ、ありがとう。



ここまで読んでくれた方々ありがとうございます!

次、旅の記事書くときは、一人旅第2弾になりそうです!

ではまた。

(ちなみに行く前にこの本を父からもらい、読んでみて、旅の面白さを擬似的に体験できました。)


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水谷海人
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