晩夏の弱い灯火が蚊を弱らせる。畳の上に広がる匂いに酔いながら網戸越しの風に問う。 「私はただ普通に飯が食えて風呂に毎日入れる日常に、水草と金魚を眺める時間があれ…
人を知るんば もつ余裕 当たり前かな 普通は不通
名前呼ぶ 普段と違う 響きゆえ 驚く顔にも 安堵がみえる
えんぴつの 音に託さん 我が気持ち 響く先には 受話器持つ君
なにが辛いかは思いつかないけど、 なんだか辛いな最近は。 なにに疲れたかは分からないけど、 なんだか疲れたよ今日は。 誰かは今は問わないから、 なんだかそばにいてほ…
青と緑 あまり合わなそうな色だけど 青と緑 窓から見る夏の風は この組み合わせが1番だと思わせる 君と僕 あまり合わなそうだけど 君と僕 もしかしたら1番相性がよかった…
美しいもの それはどこか儚く 美しいもの それは永遠にはなくて 美しいもの それに魅かれる儚い者たち
枯れてしまった あんなに綺麗に咲いていたのに 枯れてしまった 散ってしまえば美しく写ったろうに 枯れてしまった 瞳の奥までも
そういえば、呼吸を忘れていたの 苦しくて気付いたの、 そういえば、呼吸を忘れていました 生きることに必死で、 そういえば、呼吸を忘れてしまいました 1番不可欠なことな…
いつも君が隣にいたキッチン 僕が作るのを、 その日あった事を話しながら見守ってる君 いつも君が隣にいてくれてたキッチン 最近は部屋で誰かと電話している いつも君が…
彼女の勤めは東京 彼女の心は九州にいってしまった 相手はさぞ君を幸せに出来る人なのだろう 僕よりも、ずっとずっと、 いつどこで知り合う機会があったかなんて、 今じゃ…
雨が降る いずれ止むは雨 雨が降る いずれ病むは恋 雨が降る なにも流し清くするが雨 雨が降る 涙流し辛くするが恋 降るは雨 振られるは僕の恋 雨が止む 恋で病む 止まぬ…
彼女の気持ちは他にあり 気付いた時には、火が付いていて すでに周りを焼いていた ただただ、眺めていることしかできず 悲しさはあっても、またみることができた彼女の火を…
燎 詩
2023年10月27日 19:48
晩夏の弱い灯火が蚊を弱らせる。畳の上に広がる匂いに酔いながら網戸越しの風に問う。「私はただ普通に飯が食えて風呂に毎日入れる日常に、水草と金魚を眺める時間があれば至極の幸福を味わえるのに、なぜこうも身体を粉にしてまで稼がないと生活が出来ない世の中に生きるのだろうか。」 風は答えた。「知らん。」 ごもっともです。私が今まで聞いた答えの中で最高の答えです。人生そんなものだと思った。 理由も分か
2023年10月27日 19:20
人を知るんばもつ余裕当たり前かな普通は不通
2023年10月26日 13:24
名前呼ぶ普段と違う響きゆえ驚く顔にも安堵がみえる
2023年10月25日 21:17
えんぴつの音に託さん我が気持ち響く先には受話器持つ君
2022年7月5日 18:33
なにが辛いかは思いつかないけど、なんだか辛いな最近は。なにに疲れたかは分からないけど、なんだか疲れたよ今日は。誰かは今は問わないから、なんだかそばにいてほしいよ今は。今だけでも。
2022年6月29日 19:19
青と緑あまり合わなそうな色だけど青と緑窓から見る夏の風はこの組み合わせが1番だと思わせる君と僕あまり合わなそうだけど君と僕もしかしたら1番相性がよかったりねなんて思ったりもしてみたり夏が暑いそのせいだきっと。
2022年6月21日 20:41
美しいものそれはどこか儚く美しいものそれは永遠にはなくて美しいものそれに魅かれる儚い者たち
2022年6月13日 00:36
枯れてしまったあんなに綺麗に咲いていたのに枯れてしまった散ってしまえば美しく写ったろうに枯れてしまった瞳の奥までも
2022年6月6日 19:31
そういえば、呼吸を忘れていたの苦しくて気付いたの、そういえば、呼吸を忘れていました生きることに必死で、そういえば、呼吸を忘れてしまいました1番不可欠なことなのに、不器用だ私は、あわてて深呼吸をしました久しぶりの空気に体が驚いて咳が出てしまいましたやっぱり私は不器用です、生きることでさえ不器用なのです、、燎詩
2022年6月5日 22:26
いつも君が隣にいたキッチン僕が作るのを、その日あった事を話しながら見守ってる君いつも君が隣にいてくれてたキッチン最近は部屋で誰かと電話しているいつも君が隣にいたキッチン今じゃ隣にも、部屋にもいない君今は電話の人の隣にいるのかなその人のためにご飯を作ってたりして、なんて君は作らないか
2022年6月5日 22:24
彼女の勤めは東京彼女の心は九州にいってしまった相手はさぞ君を幸せに出来る人なのだろう僕よりも、ずっとずっと、いつどこで知り合う機会があったかなんて、今じゃもう聞きたくはないけど、さぞ君にとっては運命的な出会いだったのだろう僕よりも、ずっとずっと、出て行ったからにはもう帰ってくるなよ、そっちで幸せに暮らせよ連絡もなるべくしてくるなよ俺は君よりもいい子と幸せになるのさ、
2022年5月31日 13:24
雨が降るいずれ止むは雨雨が降るいずれ病むは恋雨が降るなにも流し清くするが雨雨が降る涙流し辛くするが恋降るは雨振られるは僕の恋雨が止む恋で病む止まぬ雨はないだから病まぬ恋もないのだろうか
2022年5月20日 21:55
彼女の気持ちは他にあり気付いた時には、火が付いていてすでに周りを焼いていたただただ、眺めていることしかできず悲しさはあっても、またみることができた彼女の火を消したくはなくて、ただ眺めていた火は僕に一生の火傷を残し、見えぬとこまで進むのだろう火傷は奥深くまで染み込み、外からは見えなくなるのだろう僕だけが覚えているあの美しさたるや2022/05/20