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新卒で法務部全落ちした私が、法務になるまでのお話

新卒で法務部全落ちした私が、法務になるまでのお話

先日Twitterで「新卒法務は厳しい」という旨のツイートを見て、ふと自分の就活を思い出したので、新卒法務になれなかった私の話をしようと思います!

まず簡単に私の略歴中央大学法学部で弁護士を目指す→ロー進学を諦めて就職へ→新卒法務は全落ちしてIT企業の営業職へ→司法書士事務所に転職→士業総合コンサルに転職→LAPARS株式会社で法務部門責任者へ とこんな感じです。

なんで弁護士諦めたかと言うと

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新人・若手弁護士向け メモ

新人・若手弁護士向け メモ

※とある会合の講師で呼ばれたときの手控えを改訂したものです。今後も気まぐれに改訂します。
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第1 一日も早く戦力になろう1 当たり前のことはできているか?

きちんと声に出して感じよく挨拶をする、お礼を言う、返事をする、周囲に感じよく接する。落ちているゴミ、輪ゴム、クリップ等を見つけたら拾う。コピー機のふたが開いていたら閉める。時間を守る。失礼をした人にはきちんとお詫びをする(謝っ

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ITベンチャーの法務を2ヶ月担当して感じたこと

ITベンチャーの法務を2ヶ月担当して感じたこと

法務に入る前に読んだもの 弁護士としては中堅に近づいてきていましたが、法務としての立ち回り方はよくわかっていなかったので、このあたりを参考にしました。

やっていることBtoC、CtoC、BtoBのプラットフォームサービスをしているため、契約管理、CS回り、外部弁護士の窓口などをしています。ほかにもやりたいことはあるものの、パートタイム法務の限界とのジレンマを感じつつ、優先順位をつけてやっています

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「誰でも弁護士になれる」時代に弁護士になってて、とてもラッキーでした。

「弁護士です」と言うと一般的に「わー、スゴイですね」的な反応をいただくのですが、それに対していつも「アメリカでは誰でもなれるので、決してスゴクなんかありません」とお応えしてました。(謙遜でなく、かなり本気で)

日本の司法試験とは比べものにならない高い合格率なこともあって、どこに行っても必ず弁護士はいるし、希少価値は全然ありません。(弁護士の母数が日本より遥かに多い話は前回ノートで書きました。)

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弁護士がスタートアップにジョインした理由

弁護士がスタートアップにジョインした理由

今年の7月から、森・濱田松本法律事務所(以下「モリハマ」)を辞めて、クラウドファンディングサービスを提供しているREADYFORにジョインしました。
ジョインから3か月が経ち、また、秋が深まってきて内省的な季節になってきたので(?)、ここでひとつ、初心を忘れないためにも、どういう想いでREADYFORに移籍したかを書いてみたいと思います。

僕は、もっともっとリーガルマインドを持った人がスタートア

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2019年2月「弁護士リクルートガイド2019」

2019年2月「弁護士リクルートガイド2019」

「弁護士リクルートガイド2019」(2019年2月)にインタビュー記事を掲載していただきました。

『リーガルキャリアの自己分析2019』

1. はじめに

Q 西田さんは、大手事務所勤務を経て、ヘッドハンティング業に転職されました。弁護士業務を続けることに魅力がなかったからなのでしょうか。

いえ、そんなことはありません。きっかけは、子供が障害を持って生まれて病院通いが多くなったので、「馬車馬

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