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【体育教師おすすめ】幼児(2~5才児)の習い事

こんにちは。
元体育教師/スポーツコーチのなかやま かえでです。

先日、1才の子どもがいる友人夫婦のお宅へと遊びに行きました。
その際に友人たちからこのような質問をされました。

「子どもに何か習い事をさせてあげようと思ってるんだけど、元体育の先生的に何かおすすめの習い事ってあったりする~?」

この質問に答えていたときに、ふと友人たちと同じような疑問を持っている親御さん方も多いのではないかなと感じました。

なので今回は、体育教師歴7年(小中高校での全領域指導)、スポーツコーチ歴8年の私がおすすめする、幼児の習い事をご紹介したいと思います。

習い事選びに迷っているお父さんお母さんに、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。



幼児体育にとって一番大事なこと

幼児体育にとって一番大事なこと。
それは、とにかく「たくさんの運動経験をさせてあげること」です!

なぜなら、子ども時代に培った運動経験は、そのまま子どもの一生の運動神経を決定付けてしまうからです。

子どもは、だいたい2歳~12歳の間は、運動神経が著しく発達する時期と言われております。(これをゴールデンエイジといいます。)
ですから、この時期にどれだけ多くの運動経験をしてきたかどうかで、後々のその子どもの運動能力が大きく変わってきます。

よく「運動神経が良い/悪い」などと聞くことがありますが、それは言い換えれば、子ども時代に「運動経験が多かった/少なかった」だけの違いだと、私は思っています。

では、上記を考慮した上でどのようなスポーツの習い事をするのがいいかを紹介していきたいと思います。


①幼児体操教室

まず、1番おすすめしたいのが体操教室です。
いわゆるマット、跳び箱、鉄棒が習えるような教室をイメージしてもらえたらと思います。

なぜ体操教室が1番おすすめなのかというと、体幹を鍛えながらも自分の体をコントロールする力が養われるからです。
この力は、すべての運動やスポーツで大事になってきます。

特に、回転する、支える、跳ぶ、ぶら下がるなどの運動は、身体が大きくなってからだと恐怖心が出る場合が多いため、幼少期にぜひ経験させてあげてください。

②スイミング

子どもに人気の習い事ランキングでも、長年上位にあるのがスイミングです。
私自身も専門で選手とコーチの両方の経験をしてきたからこそ、力強くお伝えできるのは「水泳は習わないとできない」ということです。
(近くに海や川などがあって、身近に遊べる環境がある場合はまた別だと思いますが…)

大きくなったとき、水辺で自分の命を守れるかどうかにも繋がってくると思うので、それなりに泳げるようになるまでは通わせてあげることをおすすめします。
(クロールと平泳ぎができるまでが理想)

③ダンス教室

最後におすすめしたいのが、ダンス教室です。

最近はかなり人気な習い事にもなってきているようですが、なぜダンスが良いのかというと、リズム感が身につくからです。

どのスポーツでも、指導時にリズムや音を使って教えることは多いので、この感覚が長けていると、どんなスポーツも習得がしやすくなると思います。


さいごに

いかがだったでしょうか。

幼少期にたくさんの運動経験をさせておいてあげると、将来子どもがスポーツを専門的にやっていきたいとなったとき、選択肢の幅が全然違うものになっていると思います。

日本人は勤勉で真面目な国民性から、スポーツも幼少期から1つに絞ってしまうことが多いです。
しかし、「小さいころから野球しかやってきてないから野球が専門になった」よりも「野球もバスケもサッカーも全部できるけど、好きなのは野球だから野球をやる」となった方が素敵だなと個人的には思います。

お子さんがいる方は、ぜひたくさんの運動経験をお子さんにさせてあげてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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