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2024年1月の記事一覧
もうすぐ100日連続更新【雑記】
…なんだけれど、100日を区切りにして毎日更新をストップしようかと悩んでいる。noteを書くより優先しなければならないことが山積みだからだ。
アンチワーク哲学とかなんとか言ってる僕だが、こう見えてそれなりに行動力があり「明日やろうはバカやろう」と考えて生きているタイプである。つまり、「うーんなんだか今日は気分が乗らないからやめておこう」と思うようなことはあまりない。というか、そもそもそういう風に
こんな死に方は嫌だ【雑記】
自分の死の脚本家も、演出家も、自分でありたい。殺菌された病院のベッドで死ぬのも、温かい布団の上で家族に看取られながら死ぬのも、ぜんぶつまらない。
死は人生で一回限りなのだ。30年なのか、50年なのか、100年なのかはわからないが、長い時間をかけた前フリの果てにあるオチだ。1文字1文字に魂を込めた遺書を書いて、服装から場所、時間帯、道具、死因のすべてにおいて、ディティールにまでこだわり抜いた最高の
暖かいベッドから革命【雑記】
子どもたちとご飯を食べて、暖かいベッドで眠っていると、この暮らしが愛おしくなる。どこの誰が作ったのかわからない毛布と、どこの誰が作ったのかわからないパジャマに包まれて、化石燃料で発電された電気で暖房をつけ、眠る。僕の快適な暮らしはグローバル資本主義とささやかな金の力で、遠くの誰かを搾取することで成り立っている。
僕はこれから出版社を起こす。つまり、快適な暮らしをコインに変えてスロットを回そうとし
隣の唐揚げは美味い【雑記】
我が家に妻の友達が集まったとき、妻が唐揚げを作った。それを食べて友達たちは「うまい、うまい」と褒めちぎる。一方、妻はバツが悪そうに、「そうかな…」「自分ではそんなに美味しいとは思わんねんけど…」と謙遜をする。人は謙遜を続ける人を目の前にすると、褒めちぎるのを遠慮するらしい。友達の1人がボソッとつぶやいた。
彼女たちは「確かに…」と口々につぶやいた。僕もそう思った。自分が作った唐揚げに絶大な自信を
出版社やっちゃうか?
新刊を出版した途端、表紙に誤植(×BACIC ◯BASIC)があることを指摘していただき、発覚した。改めて読み返すと、本文にも誤字脱字やわかりにくい箇所が散見された。なんやかんやしているうちにかなり書き直してアップし直した。
ところでこれは既にダウンロードしてる人の分はどうすればいいのだろうか‥? 勝手に直るのだろうか? 調べてもわからなかったので、一度削除して再ダウンロードしてもらうか、まぁ気
資本主義批判はいつからファッションアイテムになったのか?
2月に日本語版が発売される『Citizen Sleeper(シチズン・スリーパー)』というゲームは、僕のような左翼臭い陰キャの性感帯をくすぐらずにはいられない。
紹介記事を一部引用しよう。
いわゆる資本主義に対して「ひとこと言ったる」系のゲーム作品である。あからさまなメタファーを通じて切れ味鋭い社会風刺を展開する様に、左翼くさい陰キャは鼻息を荒げながら夢中になる。そして、哲学的なオカズを消費す
終電を逃して、松本人志について考えた夜
終電まであと5分というところで乗り込んだタクシーが一方通行に絡め取られて駅の逆方向に進んだとき、僕は夜と共に過ごす運命を悟った。
「なんとか電車乗れました!」と先ほど別れた先輩にLINEを送ってから冷静に考えを巡らせる。さて、何をして過ごそうか。
月曜日の夜。大阪の街は週明けの眠気にまどろんでいて、女たちはニコリともしない。どっちにしろ僕には夜遊びの嗜みはないが、それでも華やいだ街の空気を吸っ
金を稼がなければ「金はいらない」と言ってはいけない理論
「金なんてなくてもよくない?」と言ったとき、西野亮廣に影響されてそうな意識高い系は次のように言う。
「金を稼いでから言うべき。稼いだことのない人間がそんなことを言うのはただの負け惜しみ」と。
要するに、酸っぱい葡萄理論である。
これは2つの方法で論破することが可能である。
1つ目は「やっぱり1億トンくらいのウンコは必要だよね」と意識高い系に問いかけるやり方である。もちろん意識高い系は(無視
効率を追求するのは「それ効率悪いよ」と言われないため
‥と思っているのは僕だけだろうか。
事実、「それ効率悪いよ」と言われたときに「なんてこった! 確かにあなたの言う通りだ! 即座に僕のやり方を改善しよう!」などと反応するケースは1割にも満たないように思う。
むしろ、怪訝な表情で「いやまぁ、こっちの方が慣れてて早いから‥」とか、しどろもどろの反論をして有耶無耶することがほとんどだろう。
このこと自体は奇妙なことだと言わざるを得ない。現代において
本物のnoterなら考古学者になれ
タイムライン型、かつそこそこの文章ボリュームを出せるnoteに毎日投稿するのは、一種の狂気と言って良い。
思いついたままに呟いた一文がタイムラインの底に埋もれてしまおうが、なんの未練もない。だが、何時間もかけて練り上げた1万字越えの大作に、次々地層が折り重なってあっという間に化石になっていくなら、これほど徒労という言葉が似合う状況は滅多にない。
考古学者気質のあるフォロワーさんなら掘り出してく
孤独感から逃げて、孤独になる
孤独は好きだ。だが、孤独感は嫌いだ。
相手の話に調子に合わせて思ってもない相槌を打っているとき、ふと僕は孤独感を味わう。
僕はきっとこの人を理解しないし、この人は僕を理解しない。ゆえに分かりあうこともない。
大人になると、透明なガラスケースに閉じ込められた展示物のように、自分を誰かに見せるようになる。「私はこんな歴史があって、こんな仕事をしていて、こんな趣味を持っている人間です」と。
透明