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2020年11月の記事一覧
人を傷つけない配慮した作品は表現の自由を奪うか ~⑤~
ひとつ前の記事④
余談。29歳女性のストレスは結婚できないことはアリかナシか。身近なところで、制作途中につまづいたことがあります。
ネット番組用にボイスドラマ台本を私からある脚本家にオファーした時です。
仕上がった台本は
「フラストレーションのたまった30代女性教師が優秀な男子高校生に居残りを命じる。そのフラストレーションは30代(29才だったかな)で結婚できない自分のストレス。さらに、その
人を傷つけない配慮した作品は表現の自由を奪うか ~④~
ひとつ前の記事③
作品が(間接的)コミュニケーションである以上、誰かに何かメッセージが発せられ、それを受け取る人がいます。
発する人が自由に表現できることが守られるべきである
同様に受け取り手の自由を守ることも大事です
そのコミュニケーションに、誰かを傷つける可能性や誰かを傷つけてでも伝えたいメッセージがあるのなら、最大限の考えうる限りの配慮をしなくてはいけないのです。他者に優しくすることは、
人を傷つけない配慮した作品は表現の自由を奪うか ~③~
ひとつ前の記事②
外国に外国人がいることに驚いたわたし。事前説明は興味がそがれる、視聴者を限定するような指定を設けていたら良作品への機会が減るという人もいるんですけど。
そういう人には、無作為に与えられた情報による、無意識の影響について考えてほしいのです。
私は小さい頃「フルハウス」を観ていました。
アメリカの家族を描いたコメディです。日本でも「じぇしーおいたん」が人気です。この作品はめちゃめ
人を傷つけない配慮した作品は表現の自由を奪うか ~②~
ひとつ前の記事①
傷つく人がいるから血みどろの戦闘シーンは制作禁止!…にはできない。
直接交わす言葉も表現のひとつですが、表現の自由が問題になる時の多くは「作品としての表現」です。つまり間接的コミュニケーション。
間接的コミュニケーションでも原則である「誰かを傷つけない」は重要ですが、時として伝えたいことのために「誰かを傷つける表現が必要」となる場合があります。
血みどろの戦いのシーン。
「SNS誹謗中傷は止められるのか?」 #この指とめよう プロジェクトを始めた理由
はじめまして、コピーライターの小竹海広です。いま私はSNS誹謗中傷を止めるためのメッセージ広告「#この指とめよう」を広めるためのクラウドファンディングを行っています。集まった資金を使って下の画像のような広告を渋谷エリアに掲出する非営利のプロジェクトです。
年間7700万件のSNS誹謗中傷(昨年比1.18倍)Twitter分析ツール(ブレインパッド社)で私が調べたデータによると、 「バカ」「死ね」