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ベトナム伝統料理の豚肉料理 ②辛苦の柔らかさ

ベトナム伝統料理の豚肉料理であるネムチュアを連載してお届けしたいです。

目次
1. ネムチュアの概要
2. 商業ベースのネムチュア
3. タインホアのネムチュア
大きいものと小さいものがある
4. 伝統的タインホアのご家族で
 作られるテト直前の実際の体験
 ※写真が多いため
  ここが連載になります



4. 伝統的タインホアのご家族で
 作られるテト直前の実際の体験

タインホア省の伝統的なご家族との思い出をみなさまに贈りたいです。

息ができないくらいの苦しい生活が
昔は続いていたという。

現在の御光が降り注いでいる
ような健康的な暮らしぶりの
ご家庭からは普通は誰しもが
想像も出来ないだろう。

もちろん私自身もお話しを
聴かなけばそんなことを
微塵も感じなかったかもしれない。

家の主人の姿や腕や手や指先を見れば
私にはよく伝わってきた。

このご主人は苦労を重ねてきた
農業者であり豆腐造りも様々な
苦労をしてきた。

タインホアでもそうだが、
ベトナムは
自分で農産物を収穫して
それを選別したり加工したり
自分で集落の市場で売らなければ
生活が成り立たない。

家族で生活を支え合う。
半端なものじゃない。

妻は土日もなく
毎日朝4時半から市場へ売りに行く
夜は20時半過ぎに帰宅出来る。

市場の座って農産物を広げる場所を
他の人に、奪われるからだ。



妻にとってテトのお正月しか
休むことはない。

もう20年以上も続いている。
だから家事はこのご主人と
子どもたちが支えなけばならなかった。




一番大事なのは、素材の厳選だそうです。

綺麗で生の豚肉

豚ロース、豚のもも肉しかも
そとももに近いところ。。。

を選んで、薄く切っていく、
ここの厳選が一番大事です。

柔らかく商業ベースのネムチュアと
決定的に違うのは、
ここから違っています。

このご主人の柔らかいネムチュアは
他に誰もマネができないほど
柔らかいんです。

近所や他のお家からも
このご主人のネムチュア造りを
勉強したくて
調理工程を横で見る人たちが
やって来ます。

私が滞在したときも
そうでした。

ナムチュアを作るときに、
特に注意することは、
豚肉に水が付いたら
絶対だめです。

水が付いたら、早く腐る。

水分に細心の注意をすること
素材を厳選することが
最大のポイントだとわかりました。

〜 次回に続きます 〜


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