インドネシアを知る⑫初対面での挨拶

はじめに

インドネシアの初対面での挨拶で、気をつけることは、どんなことがあったのか？を今日は、整理して振り返ってみたいと思います。

インドネシアで初対面の挨拶を行う際に気をつけるべき点は、いくつかあると思います。インドネシアは多様な文化と宗教が共存しているため、これらの要素を尊重することが、重要だと思います。

１．初対面での挨拶

①敬意を示す

初対面の際は、相手に敬意を示すことが重要です。礼儀正しく、控えめな態度を取ることが望ましいです。私は、どちらかというと控えめでは、なかったと思います。嬉しさを素直に、伝えようとする傾向は、控えめにする方が、好かれると思いました。

②握手の方法

男性同士、または女性同士の場合、軽く握手を交わすことが一般的です。しかし、異性間では、宗教的理由から握手を避けることがあります。

相手が握手を差し出すか、またはその意向を示すまで待つことが良いでしょう。

握手は通常、右手で行われます。左手は不浄とされることがあるため、右手の使用が好ましいです。

➂宗教的な考慮事項

性別の違い
イスラム教徒の間では、異性間の身体的接触を避ける傾向があります。男女間での握手は、宗教的な理由から控えられることが多いといいます。

同性間の握手
同性間では、握手は一般的であり、友情や敬意を示す手段となります。

宗教的指導者
宗教的指導者や高齢者との握手では、特に敬意を払うことが期待されます。

④地域による違い

インドネシアは非常に多様な文化を持つ国であり、地域によって握手の習慣に違いがあります。例えば、バリ島のヒンドゥー教徒のコミュニティでは、握手の習慣が、イスラム教徒の地域とは異なる場合があるそうです。

⑤目線と身体言語

直接的な目線は避け、控えめな態度を保つことが好まれます。

特に年長者や上位の地位にある人に対しては、敬意を示すために目線を下げることがあります。

過度な身体接触やハグなどは一般的ではありません。

私は、職場の仲間のお父さんにハグを受けて、本当に光栄に感じました。

⑥ 声のトーンと話し方

大声で話すことは避け、穏やかで優しい声のトーンを使うことが望ましいです。

⑦服装

保守的な服装を選ぶことが推奨されます。特に宗教的な場所や公式な場では、膝や肩を覆う服装が適切です。

⑧宗教と文化の違いを尊重

インドネシアはイスラム教徒が多数を占めますが、ヒンドゥー教、キリスト教、仏教など他の宗教も存在します。地域や個人によって宗教的な慣習が異なるため、柔軟に対応することが重要です。

⑨名前の呼び方

丁寧な呼び名を選んで使います。直接名前で呼ぶ場合は、相手が許可した場合に限るそうです。なかなか、気をつかいました。ここでの呼び方は、もっと勉強したいと考えています。

最後に

外国人就労者の生活支援活動で、ベトナム人に関わることが多くベトナム国内の様々なことを調べたり現地に行ってみていましたが、これからは、他のアジア諸国について自分自身の知識をレベルアップしてきたいと思います。

特に、技能実習から特定技能の在留資格に変更となり、日本に5年間や8年間、そして、10年間、生活して、就労してくれるベトナム人が、将来のために日本語だけではなく、英語を勉強したいという希望も増えて来ました。

英語圏でのフィリピン人の就労者たち、日本で働きたいという相談も増えて来ました。私たちは、英語にも、もっと取り組んでいく必要があると思います。

春から、シュアハウスで、一緒に一時、居住で、たくさんのインドネシアの男性外国人就労者たちとも、様々な悩みや母国のことを、聴く機会も増えてきて、本当に幸せに感じています。

インドネシアを身近に感じていただけると嬉しいです。

お読みいただいて、本当にありがとうございます。

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