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寛容さの重要性『日本人特有の特徴』

はじめに

寛容さの重要性を視点を4つのテーマ3つ目『日本人特有の特徴』について

外国人就労者を採用について、最も心がけることのポイントの
2つ
のうち『寛容さの重要性』について、続けて書いています。

今日は、寛容さの重要性を視点を4つのテーマに絞り込んだ内の
3つ目『日本人特有の特徴』について、
書きたいと思います。



オープンなコミュニケーション

3.日本人特有の特徴と寛容さ

日本人特有の特徴は、長い歴史と伝統、そして独自の価値観や慣習を持っています。これらの文化や慣習は、アジア諸国からの外国人就労者にとっては新しく、時には理解しにくいものとなることがあります。

しかし、日本人の「寛容さ」は、これらの文化的な障壁を乗り越え、多文化的な職場環境での円滑なコミュニケーションを実現するための鍵となります。

日本人特有の特徴に対して、アジア諸国からの外国人就労者が適合できない場合に、日本人がどのように寛容に受け止め、働きかけるべきかについて書いていきたいと思います。

【1】内向性

日本人は一般的に控えめで内向的な傾向があります。これは、外国人が最初に気づく特徴の一つで、時にはコミュニケーションを難しくする場合もあります。

実例1.ベトナム出身の工場労働者

問題
挨拶などが徹底されていない企業で、日本人の内向性により、コミュニケーションが取りづらく、孤立してしまう可能性がある。

対応策
もともと、彼が工場内で日本人技術者に朝の挨拶をしても返してくれない、無視されると訴えていた。わかってるのか?怒鳴られたり、返事は?あ?高圧的な聴きとりづらい説明をする日本人を特定して、厳重注意をすること、彼の面前で、日本人特定者に謝らせること。

日本人側が積極的にコミュニケーションを取るように心掛ける。現場担当者のメンターの入替えをする。メンターによる定期的な一対一の面談を設ける、グループ活動を通じてコミュニケーション交流を促すなど。

実例2.インド出身のITエンジニア

問題
日本人の内向性により、プロジェクトの進行が遅れる可能性がある。

対応策
まず、人間関係に固執しないように、彼にも日本人にもプロジェクトの進行が、計画通りの進むことにコミットさせる。オープンな議論の場を設け、意見を自由に出せる環境を作る。また、外国人就労者にも日本の文化を理解してもらい、適切なコミュニケーションを促します。

実例3.フィリピン出身の看護師

問題
日本人の内向性により、必要な情報が、伝わらない可能性がある。

対応策
医療治療情報システムの観察項目の細分化を見直し、項目を増やし、選択肢を増やして、観察記録により情報の共有化を最大化することとした。電子カルテにもシステム情報の細分化が必要か?検討して改善を目指した。日本人として、情報共有の重要性を強調し、定期的なミーティングや報告の機会を設けるようにします。

【2】遠慮と謙虚

日本人は他人に対して遠慮する文化があり、また、自分の能力や成果を控えめに話す傾向があります。

実例1.ネパール出身の建設労働者

問題
日本人の遠慮と謙虚により、自分の能力を十分に発揮できない可能性がある。

対応策
日本人に遠慮と謙虚さから来る言動が、かえって外国人就労者にとって、誤解や見下している、無視していると受け取ってしまう場合があることをしっかいと理解させる。

日本人が、外国人就労者に対して、自分の意見や能力をしっかりと表現するように促す。また、その日本語での内容を2回繰りかえすことを意識してもらうことで、改善がみられました。

実例2.バングラデシュ出身の研究者

問題
日本人の遠慮と謙虚により、研究成果が適切に評価されない可能性がある。

対応策
日本人の遠慮と謙虚により、現場での日本人たちの中で、忖度(そんたく)が生まれて、成果に向かえなくなっていることを現実のものと理解させる。彼も日本人も研究成果に集中すること、研究機関や企業が、彼の外国人研究者としての研究成果をしっかりと評価し、適切な報酬や評価を行うことを彼に約束した。

実例3.スリランカ出身の会社経営者

問題
日本人の遠慮と謙虚により、ビジネスの拡大が妨げられる可能性がある。

対応策
経営の在留資格
の本人にとって、有益な地域情報や日本地域社会内での人間関係や地域の社会構造や産業的な敵対や繋がり、経済的な習慣などについて、日本人が、ビジネスの場でも自分の意見や提案、ビジネス上の情報を、経営者である外国人本人の意思決定のために、しっかりと表現する企業文化を作る意識を継続すること必要でした。

【3】非言語的コミュニケーション

日本人は、言葉で直接的に意見や感情を表現するよりも、非言語的な方法でコミュニケーションを取ることが多いです。これは日本文化の深層に根ざした特性であり、日常生活からビジネスの場まで多くの場面で見られます。

ここの解説は長くなりますので、次回に続きを書きたいと思います。


日本は、将来の日本の社会のために、
より良いしくみを構築できるはずです。

お読みいただき、本当にありがとうございます。


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