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\職場で使える話し方の心理テクニック②返報性の原理/#181


今日は職場で使える「返報性の原理」をご紹介します。
簡単に言うと、してもらったことをお返ししたくなる心の動きです。

②だけでも職場の環境が良くなるので、だまされたと思ってやってみて下さい。




①4種類の返報性の原理


返報性の原理は4種類あると言われています。

1・行為
2・敵意
3・譲歩
4・自己開示

文字にすると堅苦しい印象ですが、みなさんが普段何気なく当たり前のようにやっていることを、難しく言い直しただけです。1つずつご紹介しますね。


②行為の返報性


相手をほめたら、自分もほめ返された。とか、人に自分の頑張りを認めてもらえたら、自分もその人の努力を認めたくなる。これが行為の返報性です。

職場の環境や人間関係をよくするには、自分が先出しするのが鉄則です。
まずは相手を認める。そうすると相手も返してくれるので、まずあなたが相手を認めて下さい。

SNSでいいねマークをつけるように、日常生活でも周りにいいねマークをつけ続ける感じです。相手のいいねが先、自分のいいねは後からついてきますよ。


③敵意の返報性


行為の反対です。相手を苦手、嫌だと思っていると、相手も同じような感情を自分に持つことです。

もし、相手から批判されたことで自分が間違えているなら、早急に直してください。でも言いがかりであったり、マウントを取るような発言はスルーに限ります。言い返すほど怒りや混乱が大きくなるだけです。


④譲歩の返報性


非常によく使われるのが、営業です。
例えば、最初に値段の高いプランを提案する。それから最初よりもお手頃なプランを提案する。
「20回15万円のエステコースは難しくても、1回1万円のプランなら通えそう。」と契約につながりやすくなる心理です。
自分が譲歩してくれたことで、相手も譲歩して受け入れやすくなります。

プライベートでは、
「お父さん、沖縄に家族旅行に行きたい。」
「沖縄は厳しいなら、近くの温泉に行こうか。」

もしお子さんが意識して使っていたら、かなりのコミュニケーションマスターですね。笑


⑤自己開示の返報性


ぜひ意識して使いこなして欲しい。
自分が病気をしたことなど、つらかったことや思いを語ることで、相手の心を開き、自己開示するような法則です。


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返報性の原理の他にも、職場で使える話し方を講座生さんには全てお伝えしています。
言葉を戦略的に使って、仕事を充実させてくださいね。


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