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ずっと黒字でも失敗に気づいた @外食スタートアップ

東京で黒鶏ファニーというお店をやっている代表の吉田です。このnoteで外食スタートアップに関する記事を投稿していきたいと思います。

当店は2017年8月にオープンし、大した事ではないですが、
最初の緊急事態宣言発令された2020年4月まで、お蔭様で単月黒字をずっと継続していました。

これも最高の地鶏を提供くださる生産者、お店を見つけて来店してくださったお客様、遠い所から通ってくださったお客様のお蔭です。

あれよあれよと、お店の売上は伸びていき、
当店は客席40席弱の夜営業のみで、コロナ前はだいたい満席、
金曜は2回転、繁忙期で3回転する日もあったりなかったり。

1ヶ月の客数は、だいたい1●▲◼️名と「繁盛店だね〜」と言われる事も
多く、ムフフフ〜な気持ちでしたが、

2020年緊急事態宣言、外食自粛、時短営業と度重なる影響で、
ある失敗に気づきました。

2020年の総客数の内訳を集計した際、緊急事態宣言期間を除く、コロナの影響で売上が下がった月は、リピート客、常連客の客数は例年とほぼ横ばいだったので、新規客の来店数が猛烈に減った事が売上低下の要因でした。

つまり、今まで欲を抑えきれずに新規客の獲得、客数拡大を意識しすぎた事が、逆にこういう時期にガクっと売上を落とす事になってしまったんですね。
#猛省

1ヶ月の来店客の内訳は
・新規客 50%
・リピート客 25%
・常連客 25%
だいたいこれくらいです。

「コロナ禍でも強いお店」で、マックやテイクアウト、デリバリーに強い業態がメディアに取り上げられますが、
シンプルにファンを獲得できているお店が強いんだな〜と
当たり前の事に気付いちゃいました。
#忘れてました

マーケティング戦略でも言われている様に、
モノ消費→コト消費→ヒト消費の時代に移行する中で、
逆に不味い店を探す方が大変なオーバーストアの飲食業界では、
お店、ヒトでファンを獲得する事が必修科目になってます。

飯が美味いのは当たり前、
そのお店のストーリーや、生き様に共感してくださるファンを
どれだけ獲得できるかがこれからの飲食店のキーポイントな気がして夜しか眠れません。

幸い、我々は鹿児島地鶏「黒さつま鶏 黒王」、この最高品質の地鶏を創業から世に広めていく事をミッションに掲げ、
日本一の鶏刺し専門店を目指してこれからも出店を続ける事を企業理念にしてます。

先日の記事でも書かせていただいた、飲食店は時代の流れに逆走して、
オフラインに突っ走って、人とのコミュニケーションを更に深め、
お店のファンを獲得する事が、不況に強いお店への近道ですね。
#業務効率でIOTを駆使してね

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