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「質より量・多作家」失敗が多い人ほど成功する理由とは??エジソンと柳井正氏に学べ!!

多くの経営者や、クリエイター、作家やアスリートが成功する理由は、量と質のバランスにあります。一般的には「量より質を重視しろ」とよく言われますが、実際には多作家のほうが成功を収めています。



こうした成功例としては、トーマス・エジソンやアルベルト・アインシュタインは、多くの失敗を繰り返しながら成功に至りました。また、漫画家の石ノ森章太郎や永井豪、作詞家の秋元康なども同様で、多作家として数多くの代表作とヒット作を世に送り込んでいます。そのうち、駄作と称される作品も少なくありませんでした。

一方で、質にこだわり過ぎて、一発屋として名を馳せたアーティストも星の数ほど存在しています。

野球の打者の例を考えてみましょう。彼らは数多くの打席に立ち、バットを振る回数を増やすことで安打率を高めています。野球の天才と称された、昭和の長嶋茂雄選手、平成のイチロー選手、令和の大谷翔平選手も、打率は10割ではありません。 (因みに野茂英雄選手も含めて全員B型😁)。

「B型ですが、何か?」 我が道を行く、この開き直りがイチロー流!!

同様に、作家も多くの作品を生み出すことで、成功へと発展するケースが多々あります。量を増やすことで経験を積み、質を向上させることが重要です。成功とは、単発の優れた作品ではなく、持続的な努力と継続的な創作活動によって築かれるものと言えるでしょう。

失敗を恐れてくよくよと悩み、その結果として、その才能を生かしきれずに生涯を終えてしまう人のいかに多いことか。これを恋愛に例えると、モテない人ほど、振られることを恐れていて、モテる人ほど沢山の失恋を経験しています。

また、「凡人」ほど他人の目や評価を気にして、失敗を恐れ挑戦をせず、「天才」ほど何度も挑戦をし続けて結果を出すとよく指摘されています。

✅エジソンの失敗例

トーマス・アルバ・エジソンは、1,093件の特許を取得した多作家であり、彼の発明の多くは私たちの日常生活に大きな影響を与えています。しかし、彼が創り出したものがすべて成功したわけではありません。以下に、エジソンのいくつかの失敗例を紹介します。

  1. 選挙用電子投票機 (Electrographic Vote Recorder): エジソンの最初の特許取得は、政府機関で使用するための電子投票機でした。この機械は役人が投票を行い、迅速に集計することができるものでした。しかし、政治家たちはこの装置が交渉や投票の制限につながる可能性を恐れ、熱心には受け入れませんでした。

  2. セメント事業 (Cement): エジソンはセメントを建物の建設に使用することに興味を持ちました。1899年にエジソン・ポートランド・セメント社を設立し、フォノグラフ用のキャビネットからピアノ、家まであらゆるものをセメントで作りました。しかし、当時のコンクリートは高価であり、このアイデアは受け入れられませんでした。ただし、彼の会社はブロンクスのヤンキー・スタジアムの建設を請け負いました。

  3. 音声付き映画 (Talking Pictures): 映画の創成期から、多くの人々が映像と音声を組み合わせて「話す」映画を作ろうと試みました。エジソンも1895年に「キネトフォン」と呼ばれるキネトスコープ(覗き穴式映画ビューア)に内蔵された蓄音機で音声と映像を組み合わせたものを作成しました。しかし、このアイデアはあまり成功しませんでした。1915年には音声映画のアイデアを放棄しました。

  4. 話す人形 (Talking Doll): エジソンが作った人形は、その時代には先駆的すぎました。ドイツから輸入した人形には小さな蓄音機が内蔵されており、1890年に販売されました。しかし、人形は非常に壊れやすく、動作すると録音がひどく聞こえると顧客から不評でした。

  5. 電動ペン (Electric Pen): 同じ文書のコピーを効率的に作成する問題を解決しようとして、エジソンは電動ペンを考案しました。このデバイスはバッテリーと小さなモーターで動作し、紙に小さな穴を開けてワックスペーパーに文書のステンシルを作成し、インクを転がしてコピーを作成しました。しかし、このペンは使い勝手が悪く、バッテリーのメンテナンスが必要で、高価で、騒々しかったです。

エジソンはこれらの失敗を乗り越え、成功への道を切り拓いた偉大な発明家でした。

多作家で有名な人々は数多くいます。以下に、いくつかの多作家を紹介します。

👨アイザック・アシモフ(506作品): アメリカの作家で、科学小説やミステリー、ファンタジーなど幅広いジャンルで執筆しました。

👨曲亭馬琴(470作品): 日本の江戸時代の作家で、『南総里見八犬伝』などの著作で知られています。

👨Ursula Bloom(500作品以上): イギリスのロマンス作家で、多くの小説を執筆しました。

👨イーニッド・ブライトン(600作品以上): イギリスの作家で、ロマンス小説を中心に執筆しました。

👨Barbara Cartland(722作品): イギリスのロマンス作家で、多くの愛の物語を生み出しました。

👨John Creasey(600作品以上): イギリスの作家で、ミステリー小説を多数執筆しました。

👨Darya Dontsova(140作品以上): ロシアの作家で、ミステリーやユーモア小説を手がけました。

👨アレクサンドル・デュマ・ペール(277作品): フランスの作家で、『三銃士』や『モンテ・クリスト伯』などの冒険小説を書きました。

これらの作家は、多作でありながら質の高い作品を生み出し、文学界に大きな影響を与えました。

✅個人資産3.4兆円。日本歴史上、最も富を得た男・柳井正の名言7選

ファッションブランド「ユニクロ」や「GU」を展開する「ファーストリテイリング」代表取締役会長兼社長の柳井正。ここでは、ビジネスの挑戦を目の前にした時に向き合いたい、代表的な7つの名言を紹介する。

下記、リンク先からの引用です。

✅ユニクロで世界を牽引する柳井正


1949年に山口県で生まれた柳井正。早稲田大学政治経済学部卒業後の1972年、父親が創業した「小郡商事」に入社。91年に社名変更し、ファーストリテイリングとなる。商品企画から生産、物流、販売までを自社一貫で行うSPA(製造小売業)を展開し、低価格・高品質のカジュアルウェアブランド、ユニクロやGUを育て上げた。

ユニクロは国内店舗数817、海外店舗数は1400を超えており(2019年11月末時点)、柳井の資産は3.4兆円、世界27位の富豪である(19年10月)。

1. 頭のいいと言われる人間に限って、計画や勉強ばかり熱心で、結局何も実行しない


計画や勉強ももちろん重要だが、実行しなければ何も生まれない。
柳井はファーストリテイリングで求める人材についても、「学歴や国籍は関係ない」と述べている。知識の多さよりもコミュニケーション能力や実行力の高さを評価しているのだ。

2. 10回新しいことを始めれば9回は失敗する


2003年に発行した、自身の功績をまとめた著書のタイトルが、『一勝九敗』。柳井は小郡商事に入社した当初、仕事の効率の悪さや従業員の態度を直そうと厳しく指導した結果、7人中6人の従業員が辞めてしまったという。成功者に見える柳井にも、失敗の経験はある。

3. 失敗に学ぶことと、リカバリーのスピード。これが何より大切である


失敗を恐れないだけでなく、そこから何を学ぶかが重要だという言葉。柳井にとっても失敗は嫌なものであり、「蓋をして葬り去りたい気持ち」になると語っている。だが、失敗から何も学ばないと同じ失敗を繰り返してしまう。失敗から学び、修正していけば物事は良い方向に向いていくのだ。

4. 人生でいちばん悔いが残るのは、挑戦しなかったこと


柳井は一度成功しても、挑戦を続ける。多店舗展開する際も、父親からはリスクを取らない方が良いと反対されたという。しかし柳井は全国展開を目指し、のちに世界展開を目指した。自分自身が目指すことを最優先し、挑戦を続けた結果が成功を生んだのだろう。

5. ユニクロでいちばん発言力のある人、それは社長ではなく、お客様


事業において重要なのは、顧客のニーズや不満を見逃さず、掴むこと。ユニクロは人それぞれのライフスタイルに合う普段着として、「LifeWear」というコンセプトを打ち出している。「誰にとっても良い服」であるよう、常に顧客視点を忘れずにいるのが柳井の姿勢だ。

6. 常に、組織は仕事をするためにあって、組織のための仕事というのはない


経営者は特に気を付けたい言葉だろう。組織が大きくなってくると、顧客の視点を忘れたり、仕事本来の目的からずれてしまったりする。良い仕事をしていくために、挑戦し続けられる組織を作らなければならないという柳生の信念が表れている。

7. 起業をするのに、特に素質は必要ない

柳井は「ほとんどの人が起業できる」と述べており、特に若い人は世界を目指して起業するべきだと主張している。起業を考えているすべての人にとって、背中を押される言葉ではないだろうか。

✅「徒手空拳」とは?

徒手空拳」は、日本語の四字熟語で、以下の意味を持ちます。

  1. 手に何も持っていないこと

  2. また、何かを始めようとするときに、身一つで他に頼むものがないこと

この表現は、ビジネスシーンや日常生活で、自分の力だけで挑戦する人や、挑戦する事を表す言葉として使われます。例えば、「徒手空拳で挑む」というように、何も持たずに立ち向かう勇気や決断力を指します。

✅リスクを恐れていては何もできない


リスクを恐れていては何もできない――この言葉は、人々が成功や成果を得るためには、時にはリスクを冒さなければならないことを示しています。哲学的に考えると、以下のような視点があります。

  1. エピクロス派の視点: ギリシャの哲学者エピクロスは、人々が幸福を追求する際には快楽を追求すべきだと説きました。彼は「快楽の追求」をリスクを冒すことと結びつけ、人々に自己成長や満足感を得るためにリスクを取ることを奨励しました。

  2. ニーチェの視点: フリードリヒ・ニーチェは「超人」(ウーベルメンシュ)という概念を提唱しました。超人は伝統的な価値観にとらわれず、自己の意志で行動し、リスクを冒すことを厭わない存在です。彼は「人はリスクを取ることで自己を超越し、真の自由を手に入れる」と説きました。

  3. プラグマティズムの視点: プラグマティズムは、経験と実践を重視する哲学的アプローチです。リスクを冒すことは、新たな知識や洞察を得るチャンスであり、成長の機会でもあります。プラグマティストは、リスクを避けずに積極的に行動することを奨励します。


結論として、リスクを恐れずに行動することは、成果を得るために不可欠な要素であり、人々の成長と自己実現につながると言えるでしょう。

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