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土木技術者に贈る、お役立ちリンク集!vol.15

土木技術者のみなさま、お疲れ様です!教育小委員会の津村です。
桜が散り始めましたが、暖かくなってきましたね。そうすると何がやりたくなるかといえば、私は「キャンプ」です。最近のアウトドアブームについて、同じく委員会メンバーの菊田さんとお話してみました。

津村
「最近アウトドアブームですよね!私は焚火をしながらお酒を飲むのが好きなんですが、それと同じくらい設営が好きなんですよ。キャンプ場の立地条件から何をどう配置するのか決めるのが好きです。建設業の性(さが)ですかね?」

菊田
「広大な自然のロケーションを前提としたアウトドアにとって、この3密回避も追い風となっているみたいですね。津村さん休みの日もなんか建ててるんですね…。どうしてキャンプを始めようと思ったんですか?」

津村
「最近はオンライン会議も増えて、直接人と会う機会が減ったじゃないですか?人恋しくてですかね?なのでいつも2家族以上で行きます。人との関わり方も変えてしまうコロナってすごい影響力ですよね…。」

菊田
「変わったと言えば、コンクリートの品質・耐久性確保の考え方についても東日本大震災から大きく変わりましたよね」

津村
「(え?なに?コンクリート??キャンプの話は終わり?)え、ええ…。そうなんですか?どう変わったんですか??」

菊田
「高度経済成長期以降、コンクリートの施工方法や使用材料はほとんど変わっていません。このまま従来の方法で造っては、復興後、早期に劣化することが懸念されたため、一部の識者が立ち上がって、メカニズムや知見、最新の技術を駆使して、新しい品質確保・高耐久化の取り組みを標準化しました。津村さんも震災復興やリニューアル工事に携わっていたんですよね?」

津村
「モノづくりがしたくて建設業の道に進みましたが、リニューアル工事はリニューアル工事で面白かったです。劣化原因はなんなのか、それに対する最適な補修方法はどうすればよいか、さらにライフサイクルコストを低減するための工夫をどのようにしていくか、考え始めればキリがありません。さらにリニューアルに携わると、その教訓を生かして、新設のコンクリート打設時に注意しなければならないことが明確にわかるようになります」

菊田
「そんな津村さんにおススメの本がありますよ。新設コンクリート革命という本です。」

菊田
「良いコンクリート構造物を造りたい!土木技術者としての責任やプライド、コンクリートへの愛が詰まった珠玉の一冊です。土木技術者なら、とても考えさせられ、きっと良い刺激を与えてくれると思います。」

津村
「ほほう。是非読んでみます!ありがとうございます!菊田さんもだいぶ建設好きですね!」


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