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ルーツに帰り、未知の自分に出会う「ルー・ガルー」の音楽

2022年に超越瞑想(TM)を学ばれたミュージシャンのニイマリコさん。今年始動した新バンド「ルー・ガルー」が音楽ファンの注目を集めています。ニイさんが音楽活動の中で感じるTMの効果と、その作品をご紹介します。

「ルー・ガルーはバンドとプロジェクトの中間のような存在」(ニイさん)。繊細さと力強さ、軽やかさと誠実さといった二つの異なる側面が共存するその音楽は、まさにルー・ガルー(=人狼)。9月に発表された初音源『アーリーサマー』は、ミニマルでクールな演奏の内側からニイさんの体温、愛の力が滲み出してくるかのよう。ルー・ガルーとは、ニイさんのルーツであるブラック・ミュージックへ帰る旅であり、未知の自分に出会う旅なのかもしれません。

ニイさん:TMを始めてから仕事や住まいなどの生活環境がかなり変わりました。それでも余計なストレスを感じずに切り替えられた気がします。演奏などの精度が増すと聞いて「ええ~、そんなうまいこと行くもんか~?」と 半信半疑でしたが、集中状態というか、に、入る速度は上がっていますね。11月の大きなワンマンライブ、性格的に気負いすぎてしまったり、悪い方向につい考えてしまうので、リラックスするためにも瞑想の時間も大切にしたいと思っています。

11/23(木・祝) ルー・ガルー ONE MAN SHOW 「Les Loups entre eux」渋谷WWW

guest dancer:間宮まに
OPEN18:00 START19:00
一般 前売¥4000 当日¥4500(別途D代)
U-20 前売/当日ともに¥2000(別途D代)
*来場者特典:ZINE
*紙チケットはニイマリコのライブ会場で購入可能

ご予約はこちら → https://tiget.net/events/263533

ニイマリコ
広島県出身。2005年よりスリーピース・フィメールロックバンド・HOMMヨのギターヴォーカルとして音楽活動を開始。EP、シングル、ライブ盤など含め8作品を発表、様々なジャンルのアーティストを招いての自主イベントなどもコンスタントに開催した。BARAMONや井手健介と母船などで活動するギタリスト羽賀和貴との昭和歌謡ユニットduMo、トラックメイカー/ラッパー/ライターのワニウエイブとのユニットGhostlegでは歌唱、作詞などを担当するなどジャンルを特定しない音楽活動も並行しておこなっており、2020年にはHOMMヨの活動休止に伴いソロ形態の音楽活動を本格的に開始。
また、ヤなことそっとミュートなどのアイドルグループへの歌詞提供、『ユリイカ』『文藝別冊』などへの寄稿をきっかけに執筆の機会が増え、タバブックス『仕事文脈』では「男には簡単な仕事」を連載中。フェミニズム的な視点から執筆することも多く、社会や身の回りに起きている問題、疑問から目を逸らさない姿勢をマイペースに貫く。様々なゲストとマンツーマンでトークするYoutube番組「ニイマリコの結討広場」の配信やBLトークイベントも定期的に開催を継続するなど、よりオルタナティブに活動範囲を広げている。
https://infoinfonii.wixsite.com/niimariko



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