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J's story

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徒然なるままに、綴ってみました。 33歳の窮屈で夢がなんなのかわからなかった自分に変化がありました。 恋愛に疎く、ある女性に出会い変わっていった徒然ならままに…
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#この出会いが何かのきっかけに

#14 「The beginning of the week #1」

#14 「The beginning of the week #1」

起きた。
寝た?
寝れた?
5時間も?
俺はソファーでiPhoneを握ったまま腹を出して寝ていた。
こんなに寝れたのはいつぶりだろう。

タグホイヤーは『6:47』を指していた。

[おはよー起きれてる?]
と、いつものルーティンの始まり。少ししてから…
[おはよ^ ^今電車乗ったとこ!]
7:10に乗ったらしいが、早い。
しかし、このあいだの話の中で7時でも満員電車ということで、ラッシュアワーの

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#13 「Sunday-Monday midnight is keeping contact 」

#13 「Sunday-Monday midnight is keeping contact 」

日曜の深夜からのやり取りが終わらない。
というより彼女が、眠りにつけるまでの間、付き合うという大義名分で楽しい時間が続く。
そもそも不眠症気味の俺にとっては有難い話なのだから、

彼女に感謝(笑)

[土曜は酔ってたねー(笑)ちゃんと覚えてる?]
[あたしお酒で記憶を飛ばしたっていう経験がないんですよ。
嫌なことも良いことも全部覚えてるんです(笑)]
[それは嫌だね(汗)]
確かに嫌だ。嘘がつけな

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#12 「距離」

#12 「距離」

ルパンが、オープニングの公営カジノ強盗を次元と成功させて、フィアットの車内にいっぱいの札束。
次元がルパンに札束のシャワーを浴びさせ「あちっあっちーよー!」と戯れている。
3回目ループの始まりだった。寝れずに昨夜のシーンが、二日酔いで頭がガンガンする中フラッシュバックする。

と言っても日曜日の早朝7時ごろだった。

夢見心地の体勢からソファーに座りなおし、
テーブルの上にあるまだまだ寒い部屋の中

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#11 「はじまり1/4」

#11 「はじまり1/4」

『ドサッ!』
電気もつけず、ソファーに勢いよく背中からダイブして肘掛けを枕に天井を眺める。

酔っていはいたが、昨夜を冷静にフィードバックしていた。

ラクーアでの彼女を見つける時のドキドキ。

サンダードルフィンが中止でBプランに切り替えて水道橋駅からCONAに行く時のぎこちなさ。

お店についてから、オーダーして乾杯からの彼女の話を聞いてる時の新鮮さ。

俺の話を真剣に面白おかしく聞いてくれて

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#10−3 「それから」

#10−3 「それから」

改札口を出て、手を繋いで横断歩道で青になるのを待つ。2人して深夜の御徒町に響くくらい大笑いをした。
「気づかなかったー(笑)」
「恥ずかしいー(笑)」
アメ横に響き渡るくらいの声で話をした。
手を繋いで歩いた。
彼女は左側が正ポジションらしく右側に来ようとはしなかった。
「いーのーこっちがいーのー!」
と言う。
「そうなの?わかったよ」
足を止める度に、キスしてハグをした。
人目は無かった。
深夜

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#10−2「余韻→それから」

#10−2「余韻→それから」

彼女が帰ってきたところで、
「さ、宴もたけなわということで、お店出るよ。」
「代金は?」
「俺とRYOが、今日はホストだから大丈夫!」
財布を出そうとしていたが、それを引っ込めさせ店を出ることに。

地下のお店から地上に出て先に出て待っていたら、
2人が全然来ないので心配した。

『心配した?』

なんの?

俺が戻ったら彼女とRYOが上がってこようとしていた。

「iPhoneがなくってー」と呂

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#10 「必然」

#10 「必然」

土曜の行楽帰宅時間なのか、電車は混んでいた。なんとかして電車を降りる。
自分の格好を伝えた。
【グレースーツにカーキーのスプリングコートに重そうな黒のポーターのリュックに黒渕メガネ】
【あたしは、トレンチコート着てます!黒のバック肩から掛けてます!】
【わかりづらいなー】
【ロングトレンチコート!】
【髪をおろしてます!】
【チェックのブラウス着てます!】
【黒のリボンのパンプス👠】
【そして、

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#9 「会う約束」

#9 「会う約束」

春の強い風が続き、
不安定な天気が続く中、
試合は行われる。
週末の海外リーグイベントのサポート。
特に何か重要なことがあるのかと言うわけではない。
とにかくランナーだ。
「それして」「あれ行ってこい」「持ってこい」など、
イベントアシスタントという位置付けだった。
気が楽で良い。

一昨日。
彼女とついに会う日が決まった。
自分の誕生日まで、
お互い待てるわけもなく。
会えるなら毎夜仕事終わりに

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#8 「さくら」

#8 「さくら」

4月初旬

桜は散り始めていた。
毎年毎年咲くのが早まっており、
入学式の日は散りきっているか、
新緑になりつつある状況で、
季節と月がずれている。
むしろ卒業式が「桜」なのでは?
と、変に教師感覚で考えていた。

今日も地元の大会の運営サポートと
週末の試合運営のサポートがあり、
心はもう散り散りな状態だった。
ただ救いだったのは、
彼女がチーム運営に対して、
色々話ししてくれていたことだ。

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#7 「ひまわり🌻」

#7 「ひまわり🌻」

地元のイベント会場に向かう。
スタジアムに着くと、
見慣れた高校の顧問の先生方が
「お、イベントマネージャーの塚越さんが今頃おいでになったぞー」
本部で大声で主張する宮本統括補佐…
「いや、7時に集合って…言われましたので5分前に着くように来ましたが(汗)」
「もう終わってるよ準備は!」
と、到着早々にいぢられる。
「ゆーたは、とにかく記録!」
「はい!任せてください」
と、担当の役員の渡邊さんと

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#6「話がしたくて」

#6「話がしたくて」

大会が終わり、気が抜けつつも次の大会が待つわけもなく、勝手に向こうから最初は小股で、そして、大股で…さらに駆け足でやってくる。はー。
地元での高校生の大会のイベントのサポートに。
それは、会場に行ってレクチャーで良いと言われたので、
うちの部署から私が行くことになった。
火曜日と木曜日に…そう、休日の火曜日が…
また、連勤の始まりだ。
週末は、東京で行われるプロの試合の運営が待っている。

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#5 「After a game」

#5 「After a game」

結局自宅に帰ったのは次の日を越していた。

彼女も21:32のLINEメッセージの後、連絡が来なかったので、いつもの通りの

『寝落ちしたな…」

と思った。

たった3日だが、ほぼ寝落ちされている。
毎日がよっぽど『大変』なのだなと察しがつく。

彼女にとって、今回退院してからのこの大会へのチームマネージメントは本当に初めてづくしで、大変だったのは誰が見ても明らかだった。
一瞬だったが会った感想

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#4 「はじめまして」

#4 「はじめまして」

*注釈:『(二重カッコ)』は心の声

前日の準備が終わって帰ったものの、なんのために自宅に帰ったのかわからないくらい早くに自宅を出発をした。
多分自宅滞在時間…2時間くらい?
そもそも、自宅に帰って来たのが日をまたぎ2:30ごろだったと思う。
寝たら起きれないと判断して、大好きなルパンのカリオストロの城をソファーに横たわって寝ないように見ていた。
そうこうして銭形警部のエンディング前の名ゼリフを聞

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#3 カウントダウン寸前

#3 カウントダウン寸前

大会4日前に早坂さんと知り合い、そこから4日間多忙を極めた。
それは、チームのメンバー変更やら駐車場手配やランチケータリングメニューのリクエストなどその他諸々あり、昼間は交渉調整に追われた。
夜は最終稿のマニュアル作りに再び追われることに…

気づけば20:32を回り、
メールボックスを確認すると「1」の新着メール。
早坂さんからだ。心配が上回りメールを速攻読む。
見終わると『ふー、大したことない

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