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イヤとダメ

20240223 私はイヤだというのは、私の意思で あなたにダメというのは、私の希望で イヤとは思うけど言えなくて ダメなんて言えるはずもなくて 私はイヤだという自分の感情任せて、 あなたの行動を縛るのは違う気がして 俺は、イヤもダメも同じ感覚で 俺がイヤだから、やるな 俺がイヤだから、ダメだ そんなものは当然として、生きてきた ただ、過去の人たちは違っていたんだろうね イヤと言われたこともない ダメなんて言われたら、ますますやるタイプ イヤだと言われても、あ

    • 愛してるのその先 3/3

      子どもが欲しいとしたら、子どもを作らないような行為に意味はなく 子どもが欲しくて、子どもが欲しくて、子どもを作るような行為に意味があればと 子どもに囚われていて 子どもを諦めたとか言いながらも やっぱり子どもを諦められなくて ねぇ、どうしたらいいんだろうね どうしたら、「子どもを欲しい」という欲望を捨てられるんだろうね 男と女しかいない世界で 有性生殖の螺旋の中で お金で買えない、ただ一つの世界 正しさとは、なんだろうか 子どもを欲しいというのは、行き過ぎた欲望

      • 愛してるのその先 2/3

        私は、あなたの子どもを産む覚悟をしたの それはね、あなたことを知った上で あなたが、私のものにならないことを知った上で それでも、私はあなたの子どもを産み育てたいと思ったのよ 意味がわかって? 女が子を産む意味ってわかって? これから先、私一人で子どもを育てる覚悟があってこそ、あなたの子どもを産みたいと言えるのよ あなたは、あなたで、自由人だから、 それを壊すのは違うから、 会ったときから、あなたは自由だったから 縛られたくなくて、 でも、一人じゃ生きられなくて

        • 愛してるのその先 1/3

          私は、子どもが欲しいと言って あなたは、それを受けとめて 私の子どもが欲しいというエゴに似た欲望を ただ、真っ直ぐに、中に入れて うん、例えばだけど、 愛してるの中に、愛なんてなくて 愛してるの先に、愛があって 愛してるの先は、時間の先という未来で 愛してるって何だろうって セックスって何だろうって セックスとは、そもそも、子どもを作る行為で みんながしているセックスは、子どもを作るための行為よりも、意味のないセックスばかりで ねぇ、セックスって何だろうとか、思

        イヤとダメ

          写真

          20231229 あなたの写真を撮ろうとした たくさんの花が咲いている世界で あなたは、拒否して、 私は、困惑して、 そっか、自分1人だから恥ずかしいのかと 2人で一緒に撮ろうとした あなたは、拒否して、 私は、わからなくなって、 今まで、いろんなところに行った 今まで、写真を撮ったことはない そして、私は、写真を撮るほうでもない はじめて、知った あなたは、写真が嫌いだと なるほど 私たちは、どれくらい一緒にいるか、わからないけど、 私たちの写真は、増え

          愛の詩

          20231210 あなたは琴を奏でている あなたが、琴を奏でている間に、 私は、言葉を綴ろうか あなたの琴と、私の言葉 生まれてくるインスピレーション 「ねぇ、私たちは、なぜ出会ったの」 と言うあなた 「私たちは、必然に、運命に導かれたんだよ」 と言う私 私たちは、全く対極の、思想の中で、お互いの想いを馳せている あなたは、いつも、想ってる、なぜ私なのかと 私は、いつもの想ってる、あなたなんだと 私が、この街に移り住んで、 そこで、初めて酒場に出て、 その日

          愛の詩

          幸せって何だろう

          20231201 何度も作っては壊してきたから、わかること 二人で一緒にご飯を食べられて、美味しくて幸せ 一人で美味しくても、味気ない 二人で一緒に呑んで、楽しくて幸せ 一人で呑んでも、寂しさが募る 二人で一緒にお風呂に入って、狭くて幸せ 一人で風呂に入ったら、広くてお湯が足りない 二人で一緒の布団に入って、眠れて幸せ 一人の布団に入ったら、人肌が恋しい 二人で一つになって、気持ち良くて幸せ 一人で気持ち良くなっても、虚しい 二人で手を繋いで出勤して、嬉しくて幸

          幸せって何だろう

          相思相愛

          20231128 ねぇ、私、あなたのこと好きよ うん、僕も、君のことが好きだよ これは、相思相愛とは言わない あのさー、愛してるよ、うん 私も愛してるよ、とっても これも、相思相愛とは言わない あのね、今日は、月がきれいだよ そうだね、月がきれいだね 相思相愛まで、もう少し 愛しても愛しても、居なくなってしまうかもしれない不安に苛まれている それ、今、私も同じことを思った 相思相愛に近い 私は居なくならないよ それ、今、私、あなたを抱きしめながら言

          相思相愛

          20231128 はじめてのデート 「海を、見たい」と思った 私は、 「あなたと、鎌倉の海に行きたい」と思った あなたは、 「ずっと、鎌倉に来たかった」と言った すべては、偶然のような必然 「なぜ出会ったんだろう」と、 あなたは、よく言うけど あなたは偶然に感じるかもしれない でも、私にとっては必然 人と人とは、 出会うべくして、 出会うべきときに、 出会う だから、 私はあなたを探していたし、 あなたも私を探していたのよ そして、 私たちは、あの場所で、出会

          満月の夜に

          20231127 愛してるって言っても、 愛してるって言われても、 届かないような気がする 愛しても愛しても、 居なくなってしまうかもしれない不安に苛まれている 自分の人生を振り返っても、 全く後悔はないとは言わないけれど こんな人生しか、歩めなかったのは、事実 自分の軌跡を否定なんて、できない 私は、自由を求めているのに、 自由とは、孤独が前提なのに 私は、寂しがりだから、孤独に耐えられなくて、不自由を掴んでしまう 自分のことは、わからない 自由でいたいのに、

          満月の夜に

          月が綺麗だから

          20231126 生命のかけらを受け止めて あなたの一つの愛で、私の億の愛を受け止めて 私の寂しさを、あなたが形にして 一人と一人、私たちは、一人ぼっちだから 一人ぼっちじゃなくして 三人にして 私たちは、三軒茶屋で出会ったの だから、2じゃなくて3なのね 1+1=2は、論理の軸 1+1=3は、生物の軸 3じゃないと、世界は創れなかった 3じゃないと、私たちは、生き物は、死に絶えていた 一つの生き物と、一つの生き物が、快楽を求めた結果にしても そこに、快楽がなければ、

          月が綺麗だから

          裸の心

          20231113 好きだって言った そして、泣いた 私は、子どもができにくい身体なんだって、泣いた 裸になった 肉体的な意味の裸ではなく、 精神的な意味での裸になった 裸の心で、向き合った これ以上でも、これ以下でもない 等身大の私を見せた 物書きとしての私じゃなくて、素の私 こんな私でも、愛してくれますかって、自分をさらした 好きになってきているから、 気持ちが抑えられなくなってきているから、 本当の自分で向き合いたくて それは、 自分勝手なことかもし

          裸の心

          未来の足跡

          20231112 私、あなたのこと好きかもしれない うん、好きになってきた 今さらと言うかもしれない すでに、身体を重ねてるのに でも、私は、ゆっくりと人を好きになっていく 身体を重ねて、好きになっていく 身体を重ねないで、何がわかるのかとまでは言わないけど、やっぱり、身体なしには、愛は語れない、それを大人と言うのかもしれないけど そう、好きになってきた うん、好きだなって気持ちがある あなたに、私ができないことをお願いしよう 私ができない、裁縫をお願いし

          未来の足跡

          カケラ

          20231108 あなたがこの家を後にしてから、もう何日も経つのに、毎日、あなたのカケラが、いる かくれんぼしてたのかな 昨日いなくなった、と思ったのに ふと、急に、カケラは、見つかっちゃったって、顔をして出てくる たった、一晩過ごしただけなのに、部屋中にあなたのカケラたち あの夜が、あの幸福が、夢ではなく、現実だと気付く瞬間 あなたのカケラ 後ろを振り返ると、 いつも、みんな、私の元から、去って行って、帰ってこない カケラが細い針となって私の心を刺す、見つけ

          カケラ

          抱きしめたい

          20231106 抱きしめたいと思ったって言った 私の何を知って、 抱きしめたいと感じたのかわからない 私の産み出した言葉たちが、 あなたを包んだ だから、 あなたは、私を包んで抱きしめたいと感じた あなたは、私の全身を包んで、抱きしめた 私の心の芯まで優しく包んだ あなたに抱きしめられて、 快楽と幸福に包まれた私は、 泣いた 心の中で泣いた あなたの優しさに泣いた 傷だらけの自分に気付いて泣いた あなたの気持ちが嬉しくて泣いた 何かに許された気がして泣いた あ

          抱きしめたい

          日曜日の朝

          20231105 前の日に飲み過ぎて、昼近くまで、布団でゴロゴロすると、罪悪感に駆られて、もったいないなとか思う でもね、それはさ、一人だからなんだってわかった 前の日に飲み過ぎて、昼近くまで、布団でゴロゴロするのが、二人なら、実は、それは、幸せな時間なんだなって思った 同じような過ごし方でも、一人と、二人は違って、こんなにも違うのかってくらいに違って、私は、久しぶりに、なんだか、ほっこりして、幸せを感じたんだ 一人じゃ寂しいけど、二人だと温かい 心がお日様に照らさ

          日曜日の朝