“JLDS”のコンセプトと価値
初めまして、 “Japan Life Design Systems” です。
我が社は表記すると長いので、4つの単語の頭文字をとり “JLDS”と表記させていただきます。
私たちは「マーケティングコンサル会社」として企業のマーケティング活動を一貫してサポートし、プロモーションや広告制作に力を注いでいます。
私たちは「ライフデザインカンパニー」
ただし、単なるマーケティングコンサル会社ではありません。
上段にもう一つ大きな傘があり、正確に言えば「ライフデザインカンパニー」。生活者の暮らし、そして人生、社会をより豊かなものにデザインしていくことをミッションとしています。
代表の谷口正和は41年前の開業以来
と語っているのです。
…恐らく、このくだりを目にして「????」と思った方も多いかもしれません…
しかし、私たちは「ライフデザイン」というコンセプトが、企業のマーケティング成果に大きく寄与していると自負を持っています。
今日は予想不能と呼ばれるVUCA時代。多くの企業が「未来への道導」を失っています。
そんなカオスの時代こそ、「ライフデザインカンパニー」は力を発揮する。
お付き合いしている企業をざっとご紹介しますと
などなど。素晴らしいクライアントに恵まれています。
しかも、当社のユニークなところは「営業がいない」こと。
挙げさせていただいた企業の皆さまは、お声がけいただいてお付き合いが始まるケースが多いのです。
なぜ、売り込みもせずに仕事を依頼されるのか?
その理由は、私たちが「生活者を主人公にした社会の実現(ライフデザイン)」を果たすため、「時流研究」「生活者研究」を徹底的に行っていることにあります。
「時流研究」「生活者研究」のラボラトリー
当社は41年前の開業以来、「時流研究」「生活者研究」のラボラトリーと自認し、社会に向けて時代整理と未来への予見を発信してきました。
その中心には代表の谷口正和がいます。
これまでに88冊の本を出し、新聞やビジネス誌への寄稿、講演活動を通じて、社会、企業が歩むべき道を示してきましたが、これまでに多くの共感を得ることができました。
「生活者を主人公にした社会の実現」という企業理念も1981年、谷口が「21世紀はそんな時代が来る」と予見して生まれたのですが、2022年の今、「個の時代」と言われる社会と合致してきました。
それだけではありません。
例えば、1987年に講談社から発行された『地球人』では、「地球化を拒否するものは、人も企業も国も全て滅びる」と予見し、SDGsや、自社の利益と社会の利益を両立させる新しい経済の形「ステークホルダー資本主義」の到来を予見。
1994年にプレジデント社から発行された『ホームクリエーションの時代』では、DXが急速に進む中で職住近接の時代が来ると予見。
今や、「リモートワーク」「ワーケーション」がスタンダードになりつつあります。
88冊の本は、未来の姿を映し出してきました。
谷口を「預言者」と称えてくださることも多いですが、決してそれは超能力でも何でもなく、他社にはないほど、徹底的に「時流研究」「生活者研究」をしてきた結果なのです。
JLDSのマーケティングコンサルタントは民間の社会学者でもある。それが私たちの「バリュー」です。
●時流研究のカギ「IMAGINAS」とは?
マーケティング視点が「定点的」になっていないか?
私たちは「消費者」という言葉はできる限り使わないようにしています。
なぜなら、人の生活は「消費」だけをしているわけではないからです。
つまり、消費者として見るのはとても限定的で、「人」と見ず「ある一部の行為(消費)」に着目していると言えます。
言うなれば「木を見て森を見ず」。
多くの企業が「消費」という局地的な定点観測を行うことで、顧客の根本的なニーズや課題を見えなくしてしまっています。
例えば「客数が伸びない」という悩みも、エリアの競合関係だけを意識しても、根本原因が見つからない場合もあります。
日本の人口はそもそも減少傾向にあるので、全体としてはマーケットはシュリンクすることが前提です。
さらに、DXにより「場所」の制約もなくなってきています。
場合によっては、そもそも「買う人が減っている」「エリアで買う理由がなくなっている」ことが原因である可能性はあります。
OMO(Online Merges with Offline / オンラインとオフラインの併合)の実現も、大局的な視点で言えば「新しいマーケットの創造」。
場所を起点とした「ホームタウン」発想から、パーパスやバリューを起点とした「ホームコミュニティ(プラットフォーム)」着想への転換が必要になります。
ロケーションで顧客を囲い込める時代は終わりを告げている中、私たちは局地的な視点ではなく大局的な視点から一緒に考えていく。
当社では
というように、企業戦略の上流から下流まで一気通貫でサポートできることが強み。そのことが、多くのクライアントから愛されている要因だと自負しております。
私たちが企業よりも「生活者」に目を向ける理由
私たちは企業のマーケティングをサポートする会社ですが、その視線は企業の向こうにいる生活者に向けられています。
生活者がより豊かな暮らし、人生をデザインすることが、私たちの「ウェルビーイング」につながります。
なぜなら、生活者とは「私たち」でもあるからです。
生活者は「消費者」と「提供者(企業側)」を分けない全ての人を含んだ属性となります。
この生活者一人ひとりを束ねたチームが「社会」。
つまり、生活者のハッピネスを追求することは、個人、企業、そして一番大きな括りである社会を良くしていくことになります。
私たちは「カスタマーエージェンシー(顧客の代理人)」として、生活者と企業の間に立って社会視点で企業経営を示唆することをモットーとし、全てのステークホルダーがwin-winになれることを願っています。
企業を生活者視点でリードすることで、企業と生活者の間で「ハッピネスの循環」が生まれるようデザインする。
SDGsは「誰一人取り残さない」社会の実現を目指していますが、谷口正和は41年前から、そんな世を夢見てきました。
その理念と企業体質を持つのが “JLDS” なのです。
私たちは “ CREATIVE STRATEGY ”
私たちはクライアントビジネスだけではなく、生活者に向けたビジネスも行っております。
それが「B to L」ビジネス です。
聴き慣れない言葉だと思いますが…、一般的には「B to C」。
ただし、私たちは「C(カスタマー)」ではなく
「L(ライフ)」、つまり「生活者」と見ています。
豊かな暮らしに導く商品やサービスを直接生活者に届けています。
その基本方針を全社的に持ちながら、JLDSには3つのチームが存在しています。
●LIFE DESIGN CREATIVE STRATEGY(CS)
小売業を中心に「生活者の最前線」で活動する企業をサポート。生活者との接点が一番多く、「時流」「生活者動向」のアンテナ基地として多くの知見を抱えています。
また、「日本文化」「江戸期のサステナブル社会」を研究し、現代の社会に活かす「江戸美学研究会」というプログラムも行っています。
●LIFE DESIGN BOOKS AND MEDIA(B&M)
健康関連企業や、地方行政をサポート。当社の出版部門「LIFE DESIGN BOOKS」を運営しており、ビジネスや人生のヒントになる本を企画・発行しています。
ちなみに、B&Mでもnoteを運営しておりますので、併せてこちらもご覧ください。
●LIFE DESIGN CLUB MARKETING
20,000人を超える会員をもつ「ハワイ・ライフスタイル・クラブ」を中心に、生活者が共感・共有するテーマをクラブ化し、より豊かなライフスタイルを送ることを手助けしています。
各チームの仕事ぶりを、もっと知りたいと思っていただいた方は、ぜひ当社のWebサイトをご覧くださいませ。
そして、このアカウントを運営するのは “LIFE DESIGN CREATIVE STRATEGY” 、こちらも長いので “CS” と読んでください。
●“Creative Strategy”の約束
今後は、メンバー数人が2〜3回ずつ記事を書き、リレー方式で運営していきます。
毎週、金曜日に配信する予定ですので、今後ともご覧いただけると幸いです。
私はまず最初の3回までを担当。
次回は「私たちの時流&生活者研究の軸 “イマジナス” 」について、第3回は「私たちのチーム “CS” 」について語りたいと思います。
★「池」個人でもnote執筆を行っています!併せてぜひご覧くださいませ。
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