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時流研究のカギ「IMAGINAS」とは?

前回、私たちJapan Life Design Systems(JLDS)の他社にはないバリューは、徹底的な「時流研究」「生活者研究」にあると説明させていただきました。

そのコアになるのが、毎週社内で行なっている時流分析会議「IMAGINAS(イマジナス)」というプログラムです。

社内勉強会でありながら、そこで導き出したアナライズをレポートにまとめ、企業の皆様に有料で提供させていただいています。

社内の学習が、売り物にもなっているという、一石二鳥のプログラムなのですが、求められるのにはワケがあるのです。

IMAGINASは「未来からの便り」

IMAGINASは「ファックスプレス」という名前で1986年にスタート

その後、「ネクシンク」という名前に変わり、今の名に落ち着いていますが、当社のマーケティング&コンサルティングを黎明期から支えてきました。

もともとは代表の谷口正和が、時代整理のために社員と2人で始めたそうですが、その整理したメモを見ながらコンサルをしていたら、クライアントから「そのメモが欲しい」と言われたそうで、同じように求める企業がいらっしゃったことから「年間購読」という形で販売するようになったのです。

ピーク時1000社以上の企業が会員登録してくださっていたのですが、「IMAGINASの魅力」、それは「時代整理の向こう側に、未来の姿が見えてくる」ことです。

IMAGINASは新聞雑誌など、記事を集めて傾向を読み解く「メディア分析」主体なのですが、谷口は気づきます。

最初は扱いの小さな言葉(例:NFT・ワーケーション・リカレント教育)が徐々に社会の中で存在感を増し、誌面での扱いが大きくなる様子に。

メディアにはこれから社会を揺るがす種がある。

以来「次の時代の気配」を感じるニュースやキーワードを集めるようになりました。

その上で「この種(出来事・キーワード)は、こんな花(社会・トレンド)を咲かせるだろう」と予測する。

今年のキーワードの一つとなっている「メタバース」についても、世界的に注目し始められた2000年代中盤には、IMAGINASの分析会議で拾っており、「仮想社会」の到来を示唆していました。

つまり、読者にとって、IMAGINASとは「未来からの便り」

予想不能のVUCA時代の今、手前味噌ながら、ますます時代に求められるレポートであると実感しています。

IMAGINASは「多様性」を内包する

毎週の分析会議には

レギュラーメンバー(毎週参加)
ローテションメンバー(毎週順番に一人ずつ参加)
ゲストメンバー(会員様・全社員いつでも参加可能)

というチーム構成で実施。

参加メンバーは、最近気になったトピックス(記事、出来事など)を持ち寄り、情報&意見交換します。

ディスカッションの時に生まれたキーワードをホワイトボードに次々書き出し、キーワード(事象)という点と点を結んでいき傾向を見出します

大きな傾向を3つに絞り、一つずつの傾向に新たなキーワードをつけてまとめます。

そして、それぞれのキーワードに咀嚼文事例をつけて、レポートは完成。

毎週、企業のもとにメールで届けられます。

この時、私たちが「次の時代の気配」、つまりトレンドの種を見つけるにあたって最も大切にしていることが「ニュートラルである」ことです。

まず、メンバーが集めるトピックスに制約は設けません

谷口は「ランダムチョイス」と呼んでいるのですが、それぞれの主観を大事にした多様な視点を机の上に並べます。

普通、優秀なビジネスパーソンほど情報収集をしますが、一人で行うことでの落とし穴があって、一人で行うと「自分に都合の良い情報」「自分の好きな情報」「自分が今必要としている情報」などのバイアスがかかり、無意識で取捨選択してしまうのです。

また、同じ情報でも人は自分の考え価値観で理解していることが多く、同じ記事を読んでいるはずなのに、人によって捉え方が違うこともあります。

つまり、人それぞれに真実があり、どうしても狭い視点となってしまうのです。

一方、チームでやっている良さは、多様な情報多様な意見顕在化(意識化)できること。

例えば、絶賛育児中の社員は自ずと「教育」「ワークライフバランス」などのトピックスが多くなりますし、テクノロジー好きの社員「Web3」「OMO」などのニッチな情報を共有してくれます。

自分では拾わない(見落としてしまう)事例を認識できることで、メンバーそれぞれの見識が広がる

また、例えばワークライフバランスについても、多様な考えを聞くことで、自分にはない視点を発見することにもなるのです。

IMAGINASは「変化装置」

ですから、分析会議では決して否定はせず意見しやすい環境をつくります。

それぞれの興味関心考え方を受容し、肯定する。ニュートラルな視点で肯定し合うと、最適解が見えてくるのです。

例えば、出勤スタイルのあり方も「リモート主体派」「オフィス出勤派」の対立構造になりがちですが、「組織であることのメリットは何か?」「そのメリットを生かすオフィスとは何か?」という新たな問いを立てることで、お互いの壁を溶解していく。

それを毎週トレーニングしているというわけです。

ですから、IMAGINASのレポートは時代の最適解を示すメディアでもあるのです。

そして、会員になれば分析会議の参加は自由です。

毎週参加することだって可能なのです。

ちなみに参加するにあたっての追加料金はいただきません。なぜなら、私たちからすると新鮮な視点に触れることができるからです。

半年すれば今の時代のアウトラインが把握でき、一年経てばどんなビジネスパーソン相手でも会話に困らない圧倒的な情報量と知恵が身につきます。

その上で、リーダーシップに欠かせない「最適解を導き出すスキル」も手に入れることができるのです。

強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残る。

ダーウィン「種の起源」に残された生物の真理は、ビジネスにおいても当てはまります。

IMAGINASはニュートラルに時代を見つめ、イノベーションを起こすための「変化装置」

それが法人なら年間55,000円個人なら33,000円で手に入ると思ったら、とてもお得に感じませんか?(笑)

〈IMAGINAS / WEBページ〉

もしも、ご興味を持たれた方は、事務局の緒方までお問い合わせいただけると幸いです!

事務局:緒方浩二
メールアドレス:k-ogata@jlds.co.jp
電話番号(直通):080-4839-7127

ご不明な点など、まずは気軽にご連絡ください。

次回は当アカウントを運営するチーム“LIFE DESIGN CREATIVE STRATEGY”(CS)についてお話しいたします。

引き続きよろしくお願いいたします。

文・池辰彦
ヴァイスプレジデント/小売業協会・生活者委員会コーディネーター/マーケティングコンサルタントとして、ビジョン策定、中長期戦略、顧客調査、販促立案、広告戦略などを行う。また、日本コンディショニング協会(NCA)の最高資格「プロフェッショナル・コンディショニング・トレーナー(PCT)として、体調改善運動の指導も行う。

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