【実は私、公務員でした…】ロシアの生んだ天才・チャイコフスキー
「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」などはあまりクラシック音楽に縁のない人でも「なんか聴いたことある!」と思うだろう。
そんな数々の名曲を生み出した人物。
彼の名前は「ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー」。
10歳で寄宿舎つきの法律学校に入学。
19歳で卒業し、ロシアの法務省に就職。
ここだけ聞くとただのエリート。
音楽家とは思えない経歴だ。
彼は21歳の時に帝室ロシア音楽協会のクラスを知人に紹介され、入学したことをきっかけに音楽の道に進んだのだ。
そんな彼は天才であると同時に彼は変人だったと言われている。
それを物語る天才&変人エピソードのいくつかを紹介していく。
(注:これらのエピソードは一説によるものである)
エピソード1:結婚してノイローゼ
ゲイだったと言われているチャイコフスキー。
今以上に偏見が強かった当時、事実を隠すためにアントニーナという女性と結婚する。
しかし、「夫婦の営み」をすることに耐えることが出来ずノイローゼに…。
その後離婚した。
エピソード2:6歳で○○
6歳といえば幼稚園の年長くらい。
そんな幼い頃に、チャイコフスキーは既にロシア語の他にドイツ語・フランス語を理解していたとか…。
(ここで大学生、6歳児に負ける説が浮上。そしてその説有力に!)
エピソード3:愛しい人のために…
音楽家としての地位を確実なものにしていた頃、チャイコフスキーは恋に落ちる。
お相手は「エドワルド・ザーク」という青年。
しかしこの青年、19歳という若さで自ら命を絶ってしまう…。
そんな悲しみの中、チャイコフスキーは「ピアノ協奏曲第1番ロ短調作品23」を作曲し彼に捧げた。
エピソード4:それは楽器…?(真顔)
大序曲「1812年」をご存知だろうか?
実はこの曲にはとんでもない楽器が登場する。
それは「大砲」だ。
曲のラストへ向けた盛り上がりで満を持して登場する。
その効果はバツグンだ。
楽譜に書いてある楽器は使用すべき。
さすがに大砲は日本では用意出来ない…。
代わりにバスドラム(大太鼓)を使うのが一般的。
しかし、日本で大砲を用意した強者達がいる。
それは「自衛隊」。
こんなこと言ってはなんだが、今世紀最大の職権乱用。(褒め言葉)
最高です。
そんな自衛隊の演奏はこちら
作曲家を知ると曲も面白く感じるかも!?
ぜひ生のコンサートで、体感してみてください!
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