森本湧水(モリモトイズミ)

地方在住文章書き。ひらがなが書けるようになったころから「何かは書いていた」記憶がある、…

森本湧水(モリモトイズミ)

地方在住文章書き。ひらがなが書けるようになったころから「何かは書いていた」記憶がある、生粋の文章書き。とにかく書くのが好きで、好きが高じてウェブライターになりました。もっと好きなのが小説を書くことで、小説は私のごく親しい友人のようなものです。どうぞよろしくお願いします。

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ノート、始めました。

はじめまして。森本湧水と書いてモリモトイズミと読みます。本当は泉です。何故当て字を使っているかというと、いろいろ理由はあるのですが、簡単に、 「今までの自分を変…

なんか、このページ、削除された見たいです。

さようなら。

「私の書いたものがダメなんなら、読んだあんたもダメなんだよ」
とダメ出ししてくる人間と喧嘩がしたいくらいです。

ああ。喧嘩がしたい喧嘩したい。

昔夫に、

「引き出しの中身が無くなるまで書かないと駄目だよ」

と言われた。もう無理だ。

「写真も撮らない」

今、写真を撮らないことの方が難しいのではないかと思った。ダケレオタイプとかカメラオブスキュラなんかの時代には、写真は金と時間と命を掛けた娯楽だったけど、今では朝…

「花嫁さんの汚いの。」

若者はお金無いから。公園で手作りのドレス着て備え付けのつり鐘りんから。友達に見守られて、頭上に時計草。良いことです。幸せは度外視ね。私も昔花嫁さんでした。とって…

「巨大な河」

酔眼で、千鳥足で酒を買いに行きながら何かを考えたのだけど、当然もう忘れている。『世界には気狂いをあんしんしてくるわせておくような優しさはない』とかなんとか訳の分…

「阿呆の一生」が読みたい夜

あんまり書けない最近だけど。今日は好い人に会っていい仕事をして、いい買い物が出来ていい気分で体調で、とてもいい1日だと思ったのに、ぶち壊しになった。なので、芥川…

書こうとした文章があったのですが、ノートを開いたとたんそんな気が無くなってしまいました。最近こういうことばっかり。萎える、とはこの事だろうか。こないだは、書きたい気持ちの方が勝ったのに。悲しい。

小説「せいぜい人間の永遠」

あなたは疑うけど、せいぜい人間における永遠の間くらいはあなたを愛していると私は考える。思う、と言うと無責任な気がして、私は今必死に考えている。永遠の認識の仕方は…

ただ書きたいと思える幸福

書き手にとって書いている時間は、語弊を恐れず言うなら、麻薬を吸っているようなものです。とんでもねえ例えですね。炎上商法みたいですね。ふとどきな言葉です。でも、実…

小説「王たちの家」

ピラミッドが王の墓というのはだいたい嘘だけど、日本にピラミッドがあったのは本当です。いや。そろそろその文化、風習も復活するのかなと私は思っている。土がねえんだよ…

もう、本当に止めてしまおうかな、と言う気持ちでいっぱいになって、その反面負けん気もあってどっち付かずで居る。

書くという行為を嫌いになりそう自分が確かに居る。

一度くらい嫌いになってもいいか?

短くてもいいから、まずは何かが書けないと。
手が動かなくなってしまった。
頑張ってどうにかなるものでもないとは、思うけど。

書かなくちゃいけない情景は見えた。
何十年かかっても、書きたい。

自分が間違ったことをしてきたとは、思わない
ただ、正解からも遠いことをずっとしてきた。
誰かがやったことをするんじゃない、誰もやったことのないことをしなくては。
そんなこと、出来ない、でも、やらなくては。
誰のためにか。誰のためにも。

ノート、始めました。

ノート、始めました。

はじめまして。森本湧水と書いてモリモトイズミと読みます。本当は泉です。何故当て字を使っているかというと、いろいろ理由はあるのですが、簡単に、

「今までの自分を変えたい」

と思ったからです。自分を変えたかった理由もいろいろあります。その一環で、ノートに出会ったともいえます。

でも名前自体は変わっていないのですけどね。

私は文章書きです。文章と言ったらどんな体のものでも書くというなかなか節操の

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なんか、このページ、削除された見たいです。

さようなら。

「私の書いたものがダメなんなら、読んだあんたもダメなんだよ」
とダメ出ししてくる人間と喧嘩がしたいくらいです。

ああ。喧嘩がしたい喧嘩したい。

昔夫に、

「引き出しの中身が無くなるまで書かないと駄目だよ」

と言われた。もう無理だ。

「写真も撮らない」

「写真も撮らない」

今、写真を撮らないことの方が難しいのではないかと思った。ダケレオタイプとかカメラオブスキュラなんかの時代には、写真は金と時間と命を掛けた娯楽だったけど、今では朝のあいさつみたいに写真を撮る。これだけ写真を撮ることが簡単になるまで何人人が死んだかなあなんて私は思うのだ。私は仕事柄、知人とよく酒を飲みに行く。それで、ガラスとか皿とかよく写真に撮るのだけど、今日はそんなことはしなかった。私はその友達と、

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「花嫁さんの汚いの。」

「花嫁さんの汚いの。」

若者はお金無いから。公園で手作りのドレス着て備え付けのつり鐘りんから。友達に見守られて、頭上に時計草。良いことです。幸せは度外視ね。私も昔花嫁さんでした。とっても汚い花嫁さん。何せ茶色いドレスだったからね。難十年もおばさんたちが着古してまっちゃっちゃになっちゃったきれだつたからね。…服って言いたくないんだ。花嫁さんの汚いの。私は確かにそれだった。好い人なら幸せだし悪い奴なら不幸だし。私は真ん中より

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「巨大な河」

「巨大な河」

酔眼で、千鳥足で酒を買いに行きながら何かを考えたのだけど、当然もう忘れている。『世界には気狂いをあんしんしてくるわせておくような優しさはない』とかなんとか訳の分からないことだったような。イカの足齧っている今となってはなべては霞の向こう側。死ぬのは怖いよ。だからさあつべこべ言わずに殺せばいいんだって、人を殺した奴は。怖いから。死ぬ瞬間って怖いから。怖いのって、嫌でしょう。嫌な思いをさせなくてはです。

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「阿呆の一生」が読みたい夜

「阿呆の一生」が読みたい夜

あんまり書けない最近だけど。今日は好い人に会っていい仕事をして、いい買い物が出来ていい気分で体調で、とてもいい1日だと思ったのに、ぶち壊しになった。なので、芥川の「阿呆の一生」が読みたくなったのだけど、あいにく無くしてしまったのか見当たらない。あのば女に比べたら芥川なんて全然阿呆でないと思う。わたしは。言葉の理論を頭のなかに持っていないひとがたいへん嫌い。論理的思考を拒否する人がとってもいや。今日

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書こうとした文章があったのですが、ノートを開いたとたんそんな気が無くなってしまいました。最近こういうことばっかり。萎える、とはこの事だろうか。こないだは、書きたい気持ちの方が勝ったのに。悲しい。

小説「せいぜい人間の永遠」

小説「せいぜい人間の永遠」

あなたは疑うけど、せいぜい人間における永遠の間くらいはあなたを愛していると私は考える。思う、と言うと無責任な気がして、私は今必死に考えている。永遠の認識の仕方は生物に依って異なる。体を機械にしたり、脳波を電子にしたら永遠に存在できると考えられているけど、それだって10万年が限界で、つまり人間にとっての永遠はそのくらいなのだ。10万年。うん、そのくらい、わたしは楽勝であなたを愛しているよ。あなたはも

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ただ書きたいと思える幸福

ただ書きたいと思える幸福

書き手にとって書いている時間は、語弊を恐れず言うなら、麻薬を吸っているようなものです。とんでもねえ例えですね。炎上商法みたいですね。ふとどきな言葉です。でも、実際そうではないかと思うのです。文章書きの中には文章を書くのが嫌いな人もいるでしょうね。人に言われて書いたり、スコットフイッツジェラルドみたいにコツだけ抑えて書く人もいるでしょうね。ただね。文章書きはやっぱり楽しいから文章を書くんです。誰も読

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小説「王たちの家」

小説「王たちの家」

ピラミッドが王の墓というのはだいたい嘘だけど、日本にピラミッドがあったのは本当です。いや。そろそろその文化、風習も復活するのかなと私は思っている。土がねえんだよ、死体を埋める。昔は、王様たちを山に捨てた。もちろん、死体を、ね。死んだら山に持っていく。そういう山には限られたときしか入らない。(どうしても入りたい人だけ入るんだ)。山は死んだ王たちの家で、そんな場所には、滅多に入ってはいけないんだよな。

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もう、本当に止めてしまおうかな、と言う気持ちでいっぱいになって、その反面負けん気もあってどっち付かずで居る。

書くという行為を嫌いになりそう自分が確かに居る。

一度くらい嫌いになってもいいか?

短くてもいいから、まずは何かが書けないと。
手が動かなくなってしまった。
頑張ってどうにかなるものでもないとは、思うけど。

書かなくちゃいけない情景は見えた。
何十年かかっても、書きたい。

自分が間違ったことをしてきたとは、思わない
ただ、正解からも遠いことをずっとしてきた。
誰かがやったことをするんじゃない、誰もやったことのないことをしなくては。
そんなこと、出来ない、でも、やらなくては。
誰のためにか。誰のためにも。