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「花嫁さんの汚いの。」

若者はお金無いから。公園で手作りのドレス着て備え付けのつり鐘りんから。友達に見守られて、頭上に時計草。良いことです。幸せは度外視ね。私も昔花嫁さんでした。とっても汚い花嫁さん。何せ茶色いドレスだったからね。難十年もおばさんたちが着古してまっちゃっちゃになっちゃったきれだつたからね。…服って言いたくないんだ。花嫁さんの汚いの。私は確かにそれだった。好い人なら幸せだし悪い奴なら不幸だし。私は真ん中よりちょっと下くらいだから。スペクトラムはだだ濁り。汚い女になった。いや、初手から汚いから誰も責められない。

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