一切

周囲にある問題や矛盾もすべては関係している。ぜんぶ飲み込んで自分のものにしたい。 ぜん…

一切

周囲にある問題や矛盾もすべては関係している。ぜんぶ飲み込んで自分のものにしたい。 ぜんぶ自分のものにできたら何が見えるのだろうか。

記事一覧

人間にとって科学とは何か

もう数年前だが、村上陽一郎先生の話を聞く機会があった。テーマは、「現代社会における生と死」 <簡単なサマリ> ・野生動物には「老い」がない ・動物にも老いはあるが…

一切
2年前
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ニコラス・ケイジのウェザーマン

人生はハードだ。 本当にハードだ。 安易な道を選ぶこともできるとは思う。それは自身のアイデンティティを保留するというこになる。つまり、人生において自分自身であるこ…

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2年前
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自分は人をバカにしないと強く決めたらいい

これは、辻仁成さんが言ったことば。 SNSで見つけたものだが、気になっている。 自身の息子へのメッセージのようだ。 これの全文は以下。 息子よ。 批判されたら、意識さ…

一切
2年前

turn your wounds into wisdom

"turn your wounds into wisdom" これは、Oprah Winfrey(オプラ・ウィンフリー)さんが言った言葉。 そのとおりだと思う。 しかし、そう簡単ではない。だからこそこの言葉…

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2年前

桜はなぜ美しいのか

桜はなぜ美しいのか もちろん感じ方はひとそれぞれだが、私は美しいと感じる。 桜が美しいのではなく、私が桜を美しいと認知しているのだ。 きれいではなくて、美しい。 …

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2年前

一切

哲学者、西田幾多郎が「すべてわが人生」と言った。彼の人生は悲しみ、哀しみに満ちている。そのなかで真実を追い求めてきた。その人生はその悲しみやすべてを飲み込んでき…

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2年前
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人間にとって科学とは何か

もう数年前だが、村上陽一郎先生の話を聞く機会があった。テーマは、「現代社会における生と死」

<簡単なサマリ>
・野生動物には「老い」がない
・動物にも老いはあるが、力を失ってなお生きることは許されない
・死ねずに生きて老害をさらすのは人間
・文明が高度になるにつれ、疾病の構造が変化してきた
 消化器系感染症
 呼吸器系感染症
 生活習慣病
 悪性腫瘍、精神性疾患、自殺
・21世紀、安楽死が認めら

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ニコラス・ケイジのウェザーマン

ニコラス・ケイジのウェザーマン

人生はハードだ。
本当にハードだ。
安易な道を選ぶこともできるとは思う。それは自身のアイデンティティを保留するというこになる。つまり、人生において自分自身であることはハードなのだ。

10年以上前に出会った映画、『ニコラス・ケイジのウェザーマン』
ニコラス・ケイジは好きな俳優である。彼はくだらない映画にもたくさん出ているが、いくつかは気に入っていて、これはその一つ。

今の自分は、昔思い描いていた

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自分は人をバカにしないと強く決めたらいい

これは、辻仁成さんが言ったことば。
SNSで見つけたものだが、気になっている。
自身の息子へのメッセージのようだ。

これの全文は以下。

息子よ。
批判されたら、意識されてるんだな、と思え。
悪口言われたら、この構ってちゃんめ、と笑え。
陰口言われたら、面と向かって言えないんだな、と思え。
自分のストレスを他人に押しつけて
スッキリしたいやつらの踏み台になるな。
自分は人をバカにしない、と
強く

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turn your wounds into wisdom

turn your wounds into wisdom

"turn your wounds into wisdom"
これは、Oprah Winfrey(オプラ・ウィンフリー)さんが言った言葉。

そのとおりだと思う。
しかし、そう簡単ではない。だからこそこの言葉がよく引用されるのだろう。

wounds、傷
その正体をみずから明らかにできるのか。すべきなのか。

時間が経って自分を振り返り、あとからwisdomになっていたと気がつくのではないか。

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桜はなぜ美しいのか

桜はなぜ美しいのか

桜はなぜ美しいのか

もちろん感じ方はひとそれぞれだが、私は美しいと感じる。
桜が美しいのではなく、私が桜を美しいと認知しているのだ。

きれいではなくて、美しい。
きれいでもあるが、美しいのだ。

桜は日本人にとっては特別な存在であるとも思う。
春に向かってつぼみが膨らみ、花を咲かせる。そして散る。
日本人にとって、桜が咲き、そして散る春は人生にとっての節目となる。
様々なことが終わり、そして始

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一切

一切

哲学者、西田幾多郎が「すべてわが人生」と言った。彼の人生は悲しみ、哀しみに満ちている。そのなかで真実を追い求めてきた。その人生はその悲しみやすべてを飲み込んできたように思える。
矛盾や解明できないことも含みながら世界が存在し、我々は生きている。すべてを受け入れることができたとき、そこに見えるものは真実なのだろうか。西田はそれを見たのだろうか。
つらさや、悲しみのさなかでなぜ我々は生きていかなければ

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