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名作「ノルウェイの森」(上): 村上春樹の描く青春と愛の物語|1970年代のモテる学生物語

小説を1冊読んだので、その本のご紹介です。
タイトルは「ノルウェイの森」です。「上」はすでに読み切り、今「下」巻に突入しています。

村上春樹さんの、ノルウェイの森。昔から一度読んでみたかった本がオーディオブックであり、ついに解禁されたので読んでみました。

ネタバレを含んでいるかもしれません。どうかご了承を。


オーディブルで9月から解禁になったので読んでみた「ノルウェイの森」

オーディブルをよく聞くようになって、なぜかしら村上春樹さんの小説がおすすめにでてくるようになった。最初は良さがわからなかったけど、彼の他の作品を読み進めるうちに、楽しくなってきた。

ぼくの記憶が正しければ、30年以上前に発刊された作品ではないだろうか。朝の「サンサンモーニング」や「おはようテレワッサン」などで紹介されていた覚えがある。

大人は、こんな本を読んでいるのか。活字ばかりの本なんておもしろいのだろうか。なんて思っていたころの記憶がよみがえる。

30年の時を超え、ついに読みだす。

それにしても、赤と緑が鮮やかな表紙である。今でも古さを感じさせない外観だ。

オーディブルの朗読は、妻夫木聡さんが行っている。妻夫木さんファンの方ならなおのこと必読ですね!そうではない方や、原作を楽しみたい方は本や電子書籍からどうぞ!

セット買いがお得みたいだ

主人公は学生寮に入ったことになるプレイボーイな「わたなべ」くん

主人公は、高校から大学へ進学した「わたなべ」という青年である。若者らしく青春を謳歌している物語である。

学生寮に入り様々な出会い。うらやましいほどモテル「わたなべ」くん。これほどの若い学生生活を送る人はどれほどいるのかなと思ったりする。笑

とはいうものの、女性との問題や人生について悩み多き若い時代を過ごしているものだなと思った。

淡々とした会話や、「わたなべ」氏の会話での自然で平坦な、でも冴えてる切り返しが物語を面白くしていると思う。

ノルウェイの森はビートルズの曲のタイトル

「ノルウェイの森」というタイトルは、ビートルズの同名の歌から取っていることがわかった。本書を読んでもなぜノルウェイの森というタイトルまではわからなかった。

しかし、ビートルズの歌を聞くと、その内容がまさに本書の内容をピタリとあてていると感じた。おそらくだが、村上春樹さんは「ノルウェイの森」を聞いて物語を思いついたのかもしれない。と想像が膨らむ。

なので、一度聞いてほしいこの曲を2分ちょっとすぐ聞けるよ。

映画もみてみたいな「ノルウェイの森」

探してみると、もう10年以上前になるけど、「ノルウェイの森」の映画もあることが分かった。一度みてみたいな。ビートルズの「ノルウェイの森」の曲もいいですね!

原作を分かった上で見ると、自分の感じ方と、映画の作成側の感性の違いをしれて、違ったおもしろさがあるかもしれないね。

本書に登場する、ナオコ、レイコ、ハツミ、ミドリがどんな女性か見てみたい。そして、わたなべ氏の同居人「突撃隊」がどんな特異な行動を示すが画面でもみてみたいものだ。

おわりに:自己啓発本より小説の方が100倍おもしろいかも

今日は、村上春樹さんのノルウェイの森を紹介しました。バブル期の小説で、時代背景は1960年代後半から70年代前半のころの恋愛物語。

読んでも古さを感じさせない内容。ご興味のある方は是非どうぞ。
ぼくは、お先にもうすぐ読み終わります。

下巻も読み終わりましたので、どうぞこちらも。

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