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難しい課題ほど楽しい?イシュー度を上げて仕事の質を高めるイシュードリブンの考え方|『イシューからはじめよーー知的生産の「シンプルな本質」』を読んで

自己啓発の本を読みました。本当はデータドリブンの本を読みたかったのですが、なぜかオーディブルでヒットしてきたのは、イシュードリブンでした。

狙いと違ったわけですが、よく聞くイシューについても学んでみようと思って読んでみました。

イシューとは:世の中に変化を起こす本質的な問題

イシューとは何かについては、いつも自分は悩みます。イシュー=ISSUEであり、和訳すると「論点」、「課題」、「問題」と訳さます。世の中にはさまざまな「論点」、「課題」、「問題」が存在しています。

では、すべてがイシューかというとそうではないようです。イシューとは、その「論点」、「課題」、「問題」を解決すれば世の中に変化を起こすことが確実なこと。これがイシューのようです。

たしかに、訳しただけのイシューには、簡単な課題から難しい課題まであります。その中には解決すると世の中に大きなインパクトを残せるものがあります。つまり、そういった「いま、この局面でケリをつけるべき問題=イシュー」ということのようです。

いかに最初に筋のよいイシューを選定できるかによって、それを解決して質のように仕事に結び付けられるかが影響しそうです。

ちなみに本書では、

「2つ以上の集団の間で決着のついていない問題」であり「根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題」の両方の条件を満たすもの。

としています。つまり、今自らが問題としていることでは必ずしもないということです。そのほとんどが「いま、この局面でケリをつけるべき問題」ではないようです

本当に価値のある仕事をするには、「イシュー」を見極めることが最初のステップになるようです。

犬の道はやめよ

価値ある仕事にするには、「イシュー」を見極めよということがわかりました。「イシュー」を見極めた方が良い例として、もう一つ納得のいく解説がありました。

上手は、バリューのある仕事、すなわち、世の中に良いインパクトのある課題を解決した場合の行く道です。最初は、どうしてもイシュー度の低い課題を解決します。その解決した結果は、大方、非常に狭いエリアでの解決にとどまり質も高くないことでしょう。上図でいうところの左下のところだと思います。

最初はそれで良いのですが、バリューのある仕事ができるようになるためには、上図の左下の状態から右上のところに移動する必要があります。赤の右廻りか、青の右廻りかどちらかになるようですが、多くの人が赤の右廻りを選択するようです。

右廻りは、がむしゃらに簡単なイシューから手当たり次第に解の質を上げていき、イシュー度の高いものを解決する方向に移行する方法のようです。最初に物量をこなして、質のブラッシュアップに移る方法です。

しかし、右回りはダメなパターンなようです。右回りは犬の道と言われており、高い確率でダメな人になってしまうとのことです。本書での正解は、左回りの道(青い道)の方が正しく、イシュー度の高い課題をこなして解の質を上げていくのが良いようです。

たしかに、イシュー度が見分けは難しいものがあります。100個イシューがあるとして、本当に価値があるものが平均1個あるとすれば、確率は1%です。

そのイシューに対して高い次元で解決できる確率が1%になるのであれば、

右回り(犬の道)なら、1%×1%=0.01%です。
一方左回りなら、最初から筋の良い高い質のイシューに絞られているので1%です。

つまり、左回りの方が、右回りより100倍効率が良いということになります。

では、どうやってイシュー度が高い状態にすべきか

では、どうするかといえば、本書では後半に書かれてきていました。結局、場数を踏んで、イシュー度の高い課題や問題を集めることと書かれていました。
もう一つは、組織として取り組むなら、上司や先輩などでイシュー選定に知見のある人に選定してもらったものに取り組むのが良いということでした。

確かにその通りだと思いました。自分がこれが問題と思ったものに取り組む前に、しっかりその課題に対してイシュー度が高いかどうか、自分目線の他にも第三者目線で見ても、よく判断することが大切だと思いました。

また、環境が整っている、もしくは手にいられるのなら、イシューを見極める知見の深い人にイシュー選定のお手伝いをお願いしてから取り組むということもありだと思います。

自らに力がないのなら、スキルを持った人の力を借りるのも良いかもしれません。全部自分でやろうとするのが間違いなのかもしれません。

繰り返し読み込みが必要な本

本書を読んで、上記のように理解しましたが、まだまだ理解が追い付いていないように思えます。正直、今の自分には難しい本でした。

イシューとは何かは、なんとなく分かったのですが、では具体的にイシューを見出すところは、経験と勘というように思えました。

経験を積んで、もう一度読むと新しい発見があるかもと思えました。

#3行日記 :腕時計が見つかりました

腕時計を2週間ぶりに見つけました。ずっと腕に着けている時計があるのですけれど、ずっと行方不明でした。何かの拍子に落っことしてしまったと思ってあきらめてましたが出てきました。

出てくるとうれしいものですよね。この腕時計をなくすのは実は何度もあるのですが、腐れ縁のように舞い戻ってくるので最後まで大切に使いたいと思います。

#1年前 :子供の借金するリスクにおびえていたようです

この記事の前の日に、子供を育ているには多額のお金がかかることを記事にしたことに関連して、子供が借金をこさえてしまったらどうしようとおびえていたようです。その解決方法は親が救済してはならず、債務整理か自己破産が良いという内容でした。

1年たつと人は変わるものですね。この動画の感想が少し変わっています。借金は自分のためにした人で、家計の管理もしない人が対象ですね。

本人の欲望のままに、身から出た錆的に借金をかさねてたなら仕方がないです。しかし、どうしようもない状況で借金をせざるを得ないこともあり、且つ生きるために家計をやりくりしてもしても、でもどうにもならないということはあると思います。

そんな方はもちろん債務整理や自己破産もありですが、親が肩代わりしてもまっとうにやり直しができる方もいるのではと思います。

北山弁護士が、「そんな人(自分のためしか考えていない人)ばかりではないですけど」と早口に言った例もあるので、見極めるというのは大事なのかなと思いました。

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