お風呂の温度を1℃上げたらどう?海水温の上昇を考える。
めっきり寒くなってきましたね!
全国各地では突然の大雪などの災害級のニュースを目にします。
この季節になると、お風呂に入るのが寒くてイヤになりますね。
ご高齢の方などは、ヒートショックにもご注意ですね。
さて、我が家では、お風呂の設定温度を39℃から40℃に上げました。
いまや自動の温度調整ができるから良いですよね。
ぼくが子どもの頃は、蛇口を止めに行かないとダダ洩れに(笑)
もうちょっと前は、熱い方と冷たい方と両方出して、良い湯加減に・・・という頃もありましたかね。
ぼくは自宅ではこの経験は無い世代です。
もっと前に遡れば、薪をくべて、温めたりとかの頃もあったのですよね。
スイッチひとつで、ちょうど良い湯加減で、適正な温度のお風呂がたまるので、ありがたいかぎりです。
さてさて、
お風呂の設定温度、皆さんのご自宅では何℃にされてらっしゃいますか?
我が家でも冬場になると1℃上げないと、ぬるいので、夏場になると熱いので下げます。
まだまだ季節の変わり目。
1℃上げたら、ちょっと熱い!
お風呂に入っていた娘が言います。
「あちー!!温度上げたやろー!!」
そりゃ当然気付きますね。
1℃違うだけで全然違いますよね。
39℃設定と40℃じゃ全然違う。
40℃にさらにもう1℃上げたら耐えれないでしょうね・・・。
ぼくが娘に言った次の言葉。
「海でも同じことが起こってるんよ~」
皆さんご存知のとおり、
地球温暖化はどんどん進んでいるようです。
気温の上昇ばかりに話題が向きますが、
実は、海水温も明らかに高くなっています。
もちろん温度ですから、上がったり下がったり、天気や風や海流の流れによって常に変化していきますが、
平均海水温は、この100年ぐらいで確実に1℃は上がっているそうです。
気温の1℃に比べて
水温の1℃は全然違うものと思います。
室温が1℃上下していてもなかなか気付かないと思いますが、
お風呂の温度が1℃上下していたら、全然違いますよね!!
そういうことなんだろうと思います。
海の水は、
昔より、1℃上がったお風呂状態。
ぼんぼん湯気を上げて、こちらに大雨の水蒸気を送り込んできます。
こんな状態になると、そりゃ魚たちの棲み処も変わってきますよね。
こんなところにいられない!と、収穫できる海域も変化していってるそうです。
地球温暖化の影響は、ぼくたちの知らないところで、こんな海の中にも及んでいるようです。
ちょっと調べてみると、二酸化炭素をはじめとした温室効果ガスも、相当多くの量を海が吸収してくれているそうです。
産業活動などによる人為的な二酸化炭素などの排出のうち、少なくとも4分の1は海が吸収してくれているそうです。
海のなかの水は、どんどん二酸化炭素濃度が増していっているようです。
炭素が溶け込んだ水は他よりも重いですので、下に沈んでいくようです。
ずっと下の深海は、どんどん二酸化炭素濃度が増していっているのかもしれません。
人間の行動により、全く見ることのない海の中、ましてや深海の方にも影響していっているのかもしれません。
人間様に影響のあるところとして、
気象災害ですよね。
海水温が上昇すると、とんでもない量の大雨が降ります。
台風のコースも滅茶苦茶です。
この記事をご覧の皆さん、
わざとにお風呂の温度を1℃上げてみましょう。
地球温暖化の状況を、まさに、肌で感じることができるかもしれません。
災害が起こらないように。
お魚さんたちの棲み処を追わないように。
豊かな海や自然環境を後世にも伝えられるように。
一人ひとりがエネルギーや資源と向き合って生活していかないといけないんだろうと思います。
できるかぎりだろうと思いますが、そんな実践者でありたいと思います。
【参考文献】
気象庁 | 海洋の健康診断表 海面水温の長期変化傾向(全球平均) (jma.go.jp)
気象庁|海洋の健康診断表 海洋による二酸化炭素吸収量(全球) (jma.go.jp)
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冒頭のイラストは、ソエジマケイタ(キャラ・写真・似顔絵)|noteさんの作品を使用させていただいています。いつもありがとうございます。
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