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#掌編小説
【ひっそり募集】もしよかったらショートショート書いてくれませんか。
どうも。noteにショートショートの投稿を始めて1ヶ月半が過ぎました、たいらです。
いきなりですが、ちょっと思いついた企画っぽいこと提案してもいいですか。
ショートショートの、最初の一文と最後の一文だけ決まっていて、残りを自由に書くという形式があったら面白いんじゃないか?
というわけで、ショートショートをひっそり募集します。
……既出の企画かもしれません。
でもちょっとやってみたいんです
シュシュ 【#たいらとショートショート】
「先にお飲み物お伺いしましょうか?」
背広をハンガーにかけ、ネクタイを緩め、ワイシャツの第一ボタンを外す頃、娘が注文を取りに来た。
「お前、何故ここに……?」
「あれ? 広沢部長、知り合いすか?」
「否、知り合いも何も彼女は……」
突然の鉢合わせ。固まる身体と対照的に心が大きく動揺している俺は、同席の部下に上手く説明出来なかった。
「はじめまして。娘の広沢春奈です!」
娘も最初
彼女と僕は、まじわらない【ショートショート】
「先にお飲み物お伺いしましょうか」
お冷を置きながら、そう尋ねてきた店員さんに、ナズナは「グラスビール」と答え、僕はウーロン茶を注文した。車の運転があるので、アルコールは頼めない。
以前の彼女なら、僕がいる時は遠慮して、アルコールを頼まなかった。本当はビールが飲みたいんだ、ということを、兄から聞いて知った。
今のナズナは遠慮しない。僕にはそれが嬉しい。
習慣になっている毎朝のコーヒーと
先にお飲み物お伺いしましょうか?/ご注文はいかがなさいますか? 第903話・7.15
「先にお飲み物お伺いしましょうか?」
居酒屋の店員が注文を取りに来たが、平良は「ち、ちょっと待って、もうすぐ、あ!」途中まで言いかけて突然立ち上がった。視線を入口に向けて手を上げる。「おう、泰ゾウ!俺も今来たところだ」入口から入ってきた泰羅も平良を見つけ「平ちゃん、ごめん、予定していた新幹線1本乗り遅れちゃって、悪かった」と手を頭の後ろに置きながら、平良の席に向かう。
「早速だが、ドリンクを注文