淫交息子

某浄土真宗の和尚

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最近の記事

介護と政治について。何かが田舎のこの町で動き出そうとしています

2年前の春、役場で町長を襲撃しようとして元暴力団の男が逮捕されたというニュースが流れました。 この町長こそ産廃利権にいっちょ噛みしている暴力団の企業舎弟と噂されている人物です。平和な田舎町で何やら不穏な香りがしてきました。 その半年後、衆院選真っ只中、企業舎弟の町長の後ろ盾の衆院議員の反目候補のチラシと一緒に〝町を良くする会〟名義の怪文書が同封されていました。それが施設の郵便物入れに入っていました。 さらには町を良くする会の決起集会に町長が凶器を振りかざし乱入するという事

    • 介護と政治のこと。議員が介護と関わる訳。我が町に何があったか話します

      田舎では町会議員や市会議員が介護と関わることが多いです。私の勤務していたところでは自治体の首長という親族がいました。また過去には大臣経験者の衆議院議員も訪ねてきたことがありました(TR氏の息子です) 私の街の町長は反社との繋がりが強く、企業舎弟であると非難されていました 企業舎弟は産廃利権に足を突っ込んでおり、反対派が我が社の親戚だったのです。 しかし、それが大きく覆ります。 首長選挙に企業舎弟のバックアップを受けて弟が出馬しました。 まあ負けるだろうとは思いました

      • 初めての外部評価

        外部評価なんて楽なもんでしたよ。正直言って施設のいいこと言っておけば福祉に詳しい人が好き勝手に宣伝してくれるのですから。 向谷時代には絶えていた近隣の方との交流が復活したこと。介護ソフトを使っての記録の簡略化などいいことづくめを並べておけばどうにかなるのです。 当日は研修受けた調査員が視察に来るのですが、それがなんと反社に金出して初任者研修行かせていたところの講師だったのです。 アホの反社はそれだけで舞い上がってしまいました。いらぬこと運営のことまで割り込んで間違ったこ

        • 初めての監査と外部評価

          さてさて、時間は少し戻ります。令和元年九月。県からいきなり電話がかかってきます 『監査指導部です。運営指導についての案内です。この日に来ますので通知します』 さらには施設の外部評価というイベントと重なってしまいました。外部評価とは介護福祉に詳しい一人者が施設を訪ね、利用者と同じ生活をして施設の取り組みを見るという取り組みで事業所は年一度受けねばなりません。 実地指導は指定更新が控えている事業所に対して必ず行われます。行政も一年の予定をガチガチに決めていますので変更は不可

        介護と政治について。何かが田舎のこの町で動き出そうとしています

          年末からゼロ更新〜施設運営のノウハウ〜

          さて赴任して一年が経とうとしています。ただ今令和元年の大晦日。私は詐欺師の龍一の代わりに夜勤をさせられています。 赴任して二人が施設を去り、二人入居させました。±ゼロです。 恥も外聞もなく、体験入居させて断られた放火魔の息子にも電話しました。これが来年の悪夢に繋がるのですが… ホントは契約まで行きかけて縁のない人には追いかけて無理に契約させるとかはしてはいけないのです。 契約に至らないということはなんか嫌だと思われたり、ニーズに合わないとかが考えられる訳です。そんな人

          年末からゼロ更新〜施設運営のノウハウ〜

          私が来てからやった改革について

          私はこの施設に赴任したのは平成31年1月からでした。 ムダばかりがはこびってました。 まず取り掛かったのは介護ソフト使っての個人のケース記録の管理。これなら介護ソフトに入力するだけでプリントアウトしてファイリングしたら楽です。紙の記録みたいに誰々が記録していないから閉じられない。なんてムダがなくなります。 次に生活残業(グダグダ残って小遣い稼ぎに残業代請求する行為)をなくすべく、薬も知人の薬剤師に頼んで全て一包化。これで薬を刻んでチャック付きの小袋に入れるという意味のわ

          私が来てからやった改革について

          多恵さんと初男さんとの別れ

          気管切開、胃瘻、その上入院中に脳卒中になり廃人になった多恵さん。家族からは帰って来られるように居室を空けていてくれと切願されます。無碍にするわけにもいかず、年内は一部屋空けておくことが確定しました。 さてさて精神病院に入院した初男さん。息子と妹が来て対応入院の手続きしてくれるはずだったのですが…依頼して当日になってやっぱり来れません。お願いしますと丸投げ。 入院とか身体侵食する手術が必要となる場合は介護員の意見など病院は聞きません。やはり命に関わることですから。よく施設に

          多恵さんと初男さんとの別れ

          従業員の暴虐はテロに等しい

          反社(40代女)も利用者を入院に追い込んだりしてましたが土人も利用者に対して暴虐をしていました。以降はその振り返り。 私が土人クビにする前の話です。奴が夜勤をしていた時利用者の児玉さんの鼻に目立つ青タンができていたのです。 『ボクハシラナイヨ。カッテニナッタ』 とか言ってますが、土人ら外国人が本隊の特養にいた時利用者の鼻をつまんで遊んでいたのを私は知っています。おそらくオムツ交換時に児玉さんの鼻をつまんで力加減失敗して青タン作ってしまったのでしょう しかし現場を押さえ

          従業員の暴虐はテロに等しい

          去っていく人と反社の横暴

          さてもちろん老人施設なんで予期せぬことで去って行く人もいます。 元プロレスラーで同じ九州で介護をやっている方に引用で非難されました。 『サラ金と介護を一緒にするな』 介護もサラ金も長く付き合ってもらって利益を得る。それが当たり前でしょう。勘違いしないでくれというのが感想です。 ムードメーカーの多恵さん。彼女は大病院で治療を受けている生活保護の方でした。 大病院で手術を受けるとのことで前日風呂に入れたり、着替えさせたりと尽力尽くしました。まさか気管切開に胃瘻になるとは思いも

          去っていく人と反社の横暴

          初めて迎える入居。そして龍一の経済的虐待

          夏の間は入居問い合わせもなくゼロ行進が続きます。毎日毎日本隊からイヤミを言われます。これに関してはやれる宣伝は全てしたのだからじっと待つしかありません。 よくいいますが『私が営業したから利用者見つかった』なんてのはあり得ません。福祉の営業というのは毎日の積み重ね。困った時に思い出してもらえるようにしなければなりません。 困った顔して利用者くれくれしてもババ引かされるだけです。 さて、夏の気配が抜けないある日、I病院のソーシャルワーカーから電話がありました 『空きはあり

          初めて迎える入居。そして龍一の経済的虐待

          本隊との力関係

          私の勤めていた会社の母体は定員100人の老人ホームです。ある時を境に利用者の数が減り40人になったことがあります。 それを救ったのが本隊の今川ケアマネです。大都市の福祉とルートがあり、ヤサ受けなし、金なし、家なしという厄介者ばかりどんどん連れてきて半年もせずに満室にしてしまいました。 こういうホームは地域に愛されてナンボですが、地区の老人より大都市の老人ばかりしかいない有様です。勿論地域密着型施設にはその恩恵を得ることはなし。 やはり偉いのは金を稼げるところです。本隊か

          本隊との力関係

          相談とは営業なり

          一応相談従事者として言いますが、相談受けてサービス使ってもらってそれが給料になるわけです。タダで相談だけなんてのはありえない話です。 しかしそれを逆手に取ってゴリ押ししてくる奴はいるわけで。 そんな二人について忘備録兼ねて記録します。私から言わせたら相談に来て金になるように動かないといけません。言えば『無料相談』なんてのは相談員の知識を売りよる場です。自分で申請や手続き役場にしたら手間を食うだけです。それをわからない奴は利用しないでくれ。ですね。 はてはて、一人は大分か

          相談とは営業なり

          初めて地域資源と繋がりを持てた日。龍一が老人を見殺しにした夜

          さて、新規利用者もそうですが既存の老人も大事にしていかねばいけません。 以前顔面裂傷した旅人。この人が朝から様子がおかしいというのです。確かにホントに何かおかしい。しかもこの日は土曜日。医者もいません。やむなくどうするどうする、施設長病院によろしく。アホの従業員は全て丸投げです。結局病院には全て門前払いされ、出入りの訪問看護事業所に電話して急患の当番医を教えてもらいその大病院に駆け込みました。 しかしこれが待たされる待たされる。詐欺師の龍一が本当は夜勤だったのですが、息子の

          初めて地域資源と繋がりを持てた日。龍一が老人を見殺しにした夜

          ある地域密着型施設長の懺悔

          土人に引導を渡しましたが初めて人を叩き出しなんかやるせない気持ちでいました。そんな中逃げた龍一がセフレを連れて 『お疲れ。アイツクビにした?』 流石にむかっと来ました。厄介事を人に押し付けて逃げてセフレと何をしていたというのでしょう。しかし、事業所運営のノウハウも行政対応も何もできない。悔しいけどまだ龍一に頭を下げないといけませんでした。 幸い夏の賞与が出るので土人が残した借金はそれで相殺されます。支給された給与から土人の借金分を抜いて、本隊の職員に返しました。 流石

          ある地域密着型施設長の懺悔

          もう一人の問題児宗佑

          この施設に臨時雇いで来ていた宗佑(73歳、宇野宗佑総理似)コイツもとんだ問題児でした。 向谷がいる間は利用者受診は全てやっていましたが、向谷が蒸発して組合を召喚して攻撃してきて以降〝なんでも出来る〟という触れ込みで臨時雇いで来ていたのですが実際には子供のお使い以下でした。 受診も単に薬をもらうだけではありません。それならドラッグストアにどうぞ。という話です。 上手く物事を主張できない高齢者の代弁者とならねばいけないのです。 よくあるのが『この先生に診察してもらったのに施

          もう一人の問題児宗佑

          ある地域密着型施設施設長だった私の懺悔

          怒り狂う土人。龍一が休みと知り事務局長にいいました。 『この日は彼に引導を渡す予定だったのに何を勝手に龍一を福岡にやらせたのか?アンタたちあえよ。アンタが働けって言って入れたんでしょうよ。違いますか』 返事は 『私は忙しいんだから。アンタが管理者なんだからいいようにしなさい。面倒くさい』 でした。これが社会福祉に関わる人の言う言葉でしょうか。呆れてしまいます。結局殺しかねない勢いの土人と向かい合う羽目になります。 『オマエイッタイオレガナニシタトイウノ!殺スゾ』 実

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