相談とは営業なり

一応相談従事者として言いますが、相談受けてサービス使ってもらってそれが給料になるわけです。タダで相談だけなんてのはありえない話です。

しかしそれを逆手に取ってゴリ押ししてくる奴はいるわけで。

そんな二人について忘備録兼ねて記録します。私から言わせたら相談に来て金になるように動かないといけません。言えば『無料相談』なんてのは相談員の知識を売りよる場です。自分で申請や手続き役場にしたら手間を食うだけです。それをわからない奴は利用しないでくれ。ですね。

はてはて、一人は大分から入居希望の方。この人は社長案件でした。しかし、地区に住所ないから引越ししないといけません。車と人力を駆り出され、引越ししたら家で転んで大腿骨骨折という有様。もちろんこの人の試験入居や食事代は全部持ち出しです。しかも社長案件だから請求するな、と。私の持ち出しです。

もう一人の後にトラブル巻き起こす〝放火魔〟

コイツは独居で角瓶一気してぶっ倒れる問題児でした。家人も『こんな男は面倒見きれない。どこかにやってほしい』ということでした。

私が本隊から助けに行ってくれと言われた時はウイスキー一気飲みしてぶっ倒れており、抱え上げるだけで一苦労。本隊の社員と一緒に抱えて車に乗せて空き部屋にベッド作り食事の手配して翌日の入浴の手配して、地域の居宅に繋いで介護保険の申請代行しても本人が施設は嫌というためタダ働きです。

おまけに放火魔息子はただで父を預かってほしいなどと抜かすわ、従業員からは
『こんな風に急に勝手な事をしないでください。シフトあるんだから』

お前たちの給料はどんな事をして発生しているのかわかってるのか?という話です。
だいたい介護受けたい、施設に入りたいなんていう奴は既に尻に火がついています。予約してきてください。なんてのはほぼないです。
そんな尻に火の付いた奴を相手にするのだから急な対応当たり前です。切羽詰まった奴にお役所対応したら何をしでかすかわかりません。どうかしたら人も殺しかねません。

だいたい介護なんて受けたいとか関わりたいなんてないんですよ。理想的な生活をする為に介護を使うわけで。

しかしそれも利用に繋がらないとお金にならないし持ち出しになります。

日本はプロに相談することの価値が軽いように感じます。相談するのに僅かでもお金を払うように制度変えるべきやないか?と思います。

そうすることで意義のある相談やサービス使えるようになるのではないでしょうか?

さてさてボヤきはここまで。施設長とか言ってもその前はただの介護員。相談業務なんかしたこともありません。必死でした。自分で本を読んだり、セミナー動画を見たりして学びました。しかしそれでもスカが続くと徒労感から疲労がどっと襲ってきます。

この記事が参加している募集

#お金について考える

38,022件

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?