コミュニケーションギャップは余白で埋める
こんばんは。infocus📷です。
さて今日は、コミュニケーションについてです。
職場において生じるコミュニケーションギャップ。年齢・経験・知識も異なる為、このギャップが生じるのも自然なことだと思います。そのギャップに対して私のようなおじさん世代が、どのように向き合っていくべきか?
ギャップを自ら生んでしまう陥りがちなコミュニケーション事例を基に考えていきたいと思います。
結論は求めない
年長者が、知識や経験があるのは当たり前です。
それ相応の立場や年齢になると相談ごとを受けている時や会議などで「ちょっといいこと言わなきゃいけないかな。」とつい恰好をつけたくなってしまうものです。
しかし内容を総括して結論(オチ)を伝えてしまうことで、相手が何も言えなくなってしまうような状況を生んでしまう事があります。
かくいう私もそういうタイプの人間でした。私が、私が、のタイプですね…熱く語ってるの自分だけ?みたいな状況が昔はよくありました…。
この方ぐらい突き抜けてればいいのかもしれない……この本ちょっと気になるな。
「自分が仕切らなきゃ・意見をまとめなきゃ」というリーダーシップが必要な状況もあると思います。
でもその意識が強すぎることによって、閉塞的なコミュニケ―ションを招いてしまう恐れがあります。
自分の常識や経験を基に、ものごとの善し悪しを判断をして発言するのではなく、求められた意見に対してフラットな気持ちで正直な感想を伝える。
そうすれば、自分も周りの方も肩の力を抜いて発言できるのではないでしょうか。
また否定的な意見(ツッコミ)よりもアイディアの良い点に触れることで、主体性を引き出す話し合いに繋がると思います。
お笑いで例えると、若手芸人を輝かせる司会者のようなものです。オチやツッコミを司会者が全て横取りしてしまうと面白くないですよね。
若手が輝けるように美しいパスを送れる先輩でありたいものです。
反省ではなく改善を
仕事で大きなミスをして「なぜあの時に誤った判断をしてしまったのだろうか?もうダメ。」と言っている仲間がいたとしたら
「やってしまった事は、しゃあない」と言ってあげて欲しいと思います。
私も若い頃にずいぶんこの言葉に助けられました。
逆に「今回の失敗は、君の完全な判断ミスによるもので、これによりどれだけの人に迷惑をかけたのか分かっているのか?」など…
ゴリゴリと反省モードへ誘導してもネガティブな感情が、より高まって深みに嵌ってしまうだけで、問題の解決には繋がりません。
必要なことは反省ではなく改善です。ここで、反省から改善へ思考を切り替える余白を縮める為に背中を押してあげることが大切です。
そうすることで発生した問題を解決するために考えたり「次はもっとこうしよう」という改善策を講じることができます。
反省はその後でも十分可能かと思います。逆に冷静に自問できる時間を与えることになるのではないでしょうか。
このような問題が発生した際、ついつい保身に走ってしまいがちですが、こういう時のコミュニケーションこそ仲間は注視しています。
すなわち、先輩にとって大チャンス到来なのです。
トラブルは、自分も周りも成長させてくれるおいしいチャンスと捉え、立ち向かっていけるマインドセットにしておきたいものです。
安易に褒めない
褒められて嬉しくない人間はいないから、とにかく褒めることからやってみよう。
このような考え方は、間違えていないし全然いいと思います。
しかし、褒めポイントを必死に探して「今日の服可愛いねぇ。センスいいね。」と言ったとしても、見返りを期待している言葉は、本能的に察知されるものです。
褒めるという行為だけでは、信頼関係を作ることは出来ないし、相手のリアクションがない場合はストレスになってしまうこともあります。
ではどうするか?
その人が大切にしていることや自身で言語化できないような本質的な良さを理解できた時だけ褒めるのです。
懐かしい。いい言葉ですね
理解に努める過程で見えている表面的なことを伝えても、相手には伝わらないポイントかもしれません。
相手自身や相手の行動の意図を理解出来た時だけ褒めることになる為、頻度も少なくなりますが、たくさんの表面的な褒め言葉よりきっと効果があるのではないでしょうか。
仕事をしていく上で、本当の意味の信頼関係はこのようなコミュニケーションによって作られていくのではないかと思います。
【今回 参考にさせていただいた書籍】
まとめ
この3例からも分かるように、私たちが常に心がけておきたいコミュニケーションは、未来志向であることです。過去ではなく未来に向かっていく人の方が、単純に素敵ですよね。
何よりも余白を作る事を常に意識しておきたいものです。ここでいう余白は豊かさであり、余裕であり、ゆとりであり、創造力の源になるものだと思います。
こうやって偉そうなことを書いている私も余白がない時は、常に未来志向でいることは出来ないし、言ってる事とやってる事が違うなんてこともあります。
そんな時でも「そりゃにんげんだもの、そんなときもあるさ。」と自分の余白も大切にしながら、仕事でも家庭でも多様な感情に共感できるおじさんになれればいいなと思います。
昨日、私がフォローさせていただいているあおはるおじさん@ゲーム屋さんの記事を読んで共感し、おじさんだから伝える事ができるメッセージってたくさんあるんじゃないかな。
と思いたって記事にさせていただきました。おじさんブランディング。あおはるさんに感謝!
最後までお読みいただきありがとうございました。 いただいたサポートは他のクリエイターさんのサポートと奥さん子どもにあずきバーを買ってあげたいです。