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イナミ先生のおはなし

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太極拳についてのお話しや気付きや考え事などいろいろ
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2023年2月の記事一覧

体が柔らかくならない人

体が柔らかくならない人

前回ストレッチのやり方を細かく伝えた生徒さん

今日はかなり進化してて

ちゃんとストレッチのコツを掴んでくれたみたいで安心した

これからどんどん伸びていくと思う

ストレッチはやり方を知らない人が

ただ闇雲に見よう見まねでやろうとしても、なかなか柔らかくならなくて苦労してしまう

なんなら痛いだけで成果がなくて

私は柔らかくならないんだ、と諦めてしまう方もいる

それはやり方を知らないから

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知らないことを教わる

知らないことを教わる

新しいものを習う感じは久々でとても楽しい

全然分かんない

イメージはあるけど、細かいところ覚えてない

先生にひとつひとつ

教わっていく

とりあえず、手の作り方から難しくて

すごい力が入っちゃう

そこから余計な力を抜いて 形を整えて

歩法も初めてのばかりで

体重をかける位置とか

つま先、膝の向きとか

体の使い方とか 力の伝え方とか

最後の定式のときの

体の形 手の形や 位置

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運動指導者としての責任

運動指導者としての責任

運動指導はとても責任の伴う仕事

私がまだ「太極拳の先生」に憧れていた頃

私は運動指導者になるために体育大学へ行った

そこでコーチングを学んだ
つまり、スポーツ指導者になるための授業

(最近コーチングという言葉の意味変わったよね?ここでは運動指導の意味として使ってます)

太極拳の先生になるには
実はライセンスがなくても出来る

特に資格もいらないし、勉強をしなくても誰でもなれるものでもある

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やる気とほん気

やる気とほん気

人の「やる気」を引き出すのはちょっと工夫が必要

さらに「本気」を引き出すのは難しい

人は自らやる気になれば、割とやれるのだろうけど

人にやらされたことには、なかなかやる気が起きない

本気になってくれないと何も変わらないのだけど

本気を出せる人はごくわずか

本気でやれ 本気出せって言っても

ほとんどの人が本気を出している つもり で終わってしまうの

でも自ら本気出せる人って
ほとんど

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相手にハマる伝え方

相手にハマる伝え方

太極拳講師のイナミです

同じクラスでも
それぞれに伝わる言葉の違いがあって面白い

太極拳をやっている長さとかその人の理解力とかそういうのじゃなくて

具体的に筋肉や骨の動きで伝えたら伝わる人や

感覚を教えてあげた方がいい人

気の流れで言ったら伝わる人もいる 

器用に体を動かせる人もいれば

頭では分かっても体が上手く動かせない不器用な人もいるし

体は不器用だけど気の操作が上手な人もいる

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リモートで太極拳を上達させるには

リモートで太極拳を上達させるには

太極拳講師のイナミです

今日はリモートクラスで行ってる工夫について少しお話しします

太極拳はストレートで単純な動きがほとんどありません

多くの動きが立体で円や螺旋を描いているため
簡単に言葉や文章で表すことは難しいんです

平面で見て理解できる人は少ないだろうし
こちらも上手く立体の動きを表現するにはすごく工夫が必要

初学者が本や動画で学ぶことは基本的には難しいでしょう

でも私はリモート

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